2 朝礼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
……よし、隣の人に借りよう。
「エステル君」
小声で呼びかける。
「うわっ な、なに?」
「消しゴム貸して!」
「えーと…はい」
筆箱を漁って消しゴムを渡してくれる。
「ありがとう!」
よしよし、やっぱり立派なものを築くには一瞬の手間も惜しんではいかんのだ…エステル君、君には後で褒美を授けよう…
ってあれ、この消しゴムカバー、日曜日の朝に放送されている戦隊ロボものアニメ「溶質戦隊ロボ・スイワイオン」!?もしかしてエステルも見てるのかな!
チラ。
気になる…!ちょっと子供っぽいかなとか気にして周りに言えなかったけど、面白いんだよな…できることなら語りたい!休み時間に聞いてみよう。
「エステル、さっきはありがとう」
「どういたしまして。」
「そういえば、あの消しゴムカバーさ、」
「え?あ!」
ちょっと焦ったような声を出す。お、これは見ているのでは…!
「俺見てるんだけど、面白いよな!」
「弁前も…?うん、俺もたまたまテレビつけたら面白くてずっと見てるんだよね」
おおっ、親近感!
「うんうん、俺も。『電離!スイワイオン!』って変身シーンもなかなかカッコいいし、ストーリーも凝ってるし…」
「そうそう、あと技もかっこいいよな!っそうだ、そういえば前回は…」
ああっそれ以上はタンマ!
「ああーっ待って!前回の録画まだ見てないんだ」
「そ、そっか。じゃあ見たら話そ」
「うん!にしても、話せる人がいてよかったあ。ちょっと子供向けかなあとか思ってたからさ」
「あ…うん、そうだね。俺もなんか安心したよ」
キーンコーンカーンコーン…
「あっ、もう次の授業か!じゃ、また話そうぜ!」
「ああ!」
こうしてあっという間に短い休み時間が終わった。
COO←前 次→❖
「エステル君」
小声で呼びかける。
「うわっ な、なに?」
「消しゴム貸して!」
「えーと…はい」
筆箱を漁って消しゴムを渡してくれる。
「ありがとう!」
よしよし、やっぱり立派なものを築くには一瞬の手間も惜しんではいかんのだ…エステル君、君には後で褒美を授けよう…
ってあれ、この消しゴムカバー、日曜日の朝に放送されている戦隊ロボものアニメ「溶質戦隊ロボ・スイワイオン」!?もしかしてエステルも見てるのかな!
チラ。
気になる…!ちょっと子供っぽいかなとか気にして周りに言えなかったけど、面白いんだよな…できることなら語りたい!休み時間に聞いてみよう。
「エステル、さっきはありがとう」
「どういたしまして。」
「そういえば、あの消しゴムカバーさ、」
「え?あ!」
ちょっと焦ったような声を出す。お、これは見ているのでは…!
「俺見てるんだけど、面白いよな!」
「弁前も…?うん、俺もたまたまテレビつけたら面白くてずっと見てるんだよね」
おおっ、親近感!
「うんうん、俺も。『電離!スイワイオン!』って変身シーンもなかなかカッコいいし、ストーリーも凝ってるし…」
「そうそう、あと技もかっこいいよな!っそうだ、そういえば前回は…」
ああっそれ以上はタンマ!
「ああーっ待って!前回の録画まだ見てないんだ」
「そ、そっか。じゃあ見たら話そ」
「うん!にしても、話せる人がいてよかったあ。ちょっと子供向けかなあとか思ってたからさ」
「あ…うん、そうだね。俺もなんか安心したよ」
キーンコーンカーンコーン…
「あっ、もう次の授業か!じゃ、また話そうぜ!」
「ああ!」
こうしてあっという間に短い休み時間が終わった。
COO←前 次→❖