君のための優しい脅迫
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「想像なんてできなくていいと俺は思うけどね。想像の産物と恋人になるわけじゃないんだし…。こうして生身の俺と君がいる。だったら、手っ取り早く付き合おうぜ?そうすれば想像なんて要らなくなる」
「なに、言って――」
「悩む暇なんて、俺は与えない」
「あ、……っ!」
それは突如、明確な意思を剥き出しにして行動に出た。
気を抜いていた手はあっさり防御を崩される。
反射的に立ち上がった〇〇は前のめりに倒れ、机についた腕に自分ともう一人分の重さが乗る。
あっという間に、囲いのない檻に囚われていた。
剥かれて完全に防備のなくなった胸を、タオル一枚を挟んで他者の手のひらが掴む。
役目を失った下着は無慈悲にも手の届かない床に落ちていた。
「っエース…手が…」
「ここ。まだだったよな?」
慎ましやかな乳房がやんわりと包み込まれた。思わず息を呑む。
「そこは、自分でやるからっ」
「ついでだから最後まで俺に任せなよ。ちゃんと綺麗にしてあげるから。…な?」
机に腕をついて身体を支える〇〇に上体を折って被さり、エースは両手を使って汗を拭き始める。
表向きの理由には露骨に相応しくない手つきだった。
頭の回転は鈍り、弱った体調に付け込まれた〇〇は、抵抗と呼ぶのもおこがましいくらいに身を揺らすだけ。
エースは平然と人の身体の一部を指で弄びながら、ここも可愛いねと揶揄する。
「この感触を毎日味わえる君の恋人が本気で羨ましいよ」
「そ、んな…いっつも盛ってる、みたいな言い方…っ」
「気に入らない?俺も気に入らないけどね。君を好きなようにできる立場にいる奴なんて、殺して俺が成り代わりたいくらいだ。ああ、羨ましすぎて酷くしてやりたくなるなあ」
「! ゃ、う」
タオルの表面にある凹凸が頂を強く擦った。
刺激に反応した肉体はじれったい快感をもっとと欲するように先端を尖らせる。
手のうちで起こる変化の一部始終をエースは低く笑った。
「恋人だって言いながらその男をさして想っていないような君も、よく解らないよな。なにをしたくてそんな仲になったのか…。考え方次第じゃそいつもかわいそうな奴の仲間入りだ。それなら、小指の爪の先くらいには同情の余地があるかも…」
なあ、君はどう思う?と耳の付け根に唇と囁きを落とすエース。
返答などどうでもいいと言わんばかりにタオル越しに主張する部分を指先で摘む。
荒れた呼吸が引き攣り、白い背中に新たな雫が浮く。
もう一度最初からやり直さなくちゃ、と悪気もなく思い、エースは左手を残して右手をつつと臍の下に移動させた。
目の前にある女らしい線を描く肩にちゅ、と吸いつく。熱い。
そうしてジーパンのボタンを外したとき、留まっていた左手に前触れもなく胸が押しつけられた。いや違う、〇〇が支えを崩して机に潰れたのだ。
あれ、と不思議に思ったエースの「〇〇?」という呼びかけに反応はない。
ぺたりと机にくっついた顔を横から覗き込んでみたが、残念ながら目蓋に閉ざされた目がどんな色を宿して男を見るのかわからなかった。
「…ここでタイムアップ、か。そろそろ君の保護者も帰ってくるだろうし、まあ頃合いかな」
気を失った状態で続けてもたいして得られるものはない。シチュエーションとしてまったく興味がないわけではないが。
エースは机に身を預ける〇〇を抱き起こすと、テキパキと始末をつけ始めた。今までなにをもたついていたのかと思うほどの手早さだ。
目を覚ましたら、この出来事を〇〇は覚えているだろうか。
熱のせいにして忘れたふりをされても別に構わなかった。そのときは再現して思い出させてやればいいだけのこと。
意識のない無防備な身体を眺めて、いつか残した鬱血を思い描いた。
一生傷になるものではないから、もうすっかり周りの肌色に紛れてしまっている。
エースは弛緩した〇〇の身体を横抱きにして椅子に腰掛けた。
衣服に隠された、本人は少し気にしているらしい小ぶりな膨らみにそっと耳をつける。
アリスとは違う、時計の音。何故これがここにあるのかは知らないが、その音に守られるように血の通った鼓動が呼吸している。
愛撫の強さと比例して大きく跳ねた心音を思い出し、愛おしむように唇が弧を描く。
「君を傷つけるのも、君を慰めるのも、全部俺がいい。どんな些細な変化を与えるのも、この手だけがいい。壊すのも治すのも。――これって、立派に“愛”だよね?」
返る言葉はない。今はまだそれを許すことができる。でも。
いつか。そう遠くない日に意識のある状態でこの腕に大人しく抱かれてほしいと思う。
もちろん無理強いするつもりはない。ただ君が泣いて悦んで身動きが取れなくなる“とっておき”を傍に置くだけさ。
剣の柄は逸る気持ちを宥めるようにいつもより冷たく感じた。
エースはうっすら笑うと静かに目を伏せた。
眠り姫を目覚めさせるのは王子様のキスではなく、騎士の剣となれば。
迎えるのはきっとお決まりのハッピーエンドではなく、新たな愉しい幕開けだ。
悪あがきをする可愛いお姫様には切っ先を突きつけて、いつまで逃げるつもりなのと優しく脅してやればいい。
「なに、言って――」
「悩む暇なんて、俺は与えない」
「あ、……っ!」
それは突如、明確な意思を剥き出しにして行動に出た。
気を抜いていた手はあっさり防御を崩される。
反射的に立ち上がった〇〇は前のめりに倒れ、机についた腕に自分ともう一人分の重さが乗る。
あっという間に、囲いのない檻に囚われていた。
剥かれて完全に防備のなくなった胸を、タオル一枚を挟んで他者の手のひらが掴む。
役目を失った下着は無慈悲にも手の届かない床に落ちていた。
「っエース…手が…」
「ここ。まだだったよな?」
慎ましやかな乳房がやんわりと包み込まれた。思わず息を呑む。
「そこは、自分でやるからっ」
「ついでだから最後まで俺に任せなよ。ちゃんと綺麗にしてあげるから。…な?」
机に腕をついて身体を支える〇〇に上体を折って被さり、エースは両手を使って汗を拭き始める。
表向きの理由には露骨に相応しくない手つきだった。
頭の回転は鈍り、弱った体調に付け込まれた〇〇は、抵抗と呼ぶのもおこがましいくらいに身を揺らすだけ。
エースは平然と人の身体の一部を指で弄びながら、ここも可愛いねと揶揄する。
「この感触を毎日味わえる君の恋人が本気で羨ましいよ」
「そ、んな…いっつも盛ってる、みたいな言い方…っ」
「気に入らない?俺も気に入らないけどね。君を好きなようにできる立場にいる奴なんて、殺して俺が成り代わりたいくらいだ。ああ、羨ましすぎて酷くしてやりたくなるなあ」
「! ゃ、う」
タオルの表面にある凹凸が頂を強く擦った。
刺激に反応した肉体はじれったい快感をもっとと欲するように先端を尖らせる。
手のうちで起こる変化の一部始終をエースは低く笑った。
「恋人だって言いながらその男をさして想っていないような君も、よく解らないよな。なにをしたくてそんな仲になったのか…。考え方次第じゃそいつもかわいそうな奴の仲間入りだ。それなら、小指の爪の先くらいには同情の余地があるかも…」
なあ、君はどう思う?と耳の付け根に唇と囁きを落とすエース。
返答などどうでもいいと言わんばかりにタオル越しに主張する部分を指先で摘む。
荒れた呼吸が引き攣り、白い背中に新たな雫が浮く。
もう一度最初からやり直さなくちゃ、と悪気もなく思い、エースは左手を残して右手をつつと臍の下に移動させた。
目の前にある女らしい線を描く肩にちゅ、と吸いつく。熱い。
そうしてジーパンのボタンを外したとき、留まっていた左手に前触れもなく胸が押しつけられた。いや違う、〇〇が支えを崩して机に潰れたのだ。
あれ、と不思議に思ったエースの「〇〇?」という呼びかけに反応はない。
ぺたりと机にくっついた顔を横から覗き込んでみたが、残念ながら目蓋に閉ざされた目がどんな色を宿して男を見るのかわからなかった。
「…ここでタイムアップ、か。そろそろ君の保護者も帰ってくるだろうし、まあ頃合いかな」
気を失った状態で続けてもたいして得られるものはない。シチュエーションとしてまったく興味がないわけではないが。
エースは机に身を預ける〇〇を抱き起こすと、テキパキと始末をつけ始めた。今までなにをもたついていたのかと思うほどの手早さだ。
目を覚ましたら、この出来事を〇〇は覚えているだろうか。
熱のせいにして忘れたふりをされても別に構わなかった。そのときは再現して思い出させてやればいいだけのこと。
意識のない無防備な身体を眺めて、いつか残した鬱血を思い描いた。
一生傷になるものではないから、もうすっかり周りの肌色に紛れてしまっている。
エースは弛緩した〇〇の身体を横抱きにして椅子に腰掛けた。
衣服に隠された、本人は少し気にしているらしい小ぶりな膨らみにそっと耳をつける。
アリスとは違う、時計の音。何故これがここにあるのかは知らないが、その音に守られるように血の通った鼓動が呼吸している。
愛撫の強さと比例して大きく跳ねた心音を思い出し、愛おしむように唇が弧を描く。
「君を傷つけるのも、君を慰めるのも、全部俺がいい。どんな些細な変化を与えるのも、この手だけがいい。壊すのも治すのも。――これって、立派に“愛”だよね?」
返る言葉はない。今はまだそれを許すことができる。でも。
いつか。そう遠くない日に意識のある状態でこの腕に大人しく抱かれてほしいと思う。
もちろん無理強いするつもりはない。ただ君が泣いて悦んで身動きが取れなくなる“とっておき”を傍に置くだけさ。
剣の柄は逸る気持ちを宥めるようにいつもより冷たく感じた。
エースはうっすら笑うと静かに目を伏せた。
眠り姫を目覚めさせるのは王子様のキスではなく、騎士の剣となれば。
迎えるのはきっとお決まりのハッピーエンドではなく、新たな愉しい幕開けだ。
悪あがきをする可愛いお姫様には切っ先を突きつけて、いつまで逃げるつもりなのと優しく脅してやればいい。