問題児クラス短編夢小説
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彼女ができた。
しかも可愛くて性格も良くて、一緒にいて心地よい彼女。
たまに話している最中に姿を消してみて彼女の反応を試して見たり、
消えたかと思ったら突然彼女の前に現れて脅かしてみたり。
その度に彼女は可愛い反応をしてくれるしすごく笑ってくれるから、僕は調子に乗って何度も同じことをしてしまう。
お出かけも一緒に行った。
目立つことがあまり好きではないという彼女は僕と一緒にいるのが心地よいと言ってくれた。
僕も一緒で、物静かだが話すと楽しい彼女と相性が合うと思っていた。
彼女には何でも話せる。
僕の家族のことや、クラスメートのこと。
そしてトランペットのことや将来のこと。
彼女とはコーヒーも一緒に飲みに行った。
僕がミルクをたっぷり入れていると、
それを可愛いと笑ってくれた。
不思議と彼女にそう言われても恥ずかしくなかった。彼女の前では自然体でいられた。
最近は僕を見失わないようにと、腕にしがみつきながら歩くのが彼女のスタイルだった。
束縛されている感じが僕にはたまらなかった。
「プルソン君が急にどこかへ行ってしまいそうで…時々怖くなっちゃう」
それを言われてドキリとする。
「僕は…、兄様とは違う。
君を残してどこかに消えたりなんかしない」
「…お兄さん?」
彼女は不思議そうに僕に聞き返す。
そうだ、兄様のことは話してなかったんだ
「ううん、なんでもないよ。でも、とにかく僕は大切な君を絶対に悲しませたりはしない。
名無しちゃんが大好きで、大切だから」
言いながら少し照れくさくなる。
彼女は頷きながら、また僕の腕をギュッと掴んでくれた。
そろそろ夕暮れ。
別れる時間になると、いつも寂しくなる、
彼女ともっといたい。
明日も会えると言えども離れている時間は辛くなる。
別れ際には僕はいつも彼女を胸におさめる。
お互いの心臓の鼓動が重なり合う感じが心地よい。
彼女を強く抱きしめてから、家まで送っていく。
彼女の姿が見えなくなると、僕も姿を消す。
…明日はもっと彼女に触れてみようか。
もうそろそろいろんな所に触れても怒られない気がする。
だが彼女が嫌がるようなことは絶対にしないようにしよう。
僕は彼女が何よりも大切だ。
彼女を失うことは考えられない。
これからも、ずっと一緒に。
終
しかも可愛くて性格も良くて、一緒にいて心地よい彼女。
たまに話している最中に姿を消してみて彼女の反応を試して見たり、
消えたかと思ったら突然彼女の前に現れて脅かしてみたり。
その度に彼女は可愛い反応をしてくれるしすごく笑ってくれるから、僕は調子に乗って何度も同じことをしてしまう。
お出かけも一緒に行った。
目立つことがあまり好きではないという彼女は僕と一緒にいるのが心地よいと言ってくれた。
僕も一緒で、物静かだが話すと楽しい彼女と相性が合うと思っていた。
彼女には何でも話せる。
僕の家族のことや、クラスメートのこと。
そしてトランペットのことや将来のこと。
彼女とはコーヒーも一緒に飲みに行った。
僕がミルクをたっぷり入れていると、
それを可愛いと笑ってくれた。
不思議と彼女にそう言われても恥ずかしくなかった。彼女の前では自然体でいられた。
最近は僕を見失わないようにと、腕にしがみつきながら歩くのが彼女のスタイルだった。
束縛されている感じが僕にはたまらなかった。
「プルソン君が急にどこかへ行ってしまいそうで…時々怖くなっちゃう」
それを言われてドキリとする。
「僕は…、兄様とは違う。
君を残してどこかに消えたりなんかしない」
「…お兄さん?」
彼女は不思議そうに僕に聞き返す。
そうだ、兄様のことは話してなかったんだ
「ううん、なんでもないよ。でも、とにかく僕は大切な君を絶対に悲しませたりはしない。
名無しちゃんが大好きで、大切だから」
言いながら少し照れくさくなる。
彼女は頷きながら、また僕の腕をギュッと掴んでくれた。
そろそろ夕暮れ。
別れる時間になると、いつも寂しくなる、
彼女ともっといたい。
明日も会えると言えども離れている時間は辛くなる。
別れ際には僕はいつも彼女を胸におさめる。
お互いの心臓の鼓動が重なり合う感じが心地よい。
彼女を強く抱きしめてから、家まで送っていく。
彼女の姿が見えなくなると、僕も姿を消す。
…明日はもっと彼女に触れてみようか。
もうそろそろいろんな所に触れても怒られない気がする。
だが彼女が嫌がるようなことは絶対にしないようにしよう。
僕は彼女が何よりも大切だ。
彼女を失うことは考えられない。
これからも、ずっと一緒に。
終
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