ガープ短編夢小説
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拙者は風邪を引いてしまった
うう…体がしんどい…
鼻も出て…
「ガープくん、お邪魔します。体調大丈夫?」
「名無し殿!?どうしたでござるか!?」
「ノート持ってきたの。授業遅れると困るでしょ。マルバス先生の拷問学のノート取っといたから」
拷問学と聞き、サーっと体にまた寒気が走る。風邪のせいなのかどうなのか分からぬが…
「わざわざかたじけない…。だが名無し殿に風邪が移ったら大変でござる」
「大丈夫だよ。ガープ君が苦しんでるのにほっとけないから」
「うっ…、名無し殿…!ありがたきお言葉…!」
「もー、泣かないでよー。鼻も出てるよ」
ティッシュを取って、渡してくれる名無し殿。
まるで子どものような扱いだ。
「…って、あれ?この本…?」
!!!
しまったでござる!!
リード殿にお借りしたちょっとエッチな本!!
そこに置きっぱなしだったでござる!!
「名無し殿!それは違うでござる!リード殿が勝手に置いて忘れていったものでござるよ!」
リード殿に申し訳ないと思いつつも、咄嗟に思いついた言い訳をする。
焦りが言葉に出てしまったのか、大きく咳き込んだ。
ゴホッ、ゴホッ…、ゼー、ゼー…
「ガープ君もこういうの興味あるんだねー。年頃の男の子だもんね」
パラパラと中身を確認している名無し殿。
嘘はあっさりバレている。
うう…、恥ずかしいでござる…
「ふふ、朗読してあげよっか。ほら、このページなんて官能的で…」
近いでござる…!
また熱が上がってしまいそうでござる
「風邪治ってからにしようね。いま興奮しちゃうと悪化しちゃうからね」
パタンと本は閉じられ、お預けされる。
「じゃあ、ここに差し入れの飲み物置いておくから。ちゃんと飲んでね」
名無し殿は飲み物を枕元に置いていき、拙者の部屋から出て行ってしまった。
…拙者の風邪が治ったら本当にあの本を朗読する気であろうか?
そんなことされたら耐えられる自信がないでござる。
その後のことを想像し、拙者はまた熱が上がりそうになった。
終
うう…体がしんどい…
鼻も出て…
「ガープくん、お邪魔します。体調大丈夫?」
「名無し殿!?どうしたでござるか!?」
「ノート持ってきたの。授業遅れると困るでしょ。マルバス先生の拷問学のノート取っといたから」
拷問学と聞き、サーっと体にまた寒気が走る。風邪のせいなのかどうなのか分からぬが…
「わざわざかたじけない…。だが名無し殿に風邪が移ったら大変でござる」
「大丈夫だよ。ガープ君が苦しんでるのにほっとけないから」
「うっ…、名無し殿…!ありがたきお言葉…!」
「もー、泣かないでよー。鼻も出てるよ」
ティッシュを取って、渡してくれる名無し殿。
まるで子どものような扱いだ。
「…って、あれ?この本…?」
!!!
しまったでござる!!
リード殿にお借りしたちょっとエッチな本!!
そこに置きっぱなしだったでござる!!
「名無し殿!それは違うでござる!リード殿が勝手に置いて忘れていったものでござるよ!」
リード殿に申し訳ないと思いつつも、咄嗟に思いついた言い訳をする。
焦りが言葉に出てしまったのか、大きく咳き込んだ。
ゴホッ、ゴホッ…、ゼー、ゼー…
「ガープ君もこういうの興味あるんだねー。年頃の男の子だもんね」
パラパラと中身を確認している名無し殿。
嘘はあっさりバレている。
うう…、恥ずかしいでござる…
「ふふ、朗読してあげよっか。ほら、このページなんて官能的で…」
近いでござる…!
また熱が上がってしまいそうでござる
「風邪治ってからにしようね。いま興奮しちゃうと悪化しちゃうからね」
パタンと本は閉じられ、お預けされる。
「じゃあ、ここに差し入れの飲み物置いておくから。ちゃんと飲んでね」
名無し殿は飲み物を枕元に置いていき、拙者の部屋から出て行ってしまった。
…拙者の風邪が治ったら本当にあの本を朗読する気であろうか?
そんなことされたら耐えられる自信がないでござる。
その後のことを想像し、拙者はまた熱が上がりそうになった。
終