妖怪大裁判
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猫娘に案内されて鬼太郎はおばばのマンションへ逃げてきた
鬼太郎「父さん!それにおばばも 」
父親の姿を確認して安心した顔になる鬼太郎
目「鬼太郎!無事じゃったか、おばば何か着せてやってくれ」
鬼太郎「父さん、こんちゃんの姿が見当たらないのですが」
着替えをした鬼太郎は父親に聞いた
砂「こんはワシらを神通力で逃がしてくれたのじゃ」
目「そしてワシらの身代わりになってくれたんじゃ」
鬼太郎「ならこんちゃんは、まだあそこに?
そんな!」
目「時間までになんとかして真犯人を探し出すしかあるまい」
砂「それにしても、ねずみ男があんな証言をするのはおかしいぞ」
鬼太郎「そうですよ、でも天に誓って僕はあんな罪を犯していません!」
猫「あったりまえよ!鬼太郎がそんな事するわけないもん!」
ーーーーーーーーーー
処刑場ではこんが天狗にまるで鳥籠のような牢に閉じ込められていた
こんは抵抗せず、正座をし目を閉じていた
天狗「涼しい顔をしていられるのは今の内だけだ。あの岩に月がかかるころ、お前は死刑だ」
やがて夕暮れにかかる頃、天狗ポリスに捕まった砂かけばばあ、猫娘、子泣きじじいが連れてこられた。
こん「おばばさん、鬼太郎くんは」
砂「大丈夫じゃ、天狗ポリスから逃れ真犯人を追っておるぞ!」
こんは少しだけ安心をした
鬼太郎は必ず戻ると信じている。
日は沈み、月が岩にかかろうとしていた
天狗「こんよ、死刑の時間だ」
その言葉にこんは目を開き天狗ポリスへ顔を向けた
砂「まだ、月は岩山にかかっとらんぞ!」
砂かけばばあは叫ぶも時間切れだと天狗は言う
天狗「流石の鬼太郎も自分のことが大事なようだな」
こん「鬼太郎くんは必ず来ます」
猫「そうよ!帰ってくる!」
天狗ポリスたちにより、こんは溶解液の前まで運ばれた
辺りには検察側の妖怪達が群がっていて逃げ道を塞いでいた
天狗「裁判長!あの岩山に月がかかるまでという約束の刻限になっても鬼太郎が戻りません。
即刻刑の執行の許可を」
砂「ぬらりひょん弁護士!なんとか止めてくれ」
ぬらりひょん「天狗ポリスに逆らった罪は重いんだ。いくら妖怪界一の弁護士このぬらりひょんでもどうすることもできん」
こんは一度目を開きぬらりひょんを見た
ぬらりひょんは背筋が凍りつく思いをし、冷や汗を流した。
途端地面が揺れてぬりかべが現れた。
その瞬間砂かけばばあ、猫娘に子泣きじじいはこんの前に立ち塞がった
砂「皆、命をかけてでもこんを守るんじゃ!」