ガープ短編夢小説
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※R18
閲覧は自己責任です
拙者はずっと昨日のことを考えていた。
しかし彼女のことは誰にも話すことができない。
彼女が本当に人間だとしたら喰われてしまうからだ。
バラム教諭に人間の生態について詳しく聞きに行き、しっかりとメモを取った。
勉強熱心だと褒められながらも、拙者は複雑な心境だった。
教えてもらった特徴がやはり彼女の生態と完全に一致していたからである。
拙者も人間を喰らうことに興味がないと言えば嘘だった。
しかし名無し殿に関して言えば完全に別。
初めて女性を好きになったからである。
愛する女性を喰らうことなんて到底できたものではない。それが例え人間だとしても。
気がつけば家に着いていた。
複雑な心境で家へ入ると、名無し殿と父上が何やら話していた。
楽しそうに会話をしながらお茶を啜っていた。
…そうだ、父上が気がつかないはずがない。
でもそうだとしたらなぜ彼女を喰わない…?
やはり、拙者の勘違いで彼女はれっきとした悪魔?
「あ、ガープ君、おかえりなさい」
暗そうな表情の拙者と対照的に、名無し殿は明るい笑顔で出迎えてくれる。
「ゴエモンよ。座りなさい」
「…はい、御父上」
父上からお呼びがかかり、拙者は父上の前に正座する。
隣には名無し殿も一緒だった。
「ゴエモン、其方はこのおなごを愛しておるか」
突然の質問に拙者は動揺する。
父上がどのような意図でこの質問を投げかけてきているか分からない。
…しかし拙者の答えはひとつしかなく、それを伝える。
「愛しています。拙者が初めて好きになった御方でござる」
「このおなごは人間だ」
やはりそうだった。覚悟はしていたがやはり動揺する。
父上は今から名無し殿をどうする気なのか。
自分の身体を震わせながら彼女の方に目をやると、なぜだか名無し殿は顔を赤くし、嬉しそうにこちらを見ていた。
「良かったな、ゴエモンよ。名無し殿は今日から其方の許嫁になってくれるそうだ」
…?
状況を飲み込まない拙者に名無し殿が代わりに説明をしてくれた。
父上は人間ではないかと思っていたが、拙者が一目惚れしたことに気付き、すぐには喰らわず様子を伺っていたこと。
そして試しに自分の素顔を見せた所、やはり彼女は何の変化も起こらず、悪魔ではないと気づいた。そして悪魔ではないなら自分達の素顔が見えてしまっても問題なく、息子の嫁が務まると考えたこと。
父上なりの拙者に対する優しさだった。
「ゴエモン、素顔を見せてみなさい」
「で、でも御父上…!素顔を出すのは御法度なのでは…!」
そう躊躇していると、名無し殿が拙者に近づいてきた。
拙者の白い毛をかき分け、名無し殿は拙者の素顔をまじまじと見ていた。
「わあ、お父様にそっくり。ミステリアスな感じで、かっこいい…」
…!
産まれて初めての反応だった。
拙者は父上以外に素顔を見せることはできない。
それが素顔を見ても何も起こらず、しかも容姿を褒められている。
相手は拙者が初めて好きになった、愛する人。
喜びのあまり、何かが込み上げてくる。
「ゴエモンよ。覚悟を決めたのなら彼女を全力で守りなさい。其方の素顔、ありのままを見られる貴重な人間だ」
「…はい」
父上に頭を下げ、彼女と一緒に父上の前を後にする。
父上には感謝しかなかった。
本当は喰らいたい気持ちはあるのだろうが、拙者の許嫁にするために、必死で我慢しているのであろう。
名無し殿と一緒に部屋へ入ると、思わず彼女を抱きしめていた。
「…ガープ君」
「名無し殿、ずっと一緒でござる」
拙者はこのような姿で産まれた宿命で結婚なんてできるわけがなく、一生孤独だと覚悟して生きていた。
それがその容姿を気にすることなく見せられる相手に出会えたこと。それが初めて愛した女性ということに酷く高揚していた。
「拙者、接吻がしてみたいでござる…」
「…うん、しよう」
彼女は拙者の毛を掻き分けてくれ、拙者の素顔を露わにする。
やはり彼女には何も変化が起きない。
じっと拙者の素顔を見つめてから、顔を近づけてくれた。
「ガープ君は、素敵なお顔だよ」
そう呟きながら唇を重ねる。
柔らかく、甘いその唇の感触に感動するが、素顔を出している緊張や不安からか、拙者はがちがちに固まってしまう。
「ガープ君、少しお口開けて…?」
「こ、こうでござるか…?」
そっと口を開くと、彼女の熱い舌が拙者の中へと入ってきた。
「…んっ、ん」
彼女の舌が拙者の舌に絡みつき、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てている。
拙者はされるがままで、その気持ちよさに息を荒くしていた。
お互いの熱い吐息が漏れ出し、さらに興奮する。
彼女が口を離すと、お互いの唾液が糸を引き、涎のように垂れていった。
「キス、気持ちいいよね。これから毎日しようね」
その言葉にまた顔が熱くなる。
…毎日こんなことができるなんて、夢のようでござる。
「名無し殿、今日もあの…、して欲しいでござる」
「ふふ、元気だね。そういう年頃だもんね」
彼女は拙者の隣に座ると下半身に触れ、拙者の帯を外してから拙者自身を取り出してくれる。
既に固くなっている拙者を彼女はすぐに咥えてくれた。
「…うっ…」
何回してもらっても最初の快楽はすごい。
熱い口内に自分自身が一気に包まれ、すぐに固さを増してしまうのだ。
唾液を絡ませながら気持ちいい部分を責められる。
目を瞑って必死に口を動かす姿はいつ見ても興奮する。
舌で舐められたり、吸われたりと変化する彼女のテクニックに拙者は虜になっていた。
はぁ…っ、気持ちいい。
一度出して快楽に溺れたいでござるが…
「名無し殿…、中に…中に挿れさせて欲しいでござる…」
名無し殿は頷くと拙者自身をちゅぽっと口から外してくれた。
彼女は下着を脱ぐと、拙者に座って向かい合う形でまたがってくれた。
彼女の入口へそそり立った自身が触れると、そこは既に濡れており、準備が整っていた。
彼女から腰を動かし、拙者を迎え入れようとしてくれている。
その姿が非常にいやらしく、更に欲情してしまう。
彼女が腰を深く沈めると、ずぶりと拙者は根元まで飲み込まれてしまった。
「ガープ君の、全部入ってるよ」
その言葉だけで放出してしまいそうだった。
彼女の中で、血管がドクドクと脈打つ。
目の前に向かい合わせになっている彼女の姿に、また拙者は唇を重ねた。
今度は彼女を貪るように、その愛おしい唇に吸いつく。
「名無し殿…、愛しているでござる」
唇を離すと愛の言葉を囁く。
そしてまた唇を重ね、今度は抱きしめながら彼女を下から突き上げた。
「…んっ!んぁっ…!」
突き上げる度に彼女は声を漏らし、拙者で感じてくれていた。
奥に先端を擦り付けるように責め立てると、彼女は涎を垂らしながら喘いでいた。
「や…、イク…!ガープ君、イっちゃう…!」
「拙者も、もう…!」
運動を早め、激しく突き上げる。
彼女がキュッと膣内を締め付けながら痙攣をし、拙者はその刺激に耐えきれず、最奥で放出した。
「ん…、中に熱いのが出てる…すごい…」
拙者の精液を吸い上げるように、ひくひくと彼女の中は痙攣していた。
全てを出し終えるとまた彼女は拙者の毛を掻き分け、接吻をしてくれる。
「ガープ君、愛してる」
愛おしくて堪らない。
拙者は彼女をまた強く両手で抱きしめた。
「絶対に名無し殿をお守りすると約束するでござる」
新婚のような気分で、拙者は彼女との生活に舞い上がっていた。
続
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拙者はずっと昨日のことを考えていた。
しかし彼女のことは誰にも話すことができない。
彼女が本当に人間だとしたら喰われてしまうからだ。
バラム教諭に人間の生態について詳しく聞きに行き、しっかりとメモを取った。
勉強熱心だと褒められながらも、拙者は複雑な心境だった。
教えてもらった特徴がやはり彼女の生態と完全に一致していたからである。
拙者も人間を喰らうことに興味がないと言えば嘘だった。
しかし名無し殿に関して言えば完全に別。
初めて女性を好きになったからである。
愛する女性を喰らうことなんて到底できたものではない。それが例え人間だとしても。
気がつけば家に着いていた。
複雑な心境で家へ入ると、名無し殿と父上が何やら話していた。
楽しそうに会話をしながらお茶を啜っていた。
…そうだ、父上が気がつかないはずがない。
でもそうだとしたらなぜ彼女を喰わない…?
やはり、拙者の勘違いで彼女はれっきとした悪魔?
「あ、ガープ君、おかえりなさい」
暗そうな表情の拙者と対照的に、名無し殿は明るい笑顔で出迎えてくれる。
「ゴエモンよ。座りなさい」
「…はい、御父上」
父上からお呼びがかかり、拙者は父上の前に正座する。
隣には名無し殿も一緒だった。
「ゴエモン、其方はこのおなごを愛しておるか」
突然の質問に拙者は動揺する。
父上がどのような意図でこの質問を投げかけてきているか分からない。
…しかし拙者の答えはひとつしかなく、それを伝える。
「愛しています。拙者が初めて好きになった御方でござる」
「このおなごは人間だ」
やはりそうだった。覚悟はしていたがやはり動揺する。
父上は今から名無し殿をどうする気なのか。
自分の身体を震わせながら彼女の方に目をやると、なぜだか名無し殿は顔を赤くし、嬉しそうにこちらを見ていた。
「良かったな、ゴエモンよ。名無し殿は今日から其方の許嫁になってくれるそうだ」
…?
状況を飲み込まない拙者に名無し殿が代わりに説明をしてくれた。
父上は人間ではないかと思っていたが、拙者が一目惚れしたことに気付き、すぐには喰らわず様子を伺っていたこと。
そして試しに自分の素顔を見せた所、やはり彼女は何の変化も起こらず、悪魔ではないと気づいた。そして悪魔ではないなら自分達の素顔が見えてしまっても問題なく、息子の嫁が務まると考えたこと。
父上なりの拙者に対する優しさだった。
「ゴエモン、素顔を見せてみなさい」
「で、でも御父上…!素顔を出すのは御法度なのでは…!」
そう躊躇していると、名無し殿が拙者に近づいてきた。
拙者の白い毛をかき分け、名無し殿は拙者の素顔をまじまじと見ていた。
「わあ、お父様にそっくり。ミステリアスな感じで、かっこいい…」
…!
産まれて初めての反応だった。
拙者は父上以外に素顔を見せることはできない。
それが素顔を見ても何も起こらず、しかも容姿を褒められている。
相手は拙者が初めて好きになった、愛する人。
喜びのあまり、何かが込み上げてくる。
「ゴエモンよ。覚悟を決めたのなら彼女を全力で守りなさい。其方の素顔、ありのままを見られる貴重な人間だ」
「…はい」
父上に頭を下げ、彼女と一緒に父上の前を後にする。
父上には感謝しかなかった。
本当は喰らいたい気持ちはあるのだろうが、拙者の許嫁にするために、必死で我慢しているのであろう。
名無し殿と一緒に部屋へ入ると、思わず彼女を抱きしめていた。
「…ガープ君」
「名無し殿、ずっと一緒でござる」
拙者はこのような姿で産まれた宿命で結婚なんてできるわけがなく、一生孤独だと覚悟して生きていた。
それがその容姿を気にすることなく見せられる相手に出会えたこと。それが初めて愛した女性ということに酷く高揚していた。
「拙者、接吻がしてみたいでござる…」
「…うん、しよう」
彼女は拙者の毛を掻き分けてくれ、拙者の素顔を露わにする。
やはり彼女には何も変化が起きない。
じっと拙者の素顔を見つめてから、顔を近づけてくれた。
「ガープ君は、素敵なお顔だよ」
そう呟きながら唇を重ねる。
柔らかく、甘いその唇の感触に感動するが、素顔を出している緊張や不安からか、拙者はがちがちに固まってしまう。
「ガープ君、少しお口開けて…?」
「こ、こうでござるか…?」
そっと口を開くと、彼女の熱い舌が拙者の中へと入ってきた。
「…んっ、ん」
彼女の舌が拙者の舌に絡みつき、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てている。
拙者はされるがままで、その気持ちよさに息を荒くしていた。
お互いの熱い吐息が漏れ出し、さらに興奮する。
彼女が口を離すと、お互いの唾液が糸を引き、涎のように垂れていった。
「キス、気持ちいいよね。これから毎日しようね」
その言葉にまた顔が熱くなる。
…毎日こんなことができるなんて、夢のようでござる。
「名無し殿、今日もあの…、して欲しいでござる」
「ふふ、元気だね。そういう年頃だもんね」
彼女は拙者の隣に座ると下半身に触れ、拙者の帯を外してから拙者自身を取り出してくれる。
既に固くなっている拙者を彼女はすぐに咥えてくれた。
「…うっ…」
何回してもらっても最初の快楽はすごい。
熱い口内に自分自身が一気に包まれ、すぐに固さを増してしまうのだ。
唾液を絡ませながら気持ちいい部分を責められる。
目を瞑って必死に口を動かす姿はいつ見ても興奮する。
舌で舐められたり、吸われたりと変化する彼女のテクニックに拙者は虜になっていた。
はぁ…っ、気持ちいい。
一度出して快楽に溺れたいでござるが…
「名無し殿…、中に…中に挿れさせて欲しいでござる…」
名無し殿は頷くと拙者自身をちゅぽっと口から外してくれた。
彼女は下着を脱ぐと、拙者に座って向かい合う形でまたがってくれた。
彼女の入口へそそり立った自身が触れると、そこは既に濡れており、準備が整っていた。
彼女から腰を動かし、拙者を迎え入れようとしてくれている。
その姿が非常にいやらしく、更に欲情してしまう。
彼女が腰を深く沈めると、ずぶりと拙者は根元まで飲み込まれてしまった。
「ガープ君の、全部入ってるよ」
その言葉だけで放出してしまいそうだった。
彼女の中で、血管がドクドクと脈打つ。
目の前に向かい合わせになっている彼女の姿に、また拙者は唇を重ねた。
今度は彼女を貪るように、その愛おしい唇に吸いつく。
「名無し殿…、愛しているでござる」
唇を離すと愛の言葉を囁く。
そしてまた唇を重ね、今度は抱きしめながら彼女を下から突き上げた。
「…んっ!んぁっ…!」
突き上げる度に彼女は声を漏らし、拙者で感じてくれていた。
奥に先端を擦り付けるように責め立てると、彼女は涎を垂らしながら喘いでいた。
「や…、イク…!ガープ君、イっちゃう…!」
「拙者も、もう…!」
運動を早め、激しく突き上げる。
彼女がキュッと膣内を締め付けながら痙攣をし、拙者はその刺激に耐えきれず、最奥で放出した。
「ん…、中に熱いのが出てる…すごい…」
拙者の精液を吸い上げるように、ひくひくと彼女の中は痙攣していた。
全てを出し終えるとまた彼女は拙者の毛を掻き分け、接吻をしてくれる。
「ガープ君、愛してる」
愛おしくて堪らない。
拙者は彼女をまた強く両手で抱きしめた。
「絶対に名無し殿をお守りすると約束するでござる」
新婚のような気分で、拙者は彼女との生活に舞い上がっていた。
続