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確かに恋だったbotヨリお題:短文集

お題:【これ以上ないほど嫉妬してるのに、まだ足りないの?】




解ってる、これが醜い嫉妬だということは。

彼女は優しい。何時でも、誰にでも。
だから当然それは自分にも自分以外にも当てはまる、ということ。
偶に…

「リーン、リボン取れかけだよ?」結び直すね。
「! ありがとうございます!!」
髪を纏めているリボンをなおす彼女にリーンがもの凄く嬉しそうに笑ってるのをみても、一瞬イラッとする時がある。
…かなりの重症だ。これ以上無いほど嫉妬している。
なんとかそれを周りに悟られないように気をつけているが、それでも隠しきれない時は彼女自身に強く当たってしまう時がある。
本当に俺は…どうしようもない事をしている。

「悪い。今のは俺が悪かった」
「いいよ…サンクレッドだって、苛つく事位あるでしょ?」
それでも彼女はフフ、と苦笑しながら許してくれる。
ああ…どうしてお前はそんなに優しいんだ?
自分ですら、まだ足りないのかと思うほど嫉妬してしまう気持ちを持て余すのに。
すまないというと「気にするな」とでも言うように、彼女は頭を振り俺に微笑んだ。
(サン→光♀)
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