えんま大王と猫娘
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
鬼太郎親子が留守をしている間
こんは一反木綿に火熨斗でシワを伸ばしていた
こん「ふふ、いつもありがとう木綿さん」
綿「かゆいところに手が届く気分でごわすよー
気持ちよかー」
いつも鬼太郎を乗せて飛んでくれる一反木綿へ労りの気持ちを込めて丁寧にシワを伸ばしていく
綿「洗いからシワ伸ばしまでありがとばい。
100年位若返った気分ばい。」
一反木綿は気持ちよさそうに言った
その気持ちの良い言葉にこんは笑顔を返した
鬼太郎「ただいまーって一反木綿丁度良かった」
一反木綿はこんの背後で肩に手を置いて隠れた
綿「嫌な予感がするばい」
鬼太郎「これから閻魔大王の元へ行くから、乗せてくれないかな?」
綿「閻魔大王さま?どけんしてそんな所へ?」
猫娘「実は里子ママが私を庇って交通事故にあって死んじゃいそうなの!だから閻魔大王さまにお願いをしたいの!」
綿「んー」
無謀な計画に一反木綿は渋っていた
こん「木綿さん、また綺麗にさせて貰いますから連れて行って上げてください」
綿「こんさんが言うなら乗せてくとよ
綺麗になりたてホヤホヤのおいどんに乗るばい」
こんの言葉に転がされる一反木綿に目玉の親父は少々呆れていた
鬼太郎「では、行きましょう」
一反木綿に跨り飛んでいく姿を見送った
こん「閻魔大王さまねぇ、
そうだ今日の晩ご飯はこんにゃくの煮物にしよう」
なんとなく皆で食べるつもりになったこんは晩ご飯の準備を進めた。
鬼太郎「ただいま」
こん「おかえりなさい。猫娘さんも、おかえりなさい」
猫娘「ただいま」
恥ずかしそうに猫娘は言った
目「ほぉ、こんにゃくの煮物か」
私の意図を理解した親父さんが反応をした
猫「こんにゃくがどうかしたの?」
目「こんにゃくは閻魔大王さまの好物とされてるんじゃよ。」
鬼太郎「へぇー」
こん「所で木綿さんは帰っちゃったのですね」
鬼太郎「今日はやけに一反木綿に気にかけるね?」
こん「皆で食べるつもりで沢山作ったんだもの」
鬼太郎「そっか、なら残さないように食べるよ」
猫「私もお腹ペコペコ」
パクパクと食べていく2人に、残る心配が無くなったこんだった