雪コンコン!笠地蔵
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幻灯とは、スライドショーの様なもので
壁一面に絵が映し出される物を言う
「おコンちゃん」「いつまでも待ってるは」
鼠「お紅茶おもちしました」
画面を遮るように立つねずみ男へ狐たちはブーイングをした
鬼太郎「ねずみ男!」
猫「お正月のお餅のためにアルバイトしてるんだって」
目「全く、どこにいても迷惑な奴じゃ」
物語は結末へと進む
こんは隣にいた鬼太郎の肩に頭を乗せた
鬼太郎「こんちゃん?」
こんから返事はなく画面に集中している様子だった
鬼太郎は特に振り払う事はせず、そのままにし画面を見た
「私、やっぱりあなたのお嫁さんになります」
「本当かい?おコンちゃん」「はい」
2人の狐は結婚し、物語は完結した
こん「ロマンチックな話だったわ」
鬼太郎「今年のは特に力作でしたね」
こんと鬼太郎はお互いを見つめていた
鼠「たくなぁ」
それまでの空気がねずみ男の大きな声で涙も引っ込み、こんは鬼太郎の肩から頭を退けた
鬼太郎「ねずみ男、アルバイト中じゃないのか」
鼠「馬鹿、お前あの2人の愛が分からないのかよ
アルバイトなんて小さいこと言ってる場合かよ」
涙と鼻水でグチャグチャな顔で熱弁をするねずみ男
こん「お餅を分けて貰ったのでしょ?
対価分は働かないと」
首元から餅を2つ出してねずみ男は言う
鼠「けっこんな餅の1個や2個でこき使われてたまるかよ」
猫「約束は守んなさい!」
ねずみ男の顔にはバリかかれた傷が付いていた
鼠「分かったよ、働くよ」
ねずみ男の頭に化け烏が止まり、一本ダタラに小狐3匹が追いかけられていると烏は言った
鬼太郎「行ってくるよ、一反木綿!」
鼠「俺も行くぜ!」
飛んでいく2人を見送る
狐「うちの子達です、きっと」
こん「大丈夫です、鬼太郎くんが必ず連れて帰ってきますよ」
鬼太郎、頑張って