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確かに恋だったbotヨリお題:短文集

お題:【気の済むまでキスして】




「ごめんなさい。」
「全く…何考えてるんだお前は」
今回の任務はサンクレッドとコンビで掛かっていたのだけど、つい。
勢いよく敵と殴り合いをしてしまった。…盾である彼を置き去りにして。
その御蔭で早く片付いたものの、私は見事に敵の攻撃を避けそこねて一発食らってしまったのだ。
綺麗なアザが右腕にできている。
勿論彼はお怒りモード。今回ばかりは完全に自分のせいだ。
「ちょっと調子にノリマシタ」
「はぁ…まあ、その程度で済んでよかったがな。」
次はないからな?組んでいた腕を解き、ベッドに座る私の頭を柔らかく撫でる掌は…優しい。
けれど、申し訳ないので。
眼の前の白いコートの端を掴んで少し引っ張る。
「…どうした?」
屈んだ彼の首に腕を回しながらひっそり伝えた。
「気の済むまでキスしていいから。」
「! 今の言葉、忘れるなよ?」
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