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「大体、今時優しくてかっこよくて~なんて答える人間どこにいるんですか?つまらなすぎ、話のネタにもなりません、というか貴方の好みなど最初から興味ないです」
「そ、そこまで言いますか?…でもいいです、嬉しい勘違いが出来たので」
「…ほんと馬鹿ですね、貴女」
「えへへ」
興味ないと言いながら、何故あそこまで喋ったのか。これ以上彼を追い詰めるのは良くないと思った彼女は、少しだけ上機嫌のまま追求するのを止めたのだった。
若干の敗北感を覚えた彼であったが、盛大に溜息をつくと乗り出していた身を引き、肩を揉みながら再度椅子に腰掛けた。
「はぁ…今日も誰かさんの所為で無駄に疲労が溜まっていくばかりですよ」
「…私も重労働した後みたいに疲れましたけどね」
「あまりにも貴女の答えがつまらな過ぎて何の参考にもならないので、ブリッジでもしながら私のいいところ10個挙げてください。そうしたら今日はもう遅いですし帰っていいですよ」
「え!?ブリッジですか!?…ていうか何でブリッジ?」
「あれだけ好意を持つなと言っているのにそこまで言うのです、10個くらい余裕で言えるでしょう?唯淡々と言われてもつまらないので、その面白い顔でブリッジしながら述べる権利を与えているのです。答えがつまらなかった分、精々私を楽しませて下さいね」
「そんなぁ…」
先ほどまで余裕など無かった彼であったが、そんな事なかったと言わんばかりにさらりと彼女に命令する彼。
そんな切り替えしに困惑するも、それでも命令を遵守する彼女は、普段使わない筋肉をフル活用し、その身を挺して彼の期待に応えた。
「ちょっ…こ、れ…!きっつ!」
「うわー、ぶっさいくですねー…それではそのまま、私のどこが好きになったのか述べてください、その顔で。」
「も…!や、だ…!」
背骨がぼきぼきと音を鳴らし、それに耐えようと歪ませる顔を上から眺めた彼。
不細工と言いながらも、そんな彼女の顔を眺める彼の表情は、少しだけ恥ずかしそうにしていた事を彼女は見ることはないだろう。
fin.
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