ハートの国のアリス(代理)。
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ようやく解放されて、さてアリスに美味しい話を聞こうと、だらしなく頬を緩ませたとき。
〇〇はいつの間にか夢の空間に誘われていた。ハッと隣を見たが少女はいない。
目の前では、夢魔が悠々自適に浮遊している。彼がここに引き込んだことは疑う余地もなかった。
「……あたし、これからアリスと楽しいことをしようとしてたんだけど」
〇〇が不機嫌を隠さずに腕を組めば、ナイトメアもむっと唇を尖らせた。
「酷いじゃないか、いつも私をのけ者にするなんて…!」
「えー、そんなのしてないよ」
「いいやっ、してるさ!私だけ仲間外れだ、みんなずるいぞっ」
……子供か。正直に面倒くさいと顔に出せば、また喚く。
ナイトメアをわざと仲間外れにした覚えはないが、もし彼がそう感じるとすれば、それは彼自身のせいもある。
夢の中に閉じこもっているから、アリス関連のイベントに参加できないのだ。
夢魔という役柄、得な面もあれば損をすることもある。こればかりは致し方ない。
「〇〇!私もどきどきしたい、君に迫られたい!」
「ああもうっ、そこはアリスでしょーが…!」
さすがにイラっとした〇〇は、思わず手を出してしまった。暴力にあらず。
そこまで言うのなら心的ダメージを与えてやろうではないか。
男にしては細い夢魔の顎を指で引き寄せ、唇に食らいつく!……ふりをした。
お互いの息がかかるほどの至近距離、触れ合う寸前で動きを止める。近すぎて焦点は合わないが、
「ほら、お望みどおり迫ってあげたけど…?」
吐息たっぷりに色の悪い唇に囁きかければ、ナイトメアは勢いよく身を引いた。
「ぶっ……!」
彼は顔の下半分を手で覆った。指の隙間から赤いものが垂れる。
「あ、ごめん。吐血するほど効果覿面だった?」
「こっ、これは口じゃなくて…いや、なんでもないっ!」
ナイトメアは早口に別れを告げ、〇〇を夢の空間から外へと放り出した。
「くっ……こんな雑な扱いで喜んでしまうとは、我ながら…」
止血しながら独り言を呟き、赤面して身悶える男の体面は、こうして辛くも守られたのだった。
〇〇はいつの間にか夢の空間に誘われていた。ハッと隣を見たが少女はいない。
目の前では、夢魔が悠々自適に浮遊している。彼がここに引き込んだことは疑う余地もなかった。
「……あたし、これからアリスと楽しいことをしようとしてたんだけど」
〇〇が不機嫌を隠さずに腕を組めば、ナイトメアもむっと唇を尖らせた。
「酷いじゃないか、いつも私をのけ者にするなんて…!」
「えー、そんなのしてないよ」
「いいやっ、してるさ!私だけ仲間外れだ、みんなずるいぞっ」
……子供か。正直に面倒くさいと顔に出せば、また喚く。
ナイトメアをわざと仲間外れにした覚えはないが、もし彼がそう感じるとすれば、それは彼自身のせいもある。
夢の中に閉じこもっているから、アリス関連のイベントに参加できないのだ。
夢魔という役柄、得な面もあれば損をすることもある。こればかりは致し方ない。
「〇〇!私もどきどきしたい、君に迫られたい!」
「ああもうっ、そこはアリスでしょーが…!」
さすがにイラっとした〇〇は、思わず手を出してしまった。暴力にあらず。
そこまで言うのなら心的ダメージを与えてやろうではないか。
男にしては細い夢魔の顎を指で引き寄せ、唇に食らいつく!……ふりをした。
お互いの息がかかるほどの至近距離、触れ合う寸前で動きを止める。近すぎて焦点は合わないが、
「ほら、お望みどおり迫ってあげたけど…?」
吐息たっぷりに色の悪い唇に囁きかければ、ナイトメアは勢いよく身を引いた。
「ぶっ……!」
彼は顔の下半分を手で覆った。指の隙間から赤いものが垂れる。
「あ、ごめん。吐血するほど効果覿面だった?」
「こっ、これは口じゃなくて…いや、なんでもないっ!」
ナイトメアは早口に別れを告げ、〇〇を夢の空間から外へと放り出した。
「くっ……こんな雑な扱いで喜んでしまうとは、我ながら…」
止血しながら独り言を呟き、赤面して身悶える男の体面は、こうして辛くも守られたのだった。