夢妄想まとめ
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伊「あれ、どうしたんだい?こんな所で」
珠雪「あ、善法寺」
留「おおー、伊作じゃないか。どうした?」
伊「留三郎!部屋に
留「ああ、いつもの手伝いだ」
伊「…いつもの?」
留「今年になってからだが、時々手伝いをしてくれているんだ。それはそうと、木槌ありがとうな」
伊「あ、ああ…」
珠雪「食満。こっちの寸法は…」
留「それは隣のと同じにしてくれ。飲み込みが早くて助かる」
伊(…なんで用具委員を手伝ってるんだろう)
留「…伊作?」
伊(前は保健委員の手伝いだってしてくれた。確かに今年はあまり姿を見かけて無かったけど…忙しいんだと思ってて…)
留「いーさーくー?」
伊(薬草取りに連れ回しすぎた?落とし穴に一緒に落ちて嫌になった?それとも不運が)
留「保健委員長!善法寺伊作!」
伊「?!」
留「出入口で目を開けたまま寝るなよ。下級生が入りにくくなるだろ」
伊「あ、ああ。すまない留三郎」
珠雪「善法寺?」
伊「あ、えっと…用事を思い出したから行くよ。それじゃあ」
伊(…留三郎と一緒のあの子の真剣な顔。もしかして、あの子は留三郎の事…)
留「なーにガッカリしてんだよ」
珠雪「してない」
留「見せてやれば良かったのに」
珠雪「うるさい」
留「包帯巻きの道具、折角作ってんだから。隠すことないだろ?」
珠雪「…」
留「大丈夫だよ。アイツだって、きっと分かるだろうよ」
《君の想いを》