2 朝礼
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……もうお腹の痛みも無くなったし、保健室に行く必要は無いかな。教室に戻ろう。
「お帰り弁前。少し顔色が良くなったな。何かあれば無理せず言うんだぞ。」
「はい、ありがとうございます。」
自分の席について間もなく、授業終了のチャイムが鳴る。
「起立!礼!」
「「ありがとうございました」」
はぁ、それにしても災難だった…誰かにノート見せてもらわないと。そう思っていると、
「大丈夫?」
カルボンさん…カルボン君が心配してこちらを見ている。
「あ、うん、もう出してスッキリしたから大丈夫!」
「よかった。」
あっそうだ、カルボンさんなら真面目そうだし…
「カルボンさん、ノート見せてくれない?」
すぐ返すからさ!頼むと
「さっきのやつ?いいよ。」
「ありがとうカルボンさん!」
やったぁ、優等生(たぶん)のノート、ゲットだぜ!
「どうも。…あと、カルボンでいい」
「あっ…うん、わかった。ノートすぐ返すな!」
さてさて、どんなノートなんだろう…チラ。
まあ綺麗なノートだ。…の割に直線が定規の直線じゃない。まっすぐに見えるけどこれフリーハンドじゃん…すげー。
感心してカルボンを二度見する。ほんと真面目そうな顔立ちをしてるな…のになんで定規使わないんだコイツ!
おぬし…やりおるな…
幸い、授業を抜けていた時間は短かったし板書も少なかったようで、ノート写しはすぐに終わった。
「カルボン、ノートありがと」
「どうも」
「そういやお前フリーハンドで直線書けるって凄いな!」
思ったことを伝えると
「え…?あ、うん今日は定規忘れたから」
あれ、そうだったのか。
「え?じゃあ普段は定規派?」
「…そうでもない」
「ふーん、ま、確かにそんだけ綺麗に直線書けるなら定規使わにのが楽だよな…」
「弁前は?」
「俺?俺は定規派!」
直線とかマルとか書くの苦手なんだ。そうだ、
「そういえば、マルが上手く書ける人ってえっちらしいよ」
なんかで聞いた。言うと
「!?」
なんかひどく驚いたらしい。
「あれ、どうしたの?」
「…いや、弁前もそういうの言うのが意外だった」
下ネタちっくなことってか。確かに真面目そうなカルボンに言うのはアレだったかな。
「あ、ごめん」
素直に謝っておこう。
「いや、構わないよ。アルコールもよく言うことだし…あ、アルコールってあそこにいる黄色い髪のやつだよ」
指さすほうを向けば、確かに教室から聞こえる下ネタの発生源のひとつは彼のようだ。
「あはは、ほんとだ」
そんなふうにカルボンと話しているうちにあっという間に休み時間が終わった。
COOH←前 次→❖
「お帰り弁前。少し顔色が良くなったな。何かあれば無理せず言うんだぞ。」
「はい、ありがとうございます。」
自分の席について間もなく、授業終了のチャイムが鳴る。
「起立!礼!」
「「ありがとうございました」」
はぁ、それにしても災難だった…誰かにノート見せてもらわないと。そう思っていると、
「大丈夫?」
カルボンさん…カルボン君が心配してこちらを見ている。
「あ、うん、もう出してスッキリしたから大丈夫!」
「よかった。」
あっそうだ、カルボンさんなら真面目そうだし…
「カルボンさん、ノート見せてくれない?」
すぐ返すからさ!頼むと
「さっきのやつ?いいよ。」
「ありがとうカルボンさん!」
やったぁ、優等生(たぶん)のノート、ゲットだぜ!
「どうも。…あと、カルボンでいい」
「あっ…うん、わかった。ノートすぐ返すな!」
さてさて、どんなノートなんだろう…チラ。
まあ綺麗なノートだ。…の割に直線が定規の直線じゃない。まっすぐに見えるけどこれフリーハンドじゃん…すげー。
感心してカルボンを二度見する。ほんと真面目そうな顔立ちをしてるな…のになんで定規使わないんだコイツ!
おぬし…やりおるな…
幸い、授業を抜けていた時間は短かったし板書も少なかったようで、ノート写しはすぐに終わった。
「カルボン、ノートありがと」
「どうも」
「そういやお前フリーハンドで直線書けるって凄いな!」
思ったことを伝えると
「え…?あ、うん今日は定規忘れたから」
あれ、そうだったのか。
「え?じゃあ普段は定規派?」
「…そうでもない」
「ふーん、ま、確かにそんだけ綺麗に直線書けるなら定規使わにのが楽だよな…」
「弁前は?」
「俺?俺は定規派!」
直線とかマルとか書くの苦手なんだ。そうだ、
「そういえば、マルが上手く書ける人ってえっちらしいよ」
なんかで聞いた。言うと
「!?」
なんかひどく驚いたらしい。
「あれ、どうしたの?」
「…いや、弁前もそういうの言うのが意外だった」
下ネタちっくなことってか。確かに真面目そうなカルボンに言うのはアレだったかな。
「あ、ごめん」
素直に謝っておこう。
「いや、構わないよ。アルコールもよく言うことだし…あ、アルコールってあそこにいる黄色い髪のやつだよ」
指さすほうを向けば、確かに教室から聞こえる下ネタの発生源のひとつは彼のようだ。
「あはは、ほんとだ」
そんなふうにカルボンと話しているうちにあっという間に休み時間が終わった。
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