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あれから何度探してもあの場所は見つからない。そんなことをしていたらいつの間にかこの街にも慣れてきて、忙しさから探すこともしなくなっていった。
部屋の窓にはあの日の蝋燭が飾ってある。悲しくなったりもうだめだと落ち込んだ時、そう言うときに限って、誰もつけていないのに自ら灯をともす。きっとあの人がまた励ましてくれているのだ。
もう1つだけ、あの人の言葉で思い出したことがある。
「さよならナナシさん、もう二度と逢いませんように」
Fin.
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