確かに恋だったbotヨリお題:短文集
お題:【わたしは強くなんかない。ただ弱くはないだけ。】
幾つかの大罪喰いを討伐して暫く。私の中の光属性が強すぎて、お前の中はボロボロだとアシエン・エメトセルクは言っていた。
途中から、何となくそうではないかという気はしていたので解っていたことなのだが。
「大丈夫ですか?!今、少しだけですが私がなんとかしますから…!」
そう言いながら私の中のエーテルを調整しようとするリーンが痛ましい。
気にするな、といってもそうもいかないのだろう。
「有難う…ごめんね」というと泣きそうな顔をしている。では
「そんな顔されると困るなあ。貴方の保護者に怒られるんだけど?」
というと、驚いた顔をしたあとフフフ、と笑ってくれた。
良かった。…悲しい顔のまま、この部屋を出て欲しくないから。
その後少し楽になったところで、ちょっと眠るからと言って彼女を帰した。
パタリと閉まる扉の音で一つ、溜息を吐く。
…私は強いわけではない、ただ弱く無かっただけなんだなというのを痛感する。
然し引く訳にはいかないのだ。
誰かの…仲間の為というよりは、自分の為だ。
この第一世界に夜の闇を取り戻したい。
私を助けてくれている、この世界の人達が幸せに笑っているところを、私が見たいだけだ。
そう、大好きな人が…笑ってくれる世界を取り戻したい、だけ。
そこに自分がいなかったとしても。
例えば最後に自分が倒れる事になっても、それで達成できればいいなあ、と思う。
ふと、大好きな人の真っ直ぐな眼と何時も私を庇ってくれる背中が想い浮かんだけれど、ふるりと頭を振って追い出した。
彼の盾は私の為にあるのではないのだから。
諦めが悪いな、と自嘲しつつ私は眠りに落ちた。(サン←光♀)
幾つかの大罪喰いを討伐して暫く。私の中の光属性が強すぎて、お前の中はボロボロだとアシエン・エメトセルクは言っていた。
途中から、何となくそうではないかという気はしていたので解っていたことなのだが。
「大丈夫ですか?!今、少しだけですが私がなんとかしますから…!」
そう言いながら私の中のエーテルを調整しようとするリーンが痛ましい。
気にするな、といってもそうもいかないのだろう。
「有難う…ごめんね」というと泣きそうな顔をしている。では
「そんな顔されると困るなあ。貴方の保護者に怒られるんだけど?」
というと、驚いた顔をしたあとフフフ、と笑ってくれた。
良かった。…悲しい顔のまま、この部屋を出て欲しくないから。
その後少し楽になったところで、ちょっと眠るからと言って彼女を帰した。
パタリと閉まる扉の音で一つ、溜息を吐く。
…私は強いわけではない、ただ弱く無かっただけなんだなというのを痛感する。
然し引く訳にはいかないのだ。
誰かの…仲間の為というよりは、自分の為だ。
この第一世界に夜の闇を取り戻したい。
私を助けてくれている、この世界の人達が幸せに笑っているところを、私が見たいだけだ。
そう、大好きな人が…笑ってくれる世界を取り戻したい、だけ。
そこに自分がいなかったとしても。
例えば最後に自分が倒れる事になっても、それで達成できればいいなあ、と思う。
ふと、大好きな人の真っ直ぐな眼と何時も私を庇ってくれる背中が想い浮かんだけれど、ふるりと頭を振って追い出した。
彼の盾は私の為にあるのではないのだから。
諦めが悪いな、と自嘲しつつ私は眠りに落ちた。(サン←光♀)