確かに恋だったbotヨリお題:短文集
お題:【触れないわけにはいかなかったんだ】
「っくそ…」
今回の任務はリーンを連れて行くわけにも行かず、かと言ってソイルがなくなると話にならないので彼女に同行を頼んだ。
そうしてやってきたがー………
相変わらず彼女は聡い。今まで暗部のスペシャリストとしてきた自分と同等かそれ以上の反応をする。
これが…光の戦士、たるものなのかもしれんが。
「! 伏せて!」
自分の感知より早かった彼女の声で俺は無傷だったが、それはつまり【言った本人は囮】ということだ。
「おい?!」
「セー…フ」
俺に笑いながら、彼女は膝から崩れ落ちる。その肩には細いナイフ
が刺さっていた。
「なんでお前はそうやって無茶するんだ」
「無茶というわけで(ry」
「どう言ってもそれは無茶だろうが!」
ほんとに全くこいつはわかっているのだろうか?身体に傷をつけるということの意味が…!
囮になって貰ったお陰で目標の相手を殲滅することは容易く完了した。
が彼女はその代償でこうなっているわけだ。
取り急ぎ、クリスタリウムへ戻る前に近場の街で手当をした。
正直、彼女にとって俺に肌を見せるのは…嫌、かもしれないけれど、こればかりは耐えてもらうしか無い。
「…血は、早めに処置したから止まってるが薬を塗っておく。…少し触るぞ?」
「あ、うん…」
指先で彼女の右肩背面当たりに、つぅと塗ると僅かに姿勢が動いた。
「痛いか?」
「…だい、じょうぶ。」
その後当布をしてから周りを包帯で固定していく。
「…悪かったな。」
「え?」
触れないわけにはいかなかったからだが…俺が触れるのは嫌だっただろう?と衣服を整える彼女の為に背を向けたままいうと。
「…そんなこと、無かったよ。」
ごめんね、サンクレッド。そう言う彼女の声が俺の真後ろ…ほど近い距離から、聞こえて。
「…お前」
「そのままでいて」
---------------ありがとう、という言葉と共に、俺の背に当たる彼女の掌と吐息。
「あと、ゴメンナサイ。」
「どうしてお前が謝るんだ?」
「フフ…面倒、掛けたから。」
次はこうならないよう、気をつける! そう言って彼女の気配は遠のいた。
「…お前、って」
振り向いたときにはもう彼女は部屋を出ていた。ぱたりと、閉まる扉が見える。
…………振り向いて、抱きしめたかったって言ったら、お前はどんな顔するんだろうな。
(サン→←光♀)
「っくそ…」
今回の任務はリーンを連れて行くわけにも行かず、かと言ってソイルがなくなると話にならないので彼女に同行を頼んだ。
そうしてやってきたがー………
相変わらず彼女は聡い。今まで暗部のスペシャリストとしてきた自分と同等かそれ以上の反応をする。
これが…光の戦士、たるものなのかもしれんが。
「! 伏せて!」
自分の感知より早かった彼女の声で俺は無傷だったが、それはつまり【言った本人は囮】ということだ。
「おい?!」
「セー…フ」
俺に笑いながら、彼女は膝から崩れ落ちる。その肩には細いナイフ
が刺さっていた。
「なんでお前はそうやって無茶するんだ」
「無茶というわけで(ry」
「どう言ってもそれは無茶だろうが!」
ほんとに全くこいつはわかっているのだろうか?身体に傷をつけるということの意味が…!
囮になって貰ったお陰で目標の相手を殲滅することは容易く完了した。
が彼女はその代償でこうなっているわけだ。
取り急ぎ、クリスタリウムへ戻る前に近場の街で手当をした。
正直、彼女にとって俺に肌を見せるのは…嫌、かもしれないけれど、こればかりは耐えてもらうしか無い。
「…血は、早めに処置したから止まってるが薬を塗っておく。…少し触るぞ?」
「あ、うん…」
指先で彼女の右肩背面当たりに、つぅと塗ると僅かに姿勢が動いた。
「痛いか?」
「…だい、じょうぶ。」
その後当布をしてから周りを包帯で固定していく。
「…悪かったな。」
「え?」
触れないわけにはいかなかったからだが…俺が触れるのは嫌だっただろう?と衣服を整える彼女の為に背を向けたままいうと。
「…そんなこと、無かったよ。」
ごめんね、サンクレッド。そう言う彼女の声が俺の真後ろ…ほど近い距離から、聞こえて。
「…お前」
「そのままでいて」
---------------ありがとう、という言葉と共に、俺の背に当たる彼女の掌と吐息。
「あと、ゴメンナサイ。」
「どうしてお前が謝るんだ?」
「フフ…面倒、掛けたから。」
次はこうならないよう、気をつける! そう言って彼女の気配は遠のいた。
「…お前、って」
振り向いたときにはもう彼女は部屋を出ていた。ぱたりと、閉まる扉が見える。
…………振り向いて、抱きしめたかったって言ったら、お前はどんな顔するんだろうな。
(サン→←光♀)