マルバス先生短編夢小説
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※主人公視点
今日はマルバス先生の授業。
…私は一週間ほど前、先生と身体を重ねた。
お互いがお互いを求め合った。
先生と"あんなこと"が合ってから…初めての授業。
ノートを取る時に顔を一瞬上げるとマルバス先生と目が合った。
目が合うと気まずさから私は目を逸らした。
…そういえば今日は先生は白衣を着ている。
私はこの姿の先生に弱い。
さらに先生がかっこよく見え、ドキッとしてしまう。
授業は淡々と進む。
「じゃあ、みんながどこまで理解しているか小テストをするからね」
先生は不正がないか確認するため、黙々と回答する生徒たちの間をゆっくりと歩いている。
私も集中しているつもりだったが、先生の足音が近づく度に心臓が高鳴る。
視線に先生が入るとどうしても問題に集中できず、ペンが止まってしまう。
そして先生が目前へ。
ドキドキしながらプリントを見て固まっていると、先生が何かを私の机にそっと置くのが分かった。
もちろん他の生徒はそのことに気付いてはない。
テストが終わり、皆に見られないよう、そっとその中身を確認する
"良かったら後で来て。入室の許可は得ている"
先生からの呼び出し。
…この前のことだろうか。
それを確認するためにも私は先生の元へと行かなければならない。
トントン
…
静かに扉が開く
「…名無しちゃん…?」
先生がチラリと顔を覗かせ、確認する。
私だと分かると安心した様子で笑顔になる先生。
「良かったあ、名無しちゃんだあ。さあ入って!」
おそるおそる入る。
入って扉が閉まったのを確認すると、すぐに先生は私を優しく抱きしめた。
「せ…せんせ…」
「僕、この前のでさ、嫌われたかなって。
なんだか最近学校での僕の態度がそっけないし…」
私を抱きしめたままそう囁く。
意外だった。先生がそんなこと心配してたなんて。
その手は私の髪に回され、優しく私の髪を撫でた。
「先生、今はみんなにバレないようにしているだけで…。
私も先生を不安にさせてごめんなさい」
先生が顔を上げ、私を見つめる。
すぐに先生は口を緩ませ、笑顔を見せた。
「良かったあ。それを聞いて安心したよ」
再び先生は私を抱きしめる。
私は先生の胸元に沈められた。先生の心臓の音が聞こえる。
「この白衣もさ、"白衣姿の先生カッコいい"って君が言ってたから今日来てきたんだよ」
「はい…すごくカッコいいです。ドキドキします」
先生はまた私の髪を優しく撫でる。
先生の長い指が根本から毛先へ。
優しく髪をとかされ、指が首筋に当たる度にまたドキドキしてしまう。
「先生…」
先生の目を見つめる。
優しそうな瞳でじっと見つめられながら先生は優しく返事をしてくれた。
「ん?何かな?」
「先生とまた…キスしたいです」
恥ずかしかったけど、想いを伝える。
先生はまた優しそうに笑う。
「うん、喜んで」
私よりも背の高い先生が腰をかがめ、私の身長に合わせてくれる。
ゆっくりと唇を重ねる。
先生は私をまた強く抱きしめてくれた。
軽く一回。
呼吸をするため離したあと、更にもう一回。
名残惜しそうに唇を離したあと、先生と目が合い、恥ずかしくなって今度は自分から先生の胸に顔をうずめた。
「どうしたの?恥ずかしいの?」
意地悪そうに聞いてくる先生。
大人の余裕が感じられ、私だけがこんなに緊張しているんじゃないかと少し悔しくなる。
「はい…、とても…」
私は顔を上げ、先生をまた見つめる。
先生は一呼吸置いた後、真剣な眼差しでこちらを見て口を開いた。
「今はこのことがバレたら他の先生から何言われるか分からないから…。
でも君が卒業したら正式に付き合いたい。
…それまで待ってほしい。僕以外の男に取られるのなんて、僕は耐えられない…」
嬉しくてそのまま私は固まってしまった。
私は先生が大好き。
授業の内容がおぞましいだけで…、先生はとっても優しいから。
そして私のことを大事にしてくれる。
私も先生と気持ちは一緒だった。
「もちろん待ちます。私も先生が大好きです」
その日が来るまで。
このことは先生と私、2人だけの秘密。
先生と私、2人だけの約束。
終
今日はマルバス先生の授業。
…私は一週間ほど前、先生と身体を重ねた。
お互いがお互いを求め合った。
先生と"あんなこと"が合ってから…初めての授業。
ノートを取る時に顔を一瞬上げるとマルバス先生と目が合った。
目が合うと気まずさから私は目を逸らした。
…そういえば今日は先生は白衣を着ている。
私はこの姿の先生に弱い。
さらに先生がかっこよく見え、ドキッとしてしまう。
授業は淡々と進む。
「じゃあ、みんながどこまで理解しているか小テストをするからね」
先生は不正がないか確認するため、黙々と回答する生徒たちの間をゆっくりと歩いている。
私も集中しているつもりだったが、先生の足音が近づく度に心臓が高鳴る。
視線に先生が入るとどうしても問題に集中できず、ペンが止まってしまう。
そして先生が目前へ。
ドキドキしながらプリントを見て固まっていると、先生が何かを私の机にそっと置くのが分かった。
もちろん他の生徒はそのことに気付いてはない。
テストが終わり、皆に見られないよう、そっとその中身を確認する
"良かったら後で来て。入室の許可は得ている"
先生からの呼び出し。
…この前のことだろうか。
それを確認するためにも私は先生の元へと行かなければならない。
トントン
…
静かに扉が開く
「…名無しちゃん…?」
先生がチラリと顔を覗かせ、確認する。
私だと分かると安心した様子で笑顔になる先生。
「良かったあ、名無しちゃんだあ。さあ入って!」
おそるおそる入る。
入って扉が閉まったのを確認すると、すぐに先生は私を優しく抱きしめた。
「せ…せんせ…」
「僕、この前のでさ、嫌われたかなって。
なんだか最近学校での僕の態度がそっけないし…」
私を抱きしめたままそう囁く。
意外だった。先生がそんなこと心配してたなんて。
その手は私の髪に回され、優しく私の髪を撫でた。
「先生、今はみんなにバレないようにしているだけで…。
私も先生を不安にさせてごめんなさい」
先生が顔を上げ、私を見つめる。
すぐに先生は口を緩ませ、笑顔を見せた。
「良かったあ。それを聞いて安心したよ」
再び先生は私を抱きしめる。
私は先生の胸元に沈められた。先生の心臓の音が聞こえる。
「この白衣もさ、"白衣姿の先生カッコいい"って君が言ってたから今日来てきたんだよ」
「はい…すごくカッコいいです。ドキドキします」
先生はまた私の髪を優しく撫でる。
先生の長い指が根本から毛先へ。
優しく髪をとかされ、指が首筋に当たる度にまたドキドキしてしまう。
「先生…」
先生の目を見つめる。
優しそうな瞳でじっと見つめられながら先生は優しく返事をしてくれた。
「ん?何かな?」
「先生とまた…キスしたいです」
恥ずかしかったけど、想いを伝える。
先生はまた優しそうに笑う。
「うん、喜んで」
私よりも背の高い先生が腰をかがめ、私の身長に合わせてくれる。
ゆっくりと唇を重ねる。
先生は私をまた強く抱きしめてくれた。
軽く一回。
呼吸をするため離したあと、更にもう一回。
名残惜しそうに唇を離したあと、先生と目が合い、恥ずかしくなって今度は自分から先生の胸に顔をうずめた。
「どうしたの?恥ずかしいの?」
意地悪そうに聞いてくる先生。
大人の余裕が感じられ、私だけがこんなに緊張しているんじゃないかと少し悔しくなる。
「はい…、とても…」
私は顔を上げ、先生をまた見つめる。
先生は一呼吸置いた後、真剣な眼差しでこちらを見て口を開いた。
「今はこのことがバレたら他の先生から何言われるか分からないから…。
でも君が卒業したら正式に付き合いたい。
…それまで待ってほしい。僕以外の男に取られるのなんて、僕は耐えられない…」
嬉しくてそのまま私は固まってしまった。
私は先生が大好き。
授業の内容がおぞましいだけで…、先生はとっても優しいから。
そして私のことを大事にしてくれる。
私も先生と気持ちは一緒だった。
「もちろん待ちます。私も先生が大好きです」
その日が来るまで。
このことは先生と私、2人だけの秘密。
先生と私、2人だけの約束。
終