ガープ短編夢小説
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※主人公視点
「拙者、名無し殿が大好きでござる!拙者とお付き合いして欲しいでござる!」
…ガープ君から告白されて何回目だろうか。
きっかけは私がガープ君の怪我を治したことが始まり。
攻撃系の家系能力を持つガープ君はどうしても怪我が絶えなかった。
私はそれを見て放っておけず、彼に治療を施したのである。
「ガープ君…。気持ちは嬉しいんだけど…」
いつもと同じ答え。ガープ君もいつものようにうなだれる。
「どうしてでござるか!拙者は…、名無し殿を絶対に守るし…、大切にするでござる!」
泣きながら必死に私にすがってくるガープ君。
うう…、ここまでされると流石に私も揺らいじゃうよ…
「ガープ君が嫌いなわけじゃないの。ただ…付き合うのって何していいか分からないし…それならガープ君といつも通り仲良く遊んだりした方が楽しいかなって思って…」
ハッと顔を上げ私を見つめてくる。
「拙者が嫌い、という訳ではないでござるか?」
「それはもちろん。嫌いなわけがないよ。いつも私に優しくしてくれるし。守ってくれるし。…ガープ君かっこいいし」
「…なら、ならば!やはり拙者と名無し殿はお付き合いするべきでござる。
好き者同士はお付き合いし、より仲を深めるべきでござる!」
息を荒くし私との距離を縮めてくる。
必死な姿に心が揺らぐ。
私のことをこんなに好きでいてくれるなんて…
今後、これだけ好きでいてくれる人は現れるだろうか??
付き合ってみてもいいかもとか思ったり…
「えっと、じゃあ…うん。ガープ君、いいよ」
ぱあぁっとガープ君の目が輝く。
私の手を握り、ぶんぶんと大きく上下に揺らされる
「名無し殿!本当でござるか!?拙者感激でござる…!!」
ガープ君はそのまま私を抱きしめる。付き合うってこんな感じなの…!?こんなに急に距離が近づくなんて…
「もう離さないでござるよ!拙者の大切な名無し殿!絶対にお守りするでござる!」
それにしても…抱き合うことなんてないから変な感じ。なんか…すごく暖かくて落ち着く。
「名無し殿…!拙者は本で見たでござる。付き合う者同士は接吻で親交を深めるのでござる」
「せっぷん?何それ?」
「接吻とはこう…互いの唇を重ねて…」
ガープ君は急に腰をかがめ、私の顎を少し上げた。背の高いガープ君を少し見上げる形になる。
何をするのかとボーッとしていると、口が私に重なっていた
「!!!」
な…なに…!?
せっぷんって…、キスのことだったの!?
驚いて数秒固まる。
唇が離れ、目の前のガープ君の表情を見ると、顔を真っ赤にしながら目尻を下げ、満足げな表情をしていた。
互いに目が合った所で、私は我に返る。
「…ガ、ガープ君のえっち!!!」
「えっ!?えっ…!?拙者なにか失礼なことを!?」
おろおろと戸惑うガープ君に背を向け、私は歩き出す。
私も顔が熱くなっているのが分かる。
急にあんなことをされて恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
「名無し殿ー!拙者が悪かったでござるから…怒らないで欲しいでござる!」
必死で私のご機嫌を取ろうと着いてくるガープ君。本当に私のこと…好きなんだな。
でも今の顔を見られるのはやっぱり恥ずかしいから…、今は彼から逃げてしまう。
「名無し殿ー、謝るでござるー!」
今日からは"お仲間"の関係じゃなく、それ以上。
これからは少しずつ、
彼との仲を深めていこうと思う。
終
「拙者、名無し殿が大好きでござる!拙者とお付き合いして欲しいでござる!」
…ガープ君から告白されて何回目だろうか。
きっかけは私がガープ君の怪我を治したことが始まり。
攻撃系の家系能力を持つガープ君はどうしても怪我が絶えなかった。
私はそれを見て放っておけず、彼に治療を施したのである。
「ガープ君…。気持ちは嬉しいんだけど…」
いつもと同じ答え。ガープ君もいつものようにうなだれる。
「どうしてでござるか!拙者は…、名無し殿を絶対に守るし…、大切にするでござる!」
泣きながら必死に私にすがってくるガープ君。
うう…、ここまでされると流石に私も揺らいじゃうよ…
「ガープ君が嫌いなわけじゃないの。ただ…付き合うのって何していいか分からないし…それならガープ君といつも通り仲良く遊んだりした方が楽しいかなって思って…」
ハッと顔を上げ私を見つめてくる。
「拙者が嫌い、という訳ではないでござるか?」
「それはもちろん。嫌いなわけがないよ。いつも私に優しくしてくれるし。守ってくれるし。…ガープ君かっこいいし」
「…なら、ならば!やはり拙者と名無し殿はお付き合いするべきでござる。
好き者同士はお付き合いし、より仲を深めるべきでござる!」
息を荒くし私との距離を縮めてくる。
必死な姿に心が揺らぐ。
私のことをこんなに好きでいてくれるなんて…
今後、これだけ好きでいてくれる人は現れるだろうか??
付き合ってみてもいいかもとか思ったり…
「えっと、じゃあ…うん。ガープ君、いいよ」
ぱあぁっとガープ君の目が輝く。
私の手を握り、ぶんぶんと大きく上下に揺らされる
「名無し殿!本当でござるか!?拙者感激でござる…!!」
ガープ君はそのまま私を抱きしめる。付き合うってこんな感じなの…!?こんなに急に距離が近づくなんて…
「もう離さないでござるよ!拙者の大切な名無し殿!絶対にお守りするでござる!」
それにしても…抱き合うことなんてないから変な感じ。なんか…すごく暖かくて落ち着く。
「名無し殿…!拙者は本で見たでござる。付き合う者同士は接吻で親交を深めるのでござる」
「せっぷん?何それ?」
「接吻とはこう…互いの唇を重ねて…」
ガープ君は急に腰をかがめ、私の顎を少し上げた。背の高いガープ君を少し見上げる形になる。
何をするのかとボーッとしていると、口が私に重なっていた
「!!!」
な…なに…!?
せっぷんって…、キスのことだったの!?
驚いて数秒固まる。
唇が離れ、目の前のガープ君の表情を見ると、顔を真っ赤にしながら目尻を下げ、満足げな表情をしていた。
互いに目が合った所で、私は我に返る。
「…ガ、ガープ君のえっち!!!」
「えっ!?えっ…!?拙者なにか失礼なことを!?」
おろおろと戸惑うガープ君に背を向け、私は歩き出す。
私も顔が熱くなっているのが分かる。
急にあんなことをされて恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
「名無し殿ー!拙者が悪かったでござるから…怒らないで欲しいでござる!」
必死で私のご機嫌を取ろうと着いてくるガープ君。本当に私のこと…好きなんだな。
でも今の顔を見られるのはやっぱり恥ずかしいから…、今は彼から逃げてしまう。
「名無し殿ー、謝るでござるー!」
今日からは"お仲間"の関係じゃなく、それ以上。
これからは少しずつ、
彼との仲を深めていこうと思う。
終