真の歴史へ
おキヌは涙を流しながら小竜姫と横島達を見ていた
「何も心配いらないっていったろ?」
横島は優しくおキヌを見ていた
「おキヌちゃん。 これから楽しいことがたくさんあるわ。」
「そうよ。 美味しい物も食べれるわよ」
ルシオラ、タマモも嬉しそうに話した
「せっかく生きるチャンスがあるんだ。 無駄にする必要はないだろ?」
雪之丞は笑って話した
小さい頃母親を亡くした雪之丞は生きる大切さをよく知っていた…
「横島さん… ルシオラさん… タマモさん… 雪之丞さん…」
おキヌは涙が止まらなかった
悲しみの涙ではなく、うれし涙が…
また生きれるなんて思わなかった…
幽霊のままでも幸せな毎日なのに…
おキヌは幸せすぎて怖いくらいだった
「では始めますよ」
小竜姫はおキヌを見た
「はい…、お願いします」
おキヌは涙を拭いて笑顔を見せた
小竜姫は普段は隠している角を表して、竜気を解放し始めた…
ワンダーホーゲルも地脈の力をおキヌの体に注ぐ
「ハー!!」
小竜姫は解放した竜気をおキヌの体に注ぐ…
その瞬間
土壁が崩れておキヌの体が現れた
そして、体を覆う氷は地脈の力と竜気で眩しいくらい光輝いていた
「すごい…」
おキヌはその凄まじい光に眩しそうにした
横島はゆっくりおキヌの体を覆う氷の前に立つ
「おキヌちゃん、少しの間いい夢を見ててな… 次に目が覚めたら、新しい人生だよ。 大丈夫… 俺達がおキヌちゃんの家族だからな…」
横島は微笑んでそう話して、霊波刀を氷に突き刺した……
ビシビシ…
ビシビシ…
おキヌの体を覆う氷にヒビが入っていく…
「横島さん… 皆さん… 本当にありがとう……」
おキヌの嬉しそうな笑顔と共に…
ガッシャーン!!
氷が砕け散り、おキヌは体に戻った
おキヌの体は地脈の力と竜気で光輝いている…
横島は降りてくる体を優しく受け止めた
「ありがとうか…」
横島は微笑んで呟いた
「おキヌちゃんらしいわね…」
ルシオラが生き返ったおキヌを見て話した
「そうね… すぐに生きて会えるのにね」
タマモは苦笑いしていた
「終わりましたね…」
小竜姫も嬉しそうにおキヌを見ていた
「皆さん… おキヌをお願いします。 私はこれで消えます」
道士のコピーは安心したように笑って消えた…
横島達はその後
氷室神社の付近に張った結界を解除して、氷室神社の神主に全て終わったことを報告した…
おキヌの今後だが…
横島が引き取った
氷室家は前回の歴史と同じく、おキヌを養子にと話したが…
記憶があるおキヌならば、横島達と一緒の方がいいだろうと横島が引き取ったのだ…
後日、ナルニアに居る両親に事情を話して、おキヌに戸籍を作った
そして、横島の妹として養子になった…
そう…
横島キヌになったのだ…
横島が自分の妹にしたのは理由もあった…
未来を知る美智恵を警戒していたのだ
ネクロマンサーの才能を持つおキヌを、美智恵が手を出す可能性があった…
令子の数少ない仲間になる可能性が高いからだ
そして、優しいおキヌと一緒に居ることで、令子に仲間が増えるのを狙う可能性もある
美智恵と令子の性格ややり口を知り尽くしている横島達は、おキヌを令子の元に戻すつもりは無かった
アシュタロス戦までは危険が高い上
未来で、最終的におキヌも令子を見限って離れた事を知るが故に……
横島の妹にすれば美智恵でも手が出せない
そこを考慮した結果だった…
こうして、無事おキヌを生き返らせて、死津藻比女とおキヌの300年に渡る戦いは終わった……
「何も心配いらないっていったろ?」
横島は優しくおキヌを見ていた
「おキヌちゃん。 これから楽しいことがたくさんあるわ。」
「そうよ。 美味しい物も食べれるわよ」
ルシオラ、タマモも嬉しそうに話した
「せっかく生きるチャンスがあるんだ。 無駄にする必要はないだろ?」
雪之丞は笑って話した
小さい頃母親を亡くした雪之丞は生きる大切さをよく知っていた…
「横島さん… ルシオラさん… タマモさん… 雪之丞さん…」
おキヌは涙が止まらなかった
悲しみの涙ではなく、うれし涙が…
また生きれるなんて思わなかった…
幽霊のままでも幸せな毎日なのに…
おキヌは幸せすぎて怖いくらいだった
「では始めますよ」
小竜姫はおキヌを見た
「はい…、お願いします」
おキヌは涙を拭いて笑顔を見せた
小竜姫は普段は隠している角を表して、竜気を解放し始めた…
ワンダーホーゲルも地脈の力をおキヌの体に注ぐ
「ハー!!」
小竜姫は解放した竜気をおキヌの体に注ぐ…
その瞬間
土壁が崩れておキヌの体が現れた
そして、体を覆う氷は地脈の力と竜気で眩しいくらい光輝いていた
「すごい…」
おキヌはその凄まじい光に眩しそうにした
横島はゆっくりおキヌの体を覆う氷の前に立つ
「おキヌちゃん、少しの間いい夢を見ててな… 次に目が覚めたら、新しい人生だよ。 大丈夫… 俺達がおキヌちゃんの家族だからな…」
横島は微笑んでそう話して、霊波刀を氷に突き刺した……
ビシビシ…
ビシビシ…
おキヌの体を覆う氷にヒビが入っていく…
「横島さん… 皆さん… 本当にありがとう……」
おキヌの嬉しそうな笑顔と共に…
ガッシャーン!!
氷が砕け散り、おキヌは体に戻った
おキヌの体は地脈の力と竜気で光輝いている…
横島は降りてくる体を優しく受け止めた
「ありがとうか…」
横島は微笑んで呟いた
「おキヌちゃんらしいわね…」
ルシオラが生き返ったおキヌを見て話した
「そうね… すぐに生きて会えるのにね」
タマモは苦笑いしていた
「終わりましたね…」
小竜姫も嬉しそうにおキヌを見ていた
「皆さん… おキヌをお願いします。 私はこれで消えます」
道士のコピーは安心したように笑って消えた…
横島達はその後
氷室神社の付近に張った結界を解除して、氷室神社の神主に全て終わったことを報告した…
おキヌの今後だが…
横島が引き取った
氷室家は前回の歴史と同じく、おキヌを養子にと話したが…
記憶があるおキヌならば、横島達と一緒の方がいいだろうと横島が引き取ったのだ…
後日、ナルニアに居る両親に事情を話して、おキヌに戸籍を作った
そして、横島の妹として養子になった…
そう…
横島キヌになったのだ…
横島が自分の妹にしたのは理由もあった…
未来を知る美智恵を警戒していたのだ
ネクロマンサーの才能を持つおキヌを、美智恵が手を出す可能性があった…
令子の数少ない仲間になる可能性が高いからだ
そして、優しいおキヌと一緒に居ることで、令子に仲間が増えるのを狙う可能性もある
美智恵と令子の性格ややり口を知り尽くしている横島達は、おキヌを令子の元に戻すつもりは無かった
アシュタロス戦までは危険が高い上
未来で、最終的におキヌも令子を見限って離れた事を知るが故に……
横島の妹にすれば美智恵でも手が出せない
そこを考慮した結果だった…
こうして、無事おキヌを生き返らせて、死津藻比女とおキヌの300年に渡る戦いは終わった……