ダイヤ妖怪・輪入道
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鬼太郎「ただいま」
こん「おかえりなさい、はやかった
って傷だらけじゃないの。」
棚から薬草を取り出す
こん「鬼太郎くん、これを傷口に塗らないと」
上半身を脱ぎ、目玉の親父が薬草を貼り付けていく
鬼太郎「イタタタ」
目「痛くても我慢せぇ。こんな傷はゲゲゲの森の薬草がすぐに治してくれるよ。」
こん「でもどうしてこんな傷を?」
鬼太郎「街を見てきたら、ねずみ男と出くわして。あいつが今回も企んでいるらしく、車で逃げようとするから止めようとしたんだ。」
目「彼奴が鬼太郎を振り落としおってのぉ。この通りじゃよ」
こん「はぁ、酷い人ですね
痛そうに」
鬼太郎「こんちゃん」
こんの悲しそうな表情に鬼太郎は何も言えなくなってしまった
目「そんな顔をせんでええ。大丈夫、じきに傷口が塞がる。」
鬼太郎「それに早くケンくんのお父さんを探しに行かないと」
砂「鬼太郎!」
こん「2人とも、どうしたの?」
猫「妙な噂を聞いたのよ」
砂「ねずみ男が人間を引き連れ、欲望の墓場を彷徨いてるらしいんじゃ。」
欲望の墓場とは建設途中で放置されたビルの並ぶゴーストタウンだとおばばは言う
目「輪入道が出てくるには持ってこいの環境じゃのぉ」
猫「輪入道って?」
目「人間の欲望が街に溢れた時、どこからか突然現れる妖怪じゃ
輪入道に魂を喰われると、その人間はダイヤモンドに姿を変えられてしまうんじゃよ。」
その話を聞くや鬼太郎は身支度を始めた。
鬼太郎「じゃあもしかして、行方不明になった人達は、ねずみ男の手引きで輪入道にダイヤモンドにされた」
目「そう考えると、あの安売りダイヤモンドにも説明がつくのぉ。」
鬼太郎「じゃ、ケンくんのお父さんもダイヤモンドに。急ぎましょう」
目玉の親父は輪入道は厄介だと言い、砂かけばばあへ応援を要請することを頼んだ。
こん「気を付けてね」
鬼太郎「はい、行ってきます」