感情の慟哭

朽ちた船の片隅で 錆びた刃に触れて
滴る血を眺めていた.....
ロンリネスガール
朱い人形に縋り付き 泣いていた.....

穴だらけの帆が風に哭き
折れたマストは空を突き刺す.....
慣れてしまった暗闇に肌に雫伝う
血か涙なのか 分からない.....
潮の香りも届かぬまま
船底に溜まる冷たい水は
固まった血痕と共に緋色を失う.....

ぐちゃぐちゃに穢れてくアタシの顔に
船室の割れた鏡に映る顔が笑っている
口角が歪み、目は濁っていく
昨日まで錆びた刃を握った手が
今は背中に刃を隠す.....


かつて旅を夢見た影は
枯れた木となり
根は土に埋もれ、水を求めず
風は凪いて 朽ち果てていき
孤独が静かに船体を蝕む.....

錆びた刃で身体を引き裂いて
滴る血を眺めていた
だけど もう痛みすらも感じない
ロンリネスガール
朱い人形に縋り付き 泣いていた.....

錆びた鎖が軋みながら伸び
蔦と錨が手を結び
船は漂わぬままに花を咲かせる!!
傷口を塞ぐ血のように
孤独の果てに絆が息づき
朽ちた船に新たな命が宿っていく!!

少女も泣き顔を忘れ笑顔になっていて
乾いた大地にも花が咲き誇り
凪いてた風もまたそよいでる.....
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