2 朝礼
夢小説設定
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……消しゴムなしでもいけるか!
そう諦め筆箱を漁るのを辞めると
つんつん。
隣のエステル君だ。
「エステル君…?」
「これ使って」
小声でそう言って俺の机に消しゴムを置いてくれた。
「ありがとう…!!」
救世主だ!アーヌン!彼に幸あれ!
さっそく間違えた文字を消す。それにしても、よくわかったな…声も掛けてくれたし、エステル君とは仲良くなれそうな気がする。
「エステル、さっきはありがとな」
「どういたしまして。…なんかあったら気軽に言ってくれていいんだからな」
「うん、わかった。」
「あ、あと…0.5mmのシャー芯持ってたりしない?」
「えっ、あ、持ってるよ…ってもしかして」
シャー芯目的!?つい言ってしまうと
「ち、違うよ!?消しゴム貸した後に気付いて…」
とあわあわしだしてしまった。ちょっと申し訳なくて
「冗談だって。はい」
「…ありがと」
少し気まずそうに受け取るエステル君。
「ごめんって。気にしなくていいんだからな、困ったときはお互い様だろ」
言うと
「うん、そうだな」
よかった、笑顔だ。
授業の準備をしているうちにあっという間に短い休み時間は終わった。
COO←前 次→❖
そう諦め筆箱を漁るのを辞めると
つんつん。
隣のエステル君だ。
「エステル君…?」
「これ使って」
小声でそう言って俺の机に消しゴムを置いてくれた。
「ありがとう…!!」
救世主だ!アーヌン!彼に幸あれ!
さっそく間違えた文字を消す。それにしても、よくわかったな…声も掛けてくれたし、エステル君とは仲良くなれそうな気がする。
「エステル、さっきはありがとな」
「どういたしまして。…なんかあったら気軽に言ってくれていいんだからな」
「うん、わかった。」
「あ、あと…0.5mmのシャー芯持ってたりしない?」
「えっ、あ、持ってるよ…ってもしかして」
シャー芯目的!?つい言ってしまうと
「ち、違うよ!?消しゴム貸した後に気付いて…」
とあわあわしだしてしまった。ちょっと申し訳なくて
「冗談だって。はい」
「…ありがと」
少し気まずそうに受け取るエステル君。
「ごめんって。気にしなくていいんだからな、困ったときはお互い様だろ」
言うと
「うん、そうだな」
よかった、笑顔だ。
授業の準備をしているうちにあっという間に短い休み時間は終わった。
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