日が昇る頃、ゲゲゲハウスに化け烏が目玉の親父を起こす

目「なんじゃと！鬼太郎起きろ、起きるんじゃ

こんもじゃ、起きろ」

目玉の親父が焦ったように2人を急いで起こした

鬼太郎「なんですか父さん、もう少し寝かせて下さいよ」

目「朝寝坊なんかしておる場合じゃないぞ、お前に逮捕状が出ておるそうじゃ」

鬼太郎「何を言ってるんですか。悪いこともしていないのに、逮捕なんてされる訳ないでしょ」と欠伸をする

目「まぁ、それはそうじゃがのぉ」

空からサイレンの音が聞こえ、外には天狗ポリスたちがゲゲゲハウスを囲うように立っていた

「鬼太郎、お前は完全に包囲されている！
抵抗せず直ちに出廷せよ」

鬼太郎「なんで、どうして僕が」

鬼太郎が地獄絵図を閻魔大王から盗み出し人間の目に晒したことと逮捕状が出ていると、天狗は言う

こん「そんな、鬼太郎くんは」

目「鬼太郎にはアリバイがあるぞ！」

「正しくは法廷で聴く、大人しくお縄に請けねばちからずくでも引っ捕らえるぞ」

天狗たちが鬼太郎に近付く、戦おうとする鬼太郎に目玉の親父は逆らうなと声をかけた

鬼太郎は拘束され、天狗ポリスに連れて行かれた

こん「親父さん」

不安気な顔をするこん

目「こんな馬鹿なことが、きっと何かの間違えじゃ」