平和な日常~冬~
その後木乃香は随分迷ったようだが周りの意見なんかを聞きつつ、一着のパーティードレスを注文して店を後にする。
残りの買い物は靴とアクセサリーとクリスマスグッズだったが、アクセサリーは母親から借りるつもりらしく靴を買ってクリスマスグッズを売ってる雑貨屋に行くことにしていた。
靴に関しては流石に市販の靴を買うことになったが、ドレスやスーツに合わせたので結構いい品物になってしまい値段も高くなったがここは仕方ないだろう。
途中でバックも必要ではとの意見もあったが、元々木乃香はスイーツを会場で作らねばならないので現地で着替えるので必要ないと判断している。
「へ~、結構いろいろあるな」
さてようやくクリスマスグッズを売ってる店に来た一行だが、最初に訪れたのは業務用のイベントグッズを販売する問屋のような店だった。
クリスマスグッズ自体は麻帆良でも買えるが、流石にイベントグッズの問屋まではなく東京に来たからには真っ先に来るべきだと夕映とのどかが調べていたらしい。
「さんたさんがいっぱいだ!」
店内には様々なクリスマスグッズが並んでいるが、定番のツリーやイルミネーションからサンタクロースの服まで本当に様々な物がある。
タマモは今日回ってた店の中では一番気に入ったらしく、キョロキョロと目を輝かせて店内の品々を見ていた。
「やっぱりクリスマスツリーは欲しいわよね」
「店内を飾るなら小物なんかも欲しいですね」
横島はそんなタマモを連れて今日のお土産はここで買おうかと考えていたが、明日菜や夕映達は真剣に店に飾るグッズを選び始める。
一言でクリスマスグッズと言っても本当に様々で、定番のツリーにしても値段や種類がかなり多い。
店を飾り付けするのはハロウィンでもやったが、横島の店は無駄に広いので意外と難しい。
「こういうのもいいな。 店の外観に大々的にやれば綺麗だぞ」
「麻帆良でも個人でやってる人居たわよ。 店とか家とか庭に電飾とか飾って凄いとこが何件もあって確か市外からも結構観光客とか来てたもの」
そして木乃香達が電卓を片手に値段や種類と睨めっこしてる頃、横島達と美砂達やまき絵達は電飾の飾りを置いているコーナーに来ていた。
そこには幾つかの見本として電飾が飾られており、実際に電飾を飾った店や家庭の写真まで貼られている。
横島は店の外観や庭に飾れば綺麗でいいかなと気軽に呟くが、麻帆良ではすでにやってる店や家庭が何件もあるらしい。
どこのイルミネーションが綺麗だとか楽しげに話す少女達は、横島にもやるなら派手にやらなきゃ目立たないと熱く語っていくが何故か横島は少し迷いの表情を見せる。
「うーん……」
実は美砂達の話から店外のイルミネーションは、結構客寄せになると聞くと横島は悩み始めていた。
横島自身はお祭り騒ぎが好きだしやるなら派手な方がいいかとも思うが、同時に店は十分繁盛しておりこれ以上客が増えるのは望んでなかった。
しかもクリスマスは学校が冬休みに入るので、木乃香達をあまりアテに出来ないのも大きい。
「店外にイルミネーションを飾るのですか? それはよく考えてからの方がいいかと。 近年麻帆良ではイルミネーションが流行ってますが、周辺での無断駐車や市外からの観光客がゴミを散らかしたりと問題もあるようですから」
そのまましばらく電飾を見ていた横島達だったが、店内に飾る飾りの相談に来た夕映に安易にやるのは止めた方がいいと止められる。
夕映も初めからイルミネーションに反対という訳ではないらしいが、あまり派手にやると様々な問題が起きてるらしく自分達は元より近所の理解まで必要らしいのだ
加えてイルミネーションは暗くなってから見に来る人が多いので、本気でやるならば夜のバイトを入れるなり店の方も相応の対策が必要だと告げる。
結局横島は店外の大規模なイルミネーションは諦めることになった。
残りの買い物は靴とアクセサリーとクリスマスグッズだったが、アクセサリーは母親から借りるつもりらしく靴を買ってクリスマスグッズを売ってる雑貨屋に行くことにしていた。
靴に関しては流石に市販の靴を買うことになったが、ドレスやスーツに合わせたので結構いい品物になってしまい値段も高くなったがここは仕方ないだろう。
途中でバックも必要ではとの意見もあったが、元々木乃香はスイーツを会場で作らねばならないので現地で着替えるので必要ないと判断している。
「へ~、結構いろいろあるな」
さてようやくクリスマスグッズを売ってる店に来た一行だが、最初に訪れたのは業務用のイベントグッズを販売する問屋のような店だった。
クリスマスグッズ自体は麻帆良でも買えるが、流石にイベントグッズの問屋まではなく東京に来たからには真っ先に来るべきだと夕映とのどかが調べていたらしい。
「さんたさんがいっぱいだ!」
店内には様々なクリスマスグッズが並んでいるが、定番のツリーやイルミネーションからサンタクロースの服まで本当に様々な物がある。
タマモは今日回ってた店の中では一番気に入ったらしく、キョロキョロと目を輝かせて店内の品々を見ていた。
「やっぱりクリスマスツリーは欲しいわよね」
「店内を飾るなら小物なんかも欲しいですね」
横島はそんなタマモを連れて今日のお土産はここで買おうかと考えていたが、明日菜や夕映達は真剣に店に飾るグッズを選び始める。
一言でクリスマスグッズと言っても本当に様々で、定番のツリーにしても値段や種類がかなり多い。
店を飾り付けするのはハロウィンでもやったが、横島の店は無駄に広いので意外と難しい。
「こういうのもいいな。 店の外観に大々的にやれば綺麗だぞ」
「麻帆良でも個人でやってる人居たわよ。 店とか家とか庭に電飾とか飾って凄いとこが何件もあって確か市外からも結構観光客とか来てたもの」
そして木乃香達が電卓を片手に値段や種類と睨めっこしてる頃、横島達と美砂達やまき絵達は電飾の飾りを置いているコーナーに来ていた。
そこには幾つかの見本として電飾が飾られており、実際に電飾を飾った店や家庭の写真まで貼られている。
横島は店の外観や庭に飾れば綺麗でいいかなと気軽に呟くが、麻帆良ではすでにやってる店や家庭が何件もあるらしい。
どこのイルミネーションが綺麗だとか楽しげに話す少女達は、横島にもやるなら派手にやらなきゃ目立たないと熱く語っていくが何故か横島は少し迷いの表情を見せる。
「うーん……」
実は美砂達の話から店外のイルミネーションは、結構客寄せになると聞くと横島は悩み始めていた。
横島自身はお祭り騒ぎが好きだしやるなら派手な方がいいかとも思うが、同時に店は十分繁盛しておりこれ以上客が増えるのは望んでなかった。
しかもクリスマスは学校が冬休みに入るので、木乃香達をあまりアテに出来ないのも大きい。
「店外にイルミネーションを飾るのですか? それはよく考えてからの方がいいかと。 近年麻帆良ではイルミネーションが流行ってますが、周辺での無断駐車や市外からの観光客がゴミを散らかしたりと問題もあるようですから」
そのまましばらく電飾を見ていた横島達だったが、店内に飾る飾りの相談に来た夕映に安易にやるのは止めた方がいいと止められる。
夕映も初めからイルミネーションに反対という訳ではないらしいが、あまり派手にやると様々な問題が起きてるらしく自分達は元より近所の理解まで必要らしいのだ
加えてイルミネーションは暗くなってから見に来る人が多いので、本気でやるならば夜のバイトを入れるなり店の方も相応の対策が必要だと告げる。
結局横島は店外の大規模なイルミネーションは諦めることになった。