もしも狂気を孕んだ鬼ごっこに強制参加させられたら…?
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――ねえ、アリスは?
異変に気がついたのは、自分がこの世界にやってきた最大の理由である彼の少女の姿が見えなくなってからだった。
彼女の滞在地であるハートの城で問えば、今は出かけていると言われた。
訪ねていって行き違うことはそう珍しくはなく、〇〇は肩を落として残念がったが、そのときは特に不思議にも思わなかった。
帽子屋屋敷に行けば、たった今お茶会が終わって帰ったところだと言われ、アリスが使ったらしい食器を見せられた。
ならばと城へ向かったが、アリスはいなかった。
とぼとぼと時計塔に帰ると、入れ代わりに同居人が仕事だと言って出かけていった。
一夜明けた後、帰ってきた時計屋にアリスを見なかったかと尋ねると、遊園地で姿を見かけたという。
急いで遊園地に駆けつけた〇〇は、しかし彼女に会うことはできなかった。
――アリスは……?アリスは、どこ。
こんな状況が何日も続けば、さすがの〇〇も訝しく思わずにはいられなかった。
どの領土でも聞けば皆口々にアリスの痕跡を示すのに、肝心の本人にはまったく出会えない。
意図的に避けているという感じはせず、そうされる理由にも身に覚えがなかった。
――なあ…アリス、どこにいるか知らない?全然会えないんだ。
少女を求めて彷徨ううち、〇〇は気づく。おかしい。なにかが変だ。
なぜ自分だけがこんなにも会えないのだろう。アリスの存在を匂わせるのは、役持ち達だけじゃないか。
――アナタ達……あたしに隠し事、してない?
そして〇〇は、ついにそう尋ねた。尋ねてしまったのだ。
彼らが笑みに歪めた唇を開いた、それが開始の合図。
異変に気がついたのは、自分がこの世界にやってきた最大の理由である彼の少女の姿が見えなくなってからだった。
彼女の滞在地であるハートの城で問えば、今は出かけていると言われた。
訪ねていって行き違うことはそう珍しくはなく、〇〇は肩を落として残念がったが、そのときは特に不思議にも思わなかった。
帽子屋屋敷に行けば、たった今お茶会が終わって帰ったところだと言われ、アリスが使ったらしい食器を見せられた。
ならばと城へ向かったが、アリスはいなかった。
とぼとぼと時計塔に帰ると、入れ代わりに同居人が仕事だと言って出かけていった。
一夜明けた後、帰ってきた時計屋にアリスを見なかったかと尋ねると、遊園地で姿を見かけたという。
急いで遊園地に駆けつけた〇〇は、しかし彼女に会うことはできなかった。
――アリスは……?アリスは、どこ。
こんな状況が何日も続けば、さすがの〇〇も訝しく思わずにはいられなかった。
どの領土でも聞けば皆口々にアリスの痕跡を示すのに、肝心の本人にはまったく出会えない。
意図的に避けているという感じはせず、そうされる理由にも身に覚えがなかった。
――なあ…アリス、どこにいるか知らない?全然会えないんだ。
少女を求めて彷徨ううち、〇〇は気づく。おかしい。なにかが変だ。
なぜ自分だけがこんなにも会えないのだろう。アリスの存在を匂わせるのは、役持ち達だけじゃないか。
――アナタ達……あたしに隠し事、してない?
そして〇〇は、ついにそう尋ねた。尋ねてしまったのだ。
彼らが笑みに歪めた唇を開いた、それが開始の合図。