狂う世界の歯車、その渦中で足掻け
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いつもならこちらの要望を寛大に聞き入れ、照明を落とした中で行われる行為。
それが今、煌々と照らされる下、しかもベッドではなくソファーの上だ。
ブラッドは床に放り出した蝶ネクタイを拾い上げ、〇〇の手首を縛った。
着衣のままだったため、ひとまず手首の痣は見られずに済みそうだ。代わりに新たな痕が残りそうだが、やむを得まい。
(それにしても、誰も彼もなんで縛りたがるかな…)
過保護な同居人になんと説明すればいいのだ。
いや、それ以前に彼の前であんなことをされては、非常に戻りづらい。
仕事部屋を目茶苦茶にしたうえに(ブラッドの所為だが)、気分を害す場面まで見せつけて(前に同じく)。
いったいあたしはどういう顔をして帰ればいいんだ。内心途方に暮れるが、体内に突き込まれた男の指に思考は乱された。
「うっ……く…っ」
「悠長に考え事とは…。よほど乱暴にされたいらしいな」
現実逃避と言ってほしい。誰が大股を開かされた自分を直視したいものか。
上半身の着衣も酷い有様だが、下はもっと酷い。ズボンはとっくにどこかに放られ、ショーツはかろうじて片足に絡まっているという始末。
脚を閉じられないように腿を押さえつけ、ブラッドは我が物顔で膣を蹂躙している。
他人の目にすべて曝け出されているのかと思うと、いっそ気を失いたいくらいの羞恥だった。
「こん、なのっ……嫌、だ」
「それはなによりだ。今日は優しくしてやるつもりはないのでね」
今日はと言われても、いつものあれが“優しい”の枠に入るかどうかは甚だ疑問である。
次いで、君の恋人のようには、と嘲笑したブラッドに、快楽が一瞬遠ざかり、〇〇は目を瞬かせた。
(え、誰……恋人?)
唐突に現れた存在に理解が追いつかない。丹念に内壁を擦る指も邪魔だった。
〇〇は息を荒くしながら、頭を正常に働かせようとする。
が、無造作に花芯を撫でる指先に翻弄され、それどころではなくなってしまった。
「はっ、ぁ、う…っ」
「男がいるんだろう?元の世界に、恋人と呼べる男が」
「っ……なん、で…?」
「以前、たまたま耳に挟んだことがある」
平素なら、それがいつのことであったか思い出せたかもしれない。
ずいぶん前、双子の門番に“恋人”のことについて話した後、タイミングよくブラッドが現れたことがあったと。
「今は、そんな話…」
「そうだな、相応しくない。たとえ君にとって名ばかりの恋人だとしても、多少の罪悪は感じるだろう」
荒々しく奥まで突かれ、身体が跳ねる。力任せではなく狙いを定めているのが、たちが悪い。
ブラッドは指を引き抜くと、粘液を絡めたそれを〇〇の眼前に翳した。白の手袋は濡れて、指に色濃く纏いついている。
「これほど私を歓迎してくれる身体が、他の男も同じように受け入れたのかと考えると…純粋な殺意が湧くよ」
ブラッドは濡れそぼった手袋を床に投げ、直に〇〇の肌に触れた。
腿の内側をくすぐるように撫でる一方で、首筋、鎖骨へと口づける。
「シャワー、浴びてない、っ…から」
「私は気にしないさ。むしろ、いつもより濃厚な君の香りを楽しめていい」
変態、と思わず口から飛び出しそうになった言葉を喉に引っ込めた。これ以上煽ってどうする、あたし。
音にはならなかったが、目は口ほどにものを言うらしい。
優しくしないという宣言どおり、口づけはすぐさま乱暴な噛みつきへと変わった。
「ッ、ぃた…」
「ここは、何人の男の味を知っている?」
「あ……っ」
布を一枚隔てるかどうかの違いで、感覚はまったくの別ものとなる。
生々しい感触は体温だけでなく、指の節ひとつに至るまで鮮明に伝えてきた。
ぐちゅりと掻き回される音に、全身が熱くなる。高ぶりでもあり、それを上回る羞恥でもあった。
(もう嫌だ。頼むから、早く終わらせて)
前戯なんてどうでもいいから、突っ込んで吐き出して、とっとと済ませてほしい。
そんな身も蓋もない思いまで込み上げてくる。
何故だろう。ブラッドとこうして関係を持ち、身を重ねた回数はそれなりにある。
なのに、今日はいつもとなにかが違う。それが〇〇の気の持ちようなのか、ブラッドの態度によるものなのかはわからない。
だが、今日は駄目だ。受け流す余裕が足りない。自分が女であることを、まざまざと突きつけられたくなかった。
あたしに割く時間があるのなら、アリスを口説きに行ってくれ。心底そう思う。
魅力的とも思えない身体を、ブラッドは抱く。そのうち飽きるだろうと思っていたのに、関係は途絶えない。
時計塔に乗り込んでからここまでの行動なんて――まるで嫉妬じゃないか。
「〇〇、自分で脚を開け」
「っ…!そん、な急に、」
ぬめる陰裂に怒張したものが触れ、次の瞬間には最奥を目指して力強く突き進む。
締めつけにやや息を乱したブラッドだったが、〇〇の太腿を抱え上げると強引に律動を始めた。
頭の中まで揺さぶられるような激しさに、呑み込まれるような快感。
彼の苛立ちは、自分のものだと思っていた玩具を取り上げられた子供の駄々と同じだ。
(嫉妬なんて、するはずがない)
ブラッドは〇〇の恋人のことを口にした。他人のものだと思えば、この身も多少箔が付いて見えるに違いない。
彼の目に映っているのは、あくまで“余所者”という価値のある女。
興味があたし自身に向けられているわけではないのだと、誰か証明してくれ。
それが今、煌々と照らされる下、しかもベッドではなくソファーの上だ。
ブラッドは床に放り出した蝶ネクタイを拾い上げ、〇〇の手首を縛った。
着衣のままだったため、ひとまず手首の痣は見られずに済みそうだ。代わりに新たな痕が残りそうだが、やむを得まい。
(それにしても、誰も彼もなんで縛りたがるかな…)
過保護な同居人になんと説明すればいいのだ。
いや、それ以前に彼の前であんなことをされては、非常に戻りづらい。
仕事部屋を目茶苦茶にしたうえに(ブラッドの所為だが)、気分を害す場面まで見せつけて(前に同じく)。
いったいあたしはどういう顔をして帰ればいいんだ。内心途方に暮れるが、体内に突き込まれた男の指に思考は乱された。
「うっ……く…っ」
「悠長に考え事とは…。よほど乱暴にされたいらしいな」
現実逃避と言ってほしい。誰が大股を開かされた自分を直視したいものか。
上半身の着衣も酷い有様だが、下はもっと酷い。ズボンはとっくにどこかに放られ、ショーツはかろうじて片足に絡まっているという始末。
脚を閉じられないように腿を押さえつけ、ブラッドは我が物顔で膣を蹂躙している。
他人の目にすべて曝け出されているのかと思うと、いっそ気を失いたいくらいの羞恥だった。
「こん、なのっ……嫌、だ」
「それはなによりだ。今日は優しくしてやるつもりはないのでね」
今日はと言われても、いつものあれが“優しい”の枠に入るかどうかは甚だ疑問である。
次いで、君の恋人のようには、と嘲笑したブラッドに、快楽が一瞬遠ざかり、〇〇は目を瞬かせた。
(え、誰……恋人?)
唐突に現れた存在に理解が追いつかない。丹念に内壁を擦る指も邪魔だった。
〇〇は息を荒くしながら、頭を正常に働かせようとする。
が、無造作に花芯を撫でる指先に翻弄され、それどころではなくなってしまった。
「はっ、ぁ、う…っ」
「男がいるんだろう?元の世界に、恋人と呼べる男が」
「っ……なん、で…?」
「以前、たまたま耳に挟んだことがある」
平素なら、それがいつのことであったか思い出せたかもしれない。
ずいぶん前、双子の門番に“恋人”のことについて話した後、タイミングよくブラッドが現れたことがあったと。
「今は、そんな話…」
「そうだな、相応しくない。たとえ君にとって名ばかりの恋人だとしても、多少の罪悪は感じるだろう」
荒々しく奥まで突かれ、身体が跳ねる。力任せではなく狙いを定めているのが、たちが悪い。
ブラッドは指を引き抜くと、粘液を絡めたそれを〇〇の眼前に翳した。白の手袋は濡れて、指に色濃く纏いついている。
「これほど私を歓迎してくれる身体が、他の男も同じように受け入れたのかと考えると…純粋な殺意が湧くよ」
ブラッドは濡れそぼった手袋を床に投げ、直に〇〇の肌に触れた。
腿の内側をくすぐるように撫でる一方で、首筋、鎖骨へと口づける。
「シャワー、浴びてない、っ…から」
「私は気にしないさ。むしろ、いつもより濃厚な君の香りを楽しめていい」
変態、と思わず口から飛び出しそうになった言葉を喉に引っ込めた。これ以上煽ってどうする、あたし。
音にはならなかったが、目は口ほどにものを言うらしい。
優しくしないという宣言どおり、口づけはすぐさま乱暴な噛みつきへと変わった。
「ッ、ぃた…」
「ここは、何人の男の味を知っている?」
「あ……っ」
布を一枚隔てるかどうかの違いで、感覚はまったくの別ものとなる。
生々しい感触は体温だけでなく、指の節ひとつに至るまで鮮明に伝えてきた。
ぐちゅりと掻き回される音に、全身が熱くなる。高ぶりでもあり、それを上回る羞恥でもあった。
(もう嫌だ。頼むから、早く終わらせて)
前戯なんてどうでもいいから、突っ込んで吐き出して、とっとと済ませてほしい。
そんな身も蓋もない思いまで込み上げてくる。
何故だろう。ブラッドとこうして関係を持ち、身を重ねた回数はそれなりにある。
なのに、今日はいつもとなにかが違う。それが〇〇の気の持ちようなのか、ブラッドの態度によるものなのかはわからない。
だが、今日は駄目だ。受け流す余裕が足りない。自分が女であることを、まざまざと突きつけられたくなかった。
あたしに割く時間があるのなら、アリスを口説きに行ってくれ。心底そう思う。
魅力的とも思えない身体を、ブラッドは抱く。そのうち飽きるだろうと思っていたのに、関係は途絶えない。
時計塔に乗り込んでからここまでの行動なんて――まるで嫉妬じゃないか。
「〇〇、自分で脚を開け」
「っ…!そん、な急に、」
ぬめる陰裂に怒張したものが触れ、次の瞬間には最奥を目指して力強く突き進む。
締めつけにやや息を乱したブラッドだったが、〇〇の太腿を抱え上げると強引に律動を始めた。
頭の中まで揺さぶられるような激しさに、呑み込まれるような快感。
彼の苛立ちは、自分のものだと思っていた玩具を取り上げられた子供の駄々と同じだ。
(嫉妬なんて、するはずがない)
ブラッドは〇〇の恋人のことを口にした。他人のものだと思えば、この身も多少箔が付いて見えるに違いない。
彼の目に映っているのは、あくまで“余所者”という価値のある女。
興味があたし自身に向けられているわけではないのだと、誰か証明してくれ。