冒険!絶海の人食い島
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<<許せん>>
何がゆるせたいのですか
<<悲しい>>
こん「あなたは誰です」
<<ほう、わしの心臓に落ちたのか>>
洞窟の中で声が木霊する
こん「心臓?
あなたはこの島なのですか」
<<さよう、娘よ何故このような地へ来た>>
こん「人々が攫われたからでございます」
<<人間が訪れるのが悪いんじゃ>>
こん「ならばすぐに立ち去りましょう
その代わりに人間達をお返し下さい」
<<ふむ、清らかな娘じゃ>>
優しく語り出したが、島が地震のように揺れ始めた
<<愚かなことを、許さぬぞ>>
こん「お待ちください、何故」
<<俺の大切な物を人間が奪ったようじゃ>>
「わーーーー」
と遠くから叫び声が聞こえた
こん「見捨てることは出来ません。
おさらばです、大きいお方」
神通力で空間をすり抜ける
こん「ぬりかべ、みんなは?」
そこには人間を担いだぬりかべが残っていた
鬼太郎達はこの人を溶かす液を止める方法を探しに外へ行ったと。
こん「あなた方は何故、ここに来たのですか」
人間は答えないでいた
こん「あなた方を助けるため、鬼太郎くんやぬりかべは懸命に戦っています。それなのに答えられないのですか?」
人間は正直に全てを話した
こん「なんてことを」
人間はすみませんでした。と反省をしていた。
こん「あなた方の反省を私は信じましょう。」
溶ける液がぬりかべの頭まで来ていたとき
こんは結界を張った
泣「おお、こん」
砂「不味いぞ、こんもそう長くは保てぬ」
入口が塞がり、全員が溺れると焦り始める
こん「大丈夫、鬼太郎くんを信じましょう」
目「急げ鬼太郎」
鬼太郎が頑張ってるなら私は全力でこの人達を護る
<<俺の首飾り>>
鼠「揺れが治まったぞ」
砂「見よ、胃液が引いていくぞ」
こん「よかっ、た」
目「こん、よく頑張ったぞ」
兎の姿になったこんの元へ目玉の親父は下りた
<<はっくしょん>>
とくしゃみで胃から吐き出され、吹き飛んだ目玉の親父とこんを一反木綿が背に乗せた
目「助かったぞ一反木綿」
綿「これくらい当然でごわす」
人食い島に人間は二度と近寄らないと謝罪をし、事件は解決した。
目「鬼太郎、ご苦労じゃったのぉ」
鬼太郎「父さん、無事でよかったです」
一反木綿に跨る鬼太郎はこんに気付いた
鬼太郎「こんちゃん!」
目「霊力を使い果たして眠っているだけじゃよ
そうじゃ、鬼太郎のちゃんちゃんこで包んでやれ」
言われた通りにすると冷たかった体の体温が上がり、こんは目を開いて鬼太郎に擦り寄った
鬼太郎「こんちゃん、全部終わったから大丈夫だよ。みんなを守ってくれてありがとう」
「ありがとう」そう兎のこんから言われた気がした