鎖骨と蛍石




Clavicle and Fluorite


嫌われてるくせに姿勢良く立っている朝みたいに私は立ってる

宇宙ではぷかぷか浮いて寝てみたい おっとミルクが溢れてたみたい

この場所が一番楽だと微笑んだ そうね、私は良き箸休め

都合よく扱われてるレモネード無自覚がまた泡に溶けてく

忘れ雪 淡く空気が光ってる朝にゆっくり出汁をあじわう

あの日々はもう二度とない凛と舞う水玉模様と散りゆく桜