一途な恋の傍らで、愛撫。
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ペーターは相変わらずアリスが好きだ。アリスだけを一心に想い、恋い慕い、愛している。
だが、決定的に変わってしまった部分があった。言葉で表すには適当な単語が見つからない。が、不明瞭にも〇〇には確かに見えていた。
陰鬱なものが心にじわりと湧き、やはり溜め息が零れた。そこに違う色が混ざっていたかどうかなんて知りたくもない。
「――…ペーター、なんで変わっちゃったの。あたしは、前のアナタがスキだったのに…」
前の、とも、元の、とも、いつもの、とも言えるペーター=ホワイトを。
アリス一筋。目を逸らすことなくアリスだけを見つめ続けるペーターを、あたしは気に入っていたのに。応援していたのに。期待していたのに。
(アナタを“正常に”狂わせるにはどうすればいい。どうしたら、戻せるんだ)
絶え間なく触れるペーターは、〇〇の下肢に絡まる不要な布を取り払う。
そして両膝を掴むと、偽りなく純粋に微笑んで首を傾げた。
「あなたはまた、おかしなことを…。なにを言っているのかまったく解りませんね。僕は僕です。…なにも、変わっていませんよ」
以前は冷笑しか見せなかったペーターの、別人のような笑顔。やめてほしい。そんな幸せだとでも言うような表情は。
彼はアリスを想うあの類いの顔を〇〇に向けながら、剥き出しの腿の内側に柔らかく歯を立てた。
「ああ、もっとあなたを清浄にしなければ、僕のアリスが穢されてしまう―――」
ペーターは知っていながら、“忘れて”しまっていた。邪魔な余所者を愛しのアリスから遠ざける、もっとも手っ取り早い方法を。
銃口を向け、引き金を引く。それを実行する意思を、彼はいつまで経っても忘却に埋めたまま。
台詞とは裏腹な響きを持つ睦言が紡がれる。淫蕩な戯れは終わらない。
自分がなにを感じているのか、なにに感じているのか。見失ってしまいそうだと思った。
そのうち自分の中まで狂気に染め変えられるときが来たら。そのとき、あたしはペーターの首筋に縋って淫靡に微笑んだりするのだろうか。
ペーターの甘い蔑みを受けた自分が馬鹿な睦言を返したりしたら―――もう、本気で笑えない。
end。→あとがき
だが、決定的に変わってしまった部分があった。言葉で表すには適当な単語が見つからない。が、不明瞭にも〇〇には確かに見えていた。
陰鬱なものが心にじわりと湧き、やはり溜め息が零れた。そこに違う色が混ざっていたかどうかなんて知りたくもない。
「――…ペーター、なんで変わっちゃったの。あたしは、前のアナタがスキだったのに…」
前の、とも、元の、とも、いつもの、とも言えるペーター=ホワイトを。
アリス一筋。目を逸らすことなくアリスだけを見つめ続けるペーターを、あたしは気に入っていたのに。応援していたのに。期待していたのに。
(アナタを“正常に”狂わせるにはどうすればいい。どうしたら、戻せるんだ)
絶え間なく触れるペーターは、〇〇の下肢に絡まる不要な布を取り払う。
そして両膝を掴むと、偽りなく純粋に微笑んで首を傾げた。
「あなたはまた、おかしなことを…。なにを言っているのかまったく解りませんね。僕は僕です。…なにも、変わっていませんよ」
以前は冷笑しか見せなかったペーターの、別人のような笑顔。やめてほしい。そんな幸せだとでも言うような表情は。
彼はアリスを想うあの類いの顔を〇〇に向けながら、剥き出しの腿の内側に柔らかく歯を立てた。
「ああ、もっとあなたを清浄にしなければ、僕のアリスが穢されてしまう―――」
ペーターは知っていながら、“忘れて”しまっていた。邪魔な余所者を愛しのアリスから遠ざける、もっとも手っ取り早い方法を。
銃口を向け、引き金を引く。それを実行する意思を、彼はいつまで経っても忘却に埋めたまま。
台詞とは裏腹な響きを持つ睦言が紡がれる。淫蕩な戯れは終わらない。
自分がなにを感じているのか、なにに感じているのか。見失ってしまいそうだと思った。
そのうち自分の中まで狂気に染め変えられるときが来たら。そのとき、あたしはペーターの首筋に縋って淫靡に微笑んだりするのだろうか。
ペーターの甘い蔑みを受けた自分が馬鹿な睦言を返したりしたら―――もう、本気で笑えない。
end。→あとがき