遊園地の吹消し婆!
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こん「止まった」
安心もつかの間に遊園地の電気が消えた
「火事だ!火事だ!電源室が火事だぞ!」
と人間達が逃げて行く
こん「あれを見て!」
こんの指差した方に火の玉が飛んでいた
目「あれは姥ヶ火じゃ!」
鬼太郎「姥ヶ火?」
目「昔、男に捨てられた女の情念が化けた妖怪じゃよ」
鼠「こえー」
砂「仲の良い男女を見ると見境なく憎くなり燃え上がるんじゃ」
猫「怖っ。嫉妬の炎ってやつね」
姥ヶ火「憎い憎い、仲の良い奴らが憎い!」
炎を吹き出す姥ヶ火
ねずみ男「クリスマスに浮かれるカップルが憎くくて出てきやがったなぁ、まぁ分からない訳でもねぇが」
目「何を納得しておる!これ、姥ヶ火!
連続放火はお前の仕業じゃな!」
憎い憎いとこちらに近寄ってくる
鬼太郎「姥ヶ火、悪さは止めるんだ」
鬼太郎は炎の中へ行こうとする
危険に思いこんは鬼太郎の腕を両手で自分へ引き寄せる。
だが、その仲の良い2人を見て姥ヶ火は嫉妬をし鬼太郎達に向けて炎を吹いた。
姥ヶ火「ふぅー」
向かってくる炎を鬼太郎はこんを抱えて避けた
鬼太郎「リモコン下駄!」
蹴り出した下駄は2足とも姥ヶ火の体を通り越して行く
目「通り抜けおった」
髪の毛針もおばばの砂も効かなかった
鬼太郎「よし、それじゃこれで」
鬼太郎がちゃんちゃんこを腕から外し構えると吹消し婆に腕を掴まれた
吹消し婆「ここはワシに任せておきな、思いっきり火が消せるってもんだ」
目「そうじゃ!吹消し婆は姥ヶ火の天敵みたいなもんじゃからのぉ」
姥ヶ火「吹消し婆か、憎い男や女共にせっかく火を付けてるのにあんたは片っ端から火を消してく。1度酷い目に合わせなきゃ行けないと思ってたんだよ 」
吹消し婆「ふん、火って言うのはね消すためにあるのさ。吹き消したときの静けさがたまらないね」
吹消し婆が一息浴びせると、弱い空気に姥ヶ火の体が膨張した
体も大きくなり火力が増した姥ヶ火に吹消し婆は腰を落としてしまった
目「そうじゃ、鬼太郎。お前のちゃんちゃんこを吹消し婆に着せてやれ」
鬼太郎「え?ちゃんちゃんこをですか?」
目「それには御先祖さまの霊力が宿っておる、その力を吹消し婆へ注ぎ込むんじゃ」
鬼太郎「はい、父さん!」
鬼太郎はちゃんちゃんこを吹消し婆へ投げた
目「それで吹き消してみるんじゃ」
こん「鬼太郎くんはやくしないと」
砂かけばばあの砂が辛うじて足元を守ってくれていた
吹消し婆は大きく息を吸い、突風を吹き出し姥ヶ火も小さくなり吹き飛んで行った
吹「はぁーー。スっとした
このちゃんちゃんこの霊力は凄いもんだ」
ちゃんちゃんこは鬼太郎へ戻った
目「吹消し婆、もう悪いことはしないじゃろうな」
吹消し婆はスッキリとした顔でもうしない。満足だと帰って行く
吹「ねずみのあんちゃんもありがとな、蝋燭綺麗だった」
鼠「俺っちは納得してないぞ!あんな清楚な美女があんな婆になっちまうだなんてよ!」
ねずみ男は地団駄を踏んで怒っていた
立ち去る間際吹消し婆はおカッパの美女に姿を変え消えて行った
砂「どんな美女も歳を取れば婆じゃよ」
猫「やだ〜」
目「しかし放火事件も解決したし、一石二鳥とはこのことじゃな」
鬼太郎「そうですね、父さん」
事件が解決し、鬼太郎たちはジェットコースターに乗っていた
目「おお、いい眺めじゃのぉ」
砂「遊園地とは面白いところじゃ!子泣きにも教えてやろう!」
猫「一反木綿よりはやーい」
こん「きゃーー」
鬼太郎「あははは」
人間の遊びに浮かれる鬼太郎達をねずみ男は冷めた目で見ていた
こん「う〜、風が冷たい」
鬼太郎「あ、ほら」
鬼太郎が手を開いていると、雪が手の平に落ちた
こん「寒いと思ったわ」
はぁ、とこんは手に息を吹きかけていると、その手を鬼太郎が掴んだ
鬼太郎「こんちゃん、次は何に乗る?」
こん「観覧車にも乗ってみたい」
こんの言葉に鬼太郎は手を引っ張り歩き出した
安心もつかの間に遊園地の電気が消えた
「火事だ!火事だ!電源室が火事だぞ!」
と人間達が逃げて行く
こん「あれを見て!」
こんの指差した方に火の玉が飛んでいた
目「あれは姥ヶ火じゃ!」
鬼太郎「姥ヶ火?」
目「昔、男に捨てられた女の情念が化けた妖怪じゃよ」
鼠「こえー」
砂「仲の良い男女を見ると見境なく憎くなり燃え上がるんじゃ」
猫「怖っ。嫉妬の炎ってやつね」
姥ヶ火「憎い憎い、仲の良い奴らが憎い!」
炎を吹き出す姥ヶ火
ねずみ男「クリスマスに浮かれるカップルが憎くくて出てきやがったなぁ、まぁ分からない訳でもねぇが」
目「何を納得しておる!これ、姥ヶ火!
連続放火はお前の仕業じゃな!」
憎い憎いとこちらに近寄ってくる
鬼太郎「姥ヶ火、悪さは止めるんだ」
鬼太郎は炎の中へ行こうとする
危険に思いこんは鬼太郎の腕を両手で自分へ引き寄せる。
だが、その仲の良い2人を見て姥ヶ火は嫉妬をし鬼太郎達に向けて炎を吹いた。
姥ヶ火「ふぅー」
向かってくる炎を鬼太郎はこんを抱えて避けた
鬼太郎「リモコン下駄!」
蹴り出した下駄は2足とも姥ヶ火の体を通り越して行く
目「通り抜けおった」
髪の毛針もおばばの砂も効かなかった
鬼太郎「よし、それじゃこれで」
鬼太郎がちゃんちゃんこを腕から外し構えると吹消し婆に腕を掴まれた
吹消し婆「ここはワシに任せておきな、思いっきり火が消せるってもんだ」
目「そうじゃ!吹消し婆は姥ヶ火の天敵みたいなもんじゃからのぉ」
姥ヶ火「吹消し婆か、憎い男や女共にせっかく火を付けてるのにあんたは片っ端から火を消してく。1度酷い目に合わせなきゃ行けないと思ってたんだよ 」
吹消し婆「ふん、火って言うのはね消すためにあるのさ。吹き消したときの静けさがたまらないね」
吹消し婆が一息浴びせると、弱い空気に姥ヶ火の体が膨張した
体も大きくなり火力が増した姥ヶ火に吹消し婆は腰を落としてしまった
目「そうじゃ、鬼太郎。お前のちゃんちゃんこを吹消し婆に着せてやれ」
鬼太郎「え?ちゃんちゃんこをですか?」
目「それには御先祖さまの霊力が宿っておる、その力を吹消し婆へ注ぎ込むんじゃ」
鬼太郎「はい、父さん!」
鬼太郎はちゃんちゃんこを吹消し婆へ投げた
目「それで吹き消してみるんじゃ」
こん「鬼太郎くんはやくしないと」
砂かけばばあの砂が辛うじて足元を守ってくれていた
吹消し婆は大きく息を吸い、突風を吹き出し姥ヶ火も小さくなり吹き飛んで行った
吹「はぁーー。スっとした
このちゃんちゃんこの霊力は凄いもんだ」
ちゃんちゃんこは鬼太郎へ戻った
目「吹消し婆、もう悪いことはしないじゃろうな」
吹消し婆はスッキリとした顔でもうしない。満足だと帰って行く
吹「ねずみのあんちゃんもありがとな、蝋燭綺麗だった」
鼠「俺っちは納得してないぞ!あんな清楚な美女があんな婆になっちまうだなんてよ!」
ねずみ男は地団駄を踏んで怒っていた
立ち去る間際吹消し婆はおカッパの美女に姿を変え消えて行った
砂「どんな美女も歳を取れば婆じゃよ」
猫「やだ〜」
目「しかし放火事件も解決したし、一石二鳥とはこのことじゃな」
鬼太郎「そうですね、父さん」
事件が解決し、鬼太郎たちはジェットコースターに乗っていた
目「おお、いい眺めじゃのぉ」
砂「遊園地とは面白いところじゃ!子泣きにも教えてやろう!」
猫「一反木綿よりはやーい」
こん「きゃーー」
鬼太郎「あははは」
人間の遊びに浮かれる鬼太郎達をねずみ男は冷めた目で見ていた
こん「う〜、風が冷たい」
鬼太郎「あ、ほら」
鬼太郎が手を開いていると、雪が手の平に落ちた
こん「寒いと思ったわ」
はぁ、とこんは手に息を吹きかけていると、その手を鬼太郎が掴んだ
鬼太郎「こんちゃん、次は何に乗る?」
こん「観覧車にも乗ってみたい」
こんの言葉に鬼太郎は手を引っ張り歩き出した