人生は白竜ゲー。
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おはようございます。シオンです。只今6:07。知らない場所のベッドの中です。何故こうなったかという経緯をご説明します。
私、これまで一緒に住んでいたお姉さんが結婚して出て行ってしまって一人暮らしになったんですけど、これが物凄く寂しくて辛くて、ついに居酒屋でお酒に手を出しました。あ、ちゃんと二十歳なので飲めます。大丈夫。しくしく涙しながら一人カウンター席で日本酒を飲んでいました。あのお姉さんは気さくで優しいひとでした。そう言う人こそ結婚して幸せになって欲しいのですが・・・やっぱりあの家は一人には広すぎました。そして今日も居酒屋にて一人でお酒を飲んでいたのですが、私の隣に座ってくる男性が来たのです。それが元チームメイトの白竜くんでした。思わぬ再会でしたが、当時の私は結構出来上がっててどんな話をしたのかあまり覚えていません。なんか彼に泣きながら色々愚痴っていたような気がします。お酒を追加で注文しようとしたら何故か止められたのは覚えてます。そして気が付けば前述のベッドの中で目が覚めました。しかも裸で。なんだか身体中痛いです。すこし首を回すと裸の白竜くんが隣で寝ていました。
以上です。
やってしまった!何やってんの私!?もしかして酔っぱらってその勢いで・・・?あの硬派でイケメンな白竜くんが酔ってたとはいえ処女の私と?うそでしょ!?
どうしよう・・・彼に合わせる顔がない・・・当の本人はしっかり熟睡している。起こすわけにはいかない。私はベッドの下に散らばっていた自分の服を拾って音を立てないように着用。そしてテレビの横に置いてあった鞄から財布を取り出し三万円を抜き取る。そして備え付けのメモ用紙に伝言を書いて紙幣と一緒にテーブルの上に置いた。あとは抜き足差し足忍び足。物音を立てぬよう気をつけながら出口のドアまで辿り着く。
「白竜くん・・・ごめん!」
寝ている彼に小声でそう告げてドアをそっと閉じた。逃げるは恥だが役には立つ、とはよく言ったものだ。どうやらここはホテル。エレベーターを見つけるとそのまま乗り込み、フロントをめざす。係の人に訳を話してホテルを後にした。急ぎ足で自宅へ向かいながら私はこれからについて考えていた。彼と顔を合わせることになったらなんて言えばいいんだろ。このままフェードアウトしたら駄目かな?駄目だろうなぁ。自分の家に戻ると安堵で脱力した私はさっさとシャワーを浴びてベッドに倒れ込んでしまった。今日が土曜日で助かった・・・しばらくすると眠気が私を包む。寝ちゃお・・・
・・・ピロン♪・・・ピロン♪
スマホの通知音で目が覚めた。
気づけば時計は15:36を指していた。
「かなり寝たなぁ、ふぁあ~」
欠伸に寝ぼけ眼でスマホを手に取って、映った画面を見て眠気が吹っ飛んだ。メッセージアプリの通知件数があり得ない数になってる。何かのバグだろうとアプリを開くと見覚えのあるアイコン。
『白竜』
「え」
思わず声が出てしまった。震える指でタップしてトーク画面を開くと
『おい』
『どこに行った』
『説明しろ』
『何で帰るんだ』
『無視するな』
『出て行くなよ』
『連絡しろ』
『今すぐ戻って来い』
『頼むから』
『おい!』
『返事してくれ』
『シオン』
『不在着信』
『不在着信』
『不在着信』
『連絡くれ』
『俺から逃げられると思っているのか?』
『絶対に逃がさない』
『不在着信』
『好きだ』
『愛してる』
『俺じゃ駄目なのか?』
『頼むから俺のもとに戻って来てくれ』
『もう一度会いたい』
『頼む』
『不在着信』
『電話にも出てくれないのか?』
『嫌われたならそれでもいい』
『一目だけでも会えないか?』
『お願いだ』
『好きなんだ』
「ひぃっ?!」
夥しいメッセージの数に戦慄した。ハッキリ言って怖い。一体私が何をしたと言うのだ。覚えてないから分からない。しかしトーク画面を開いたことがさらに状況を悪化させる。
『既読がついたな』
『読んでるだろ』
『無視か?』
『何か反応しろ』
『シオン』
『返事をしろと言っている』
『お前があんなに飲むのは珍しいと思っていたが』
『まさか他の男に会いに行ったんじゃないだろうな?』
『あり得ない』
『許さんぞ』
「しまった…」
うっかり画面を開いたので怒濤のメッセージの波が容赦なく押し寄せてくる。でもここで怯んでいてはダメだ、彼のペースに飲まれるぞ。私は意を決してメッセージを送信した。
『ごめんね! 今はちょっと忙しいから!また後で連絡するから!』
・・・送っちゃった。ビクビクしながら返信を待つ。すぐに返事がきた。案の定。
『後で?ふざけているのか?』
『今すぐ連絡しろ』
『電話に出ろ』
『声が聞きたい』
『逃げるのか?』
『お前の性格は知っている。俺から逃げられないことも』
『いつまで無視するつもりだ?』
『いい加減にしろよ』
「わぁあ・・・!もうやだぁ・・・!」
半泣き状態になっていると何度目かの電話がかかってきた。ディスプレイに表示された名前はやっぱり『白竜』。出たくない!しかし出なければきっとまた鬼のような着信が来るに違いない。それはそれで怖い。観念して電話に応じることに決め、恐る恐る通話ボタンを押した。
「・・・もしもし」
「やっと出たな」
「・・・えっと」
「何故帰った」
「それは・・・」
「それに何ださっきのメッセージは。忙しいだと?そんなわけがないだろう」
「ごめんなさい・・・」
「理由を聞かせろ」
「酔ってたとはいえ白竜くんに何かしちゃったんじゃないかと思って、怖くなって・・・」
「は?何言ってるんだ。あれは合意の上でやっただろう。お前は最後の方は気持ち良過ぎて気を失ってたが。」
「えっ・・・?合意?」
「お前が誘ってきたんだぞ」
「いやいや!さすがに信じないぞ・・・!」
「まぁ酔ったお前は可愛かったがな」
「・・・嘘だよね?」
「いや本当だ」
「う、うわぁぁぁぁ!! 」
絶望する私に容赦なく追い打ちをかける白竜くんは究極にずるい。
「シオン」
「何?今度は・・・」
「今どこだ?」
「教えないよ」
どこだと聞かれて簡単に教えるほど私は愚かじゃありません。そもそも彼は私のお家知らないもんね。居場所さえバレなければこっちのものだよ。
「教えてもらわないとな。何せ俺たちの間に子供が出来るかもしれないんだ。お前が身籠って苦しんでいる時に助けられなかったら死んでも死に切れん」
「え・・・こども?・・・何の事?」
爆弾投下。私の脳内は焦土と化した。
「避妊具を一切使わなかった。他でもないシオンがそれを望んだからな。俺は男としてそれに応えただけ。結果として妊娠したなら、責任は取る」
電話越しの彼の声色は優しく響くが、喋っている内容は恐ろしい。わたしが?こどもを?なんで?
「え?え?? なにそれ聞いてないよ?!嘘だよね?!」
「俺は嘘はつかない。お前自身が子供欲しいって言ったんだからな。・・・はぁ。もう埒が明かないな。住所を教えろ」
「嫌に決まってるじゃん!・・・もう本当に勘弁して!」
泣きながら電話の向こう側の彼にやめてくれと訴える。私の知ってる白竜くんはこんな人じゃない!どうして私が・・・!?
「お前のことは全て知っている。何年も前からずっと」
「え・・・」
「諦めろ」
「嫌だ・・・」
「お前に選択肢は無い。大人しく俺のものになれ」
「・・・・・・」
「・・・シオン?」
「・・・私まだ20だよ?!」
「知っている。俺も同じだ」
「子供は欲しいけど・・・今じゃない!」
「何故だ?」
「まだやりたいことがいっぱいあるの!子供を育てる時間もお金もないのに!」
「お前が稼ぐ必要はない。それにやりたいことなら子供と一緒でもできる」
「どうしてそこまで・・・!」
「最初から言っている。俺はお前を愛している。一生大事にする。だから傍にいろ。何があってもお前だけは離さない。分かったか?」
「っ・・・わからない」
「分からないなら分かるまで言い続けるまでだ」
「いらないよ! もういいよ!」
「シオン」
「嫌だよ・・・確かに私、白竜くんの事好きだけどきみの好きと私の好きは違う・・・私達、ただのいいチームメイトだったじゃない・・・!」
「そう思っていたのはお前だけだ。あ、そうだ。1つ教えてやろう。俺はお前に嘘を吐いていた。」
「え・・・?」
「お前の居場所はもう知っている。」
「それって・・・」
「お前の居場所など特定済みだ。スマホにGPSのアプリを入れておいて正解だったな。」
自分の後ろにある玄関のドアの向こうから私に話しかける低い声。聞き間違えるはずがない。彼だ。たった一夜の過ちは私にとんでもない代償を背負わせた。全身の震えが止まらない。もう逃げられない、逃げ場がないと悟ってしまった。ガチャリ、と扉が開いて狼が腹を空かせてやってきた。赤い双眸が私を捉えて離さない。ゆっくりとこっちに近づいてきた。
「ようやく会えたな・・・。」
「ぁ・・・」
腰が抜けて床にへたり込む私に、彼が覆いかぶさり私の唇を塞いだ。深い深い口づけ。目の前が真っ暗になった。
これは夢だ。何かの悪い夢なんだ。夢ならどうか、覚めて・・・
おしまい
私、これまで一緒に住んでいたお姉さんが結婚して出て行ってしまって一人暮らしになったんですけど、これが物凄く寂しくて辛くて、ついに居酒屋でお酒に手を出しました。あ、ちゃんと二十歳なので飲めます。大丈夫。しくしく涙しながら一人カウンター席で日本酒を飲んでいました。あのお姉さんは気さくで優しいひとでした。そう言う人こそ結婚して幸せになって欲しいのですが・・・やっぱりあの家は一人には広すぎました。そして今日も居酒屋にて一人でお酒を飲んでいたのですが、私の隣に座ってくる男性が来たのです。それが元チームメイトの白竜くんでした。思わぬ再会でしたが、当時の私は結構出来上がっててどんな話をしたのかあまり覚えていません。なんか彼に泣きながら色々愚痴っていたような気がします。お酒を追加で注文しようとしたら何故か止められたのは覚えてます。そして気が付けば前述のベッドの中で目が覚めました。しかも裸で。なんだか身体中痛いです。すこし首を回すと裸の白竜くんが隣で寝ていました。
以上です。
やってしまった!何やってんの私!?もしかして酔っぱらってその勢いで・・・?あの硬派でイケメンな白竜くんが酔ってたとはいえ処女の私と?うそでしょ!?
どうしよう・・・彼に合わせる顔がない・・・当の本人はしっかり熟睡している。起こすわけにはいかない。私はベッドの下に散らばっていた自分の服を拾って音を立てないように着用。そしてテレビの横に置いてあった鞄から財布を取り出し三万円を抜き取る。そして備え付けのメモ用紙に伝言を書いて紙幣と一緒にテーブルの上に置いた。あとは抜き足差し足忍び足。物音を立てぬよう気をつけながら出口のドアまで辿り着く。
「白竜くん・・・ごめん!」
寝ている彼に小声でそう告げてドアをそっと閉じた。逃げるは恥だが役には立つ、とはよく言ったものだ。どうやらここはホテル。エレベーターを見つけるとそのまま乗り込み、フロントをめざす。係の人に訳を話してホテルを後にした。急ぎ足で自宅へ向かいながら私はこれからについて考えていた。彼と顔を合わせることになったらなんて言えばいいんだろ。このままフェードアウトしたら駄目かな?駄目だろうなぁ。自分の家に戻ると安堵で脱力した私はさっさとシャワーを浴びてベッドに倒れ込んでしまった。今日が土曜日で助かった・・・しばらくすると眠気が私を包む。寝ちゃお・・・
・・・ピロン♪・・・ピロン♪
スマホの通知音で目が覚めた。
気づけば時計は15:36を指していた。
「かなり寝たなぁ、ふぁあ~」
欠伸に寝ぼけ眼でスマホを手に取って、映った画面を見て眠気が吹っ飛んだ。メッセージアプリの通知件数があり得ない数になってる。何かのバグだろうとアプリを開くと見覚えのあるアイコン。
『白竜』
「え」
思わず声が出てしまった。震える指でタップしてトーク画面を開くと
『おい』
『どこに行った』
『説明しろ』
『何で帰るんだ』
『無視するな』
『出て行くなよ』
『連絡しろ』
『今すぐ戻って来い』
『頼むから』
『おい!』
『返事してくれ』
『シオン』
『不在着信』
『不在着信』
『不在着信』
『連絡くれ』
『俺から逃げられると思っているのか?』
『絶対に逃がさない』
『不在着信』
『好きだ』
『愛してる』
『俺じゃ駄目なのか?』
『頼むから俺のもとに戻って来てくれ』
『もう一度会いたい』
『頼む』
『不在着信』
『電話にも出てくれないのか?』
『嫌われたならそれでもいい』
『一目だけでも会えないか?』
『お願いだ』
『好きなんだ』
「ひぃっ?!」
夥しいメッセージの数に戦慄した。ハッキリ言って怖い。一体私が何をしたと言うのだ。覚えてないから分からない。しかしトーク画面を開いたことがさらに状況を悪化させる。
『既読がついたな』
『読んでるだろ』
『無視か?』
『何か反応しろ』
『シオン』
『返事をしろと言っている』
『お前があんなに飲むのは珍しいと思っていたが』
『まさか他の男に会いに行ったんじゃないだろうな?』
『あり得ない』
『許さんぞ』
「しまった…」
うっかり画面を開いたので怒濤のメッセージの波が容赦なく押し寄せてくる。でもここで怯んでいてはダメだ、彼のペースに飲まれるぞ。私は意を決してメッセージを送信した。
『ごめんね! 今はちょっと忙しいから!また後で連絡するから!』
・・・送っちゃった。ビクビクしながら返信を待つ。すぐに返事がきた。案の定。
『後で?ふざけているのか?』
『今すぐ連絡しろ』
『電話に出ろ』
『声が聞きたい』
『逃げるのか?』
『お前の性格は知っている。俺から逃げられないことも』
『いつまで無視するつもりだ?』
『いい加減にしろよ』
「わぁあ・・・!もうやだぁ・・・!」
半泣き状態になっていると何度目かの電話がかかってきた。ディスプレイに表示された名前はやっぱり『白竜』。出たくない!しかし出なければきっとまた鬼のような着信が来るに違いない。それはそれで怖い。観念して電話に応じることに決め、恐る恐る通話ボタンを押した。
「・・・もしもし」
「やっと出たな」
「・・・えっと」
「何故帰った」
「それは・・・」
「それに何ださっきのメッセージは。忙しいだと?そんなわけがないだろう」
「ごめんなさい・・・」
「理由を聞かせろ」
「酔ってたとはいえ白竜くんに何かしちゃったんじゃないかと思って、怖くなって・・・」
「は?何言ってるんだ。あれは合意の上でやっただろう。お前は最後の方は気持ち良過ぎて気を失ってたが。」
「えっ・・・?合意?」
「お前が誘ってきたんだぞ」
「いやいや!さすがに信じないぞ・・・!」
「まぁ酔ったお前は可愛かったがな」
「・・・嘘だよね?」
「いや本当だ」
「う、うわぁぁぁぁ!! 」
絶望する私に容赦なく追い打ちをかける白竜くんは究極にずるい。
「シオン」
「何?今度は・・・」
「今どこだ?」
「教えないよ」
どこだと聞かれて簡単に教えるほど私は愚かじゃありません。そもそも彼は私のお家知らないもんね。居場所さえバレなければこっちのものだよ。
「教えてもらわないとな。何せ俺たちの間に子供が出来るかもしれないんだ。お前が身籠って苦しんでいる時に助けられなかったら死んでも死に切れん」
「え・・・こども?・・・何の事?」
爆弾投下。私の脳内は焦土と化した。
「避妊具を一切使わなかった。他でもないシオンがそれを望んだからな。俺は男としてそれに応えただけ。結果として妊娠したなら、責任は取る」
電話越しの彼の声色は優しく響くが、喋っている内容は恐ろしい。わたしが?こどもを?なんで?
「え?え?? なにそれ聞いてないよ?!嘘だよね?!」
「俺は嘘はつかない。お前自身が子供欲しいって言ったんだからな。・・・はぁ。もう埒が明かないな。住所を教えろ」
「嫌に決まってるじゃん!・・・もう本当に勘弁して!」
泣きながら電話の向こう側の彼にやめてくれと訴える。私の知ってる白竜くんはこんな人じゃない!どうして私が・・・!?
「お前のことは全て知っている。何年も前からずっと」
「え・・・」
「諦めろ」
「嫌だ・・・」
「お前に選択肢は無い。大人しく俺のものになれ」
「・・・・・・」
「・・・シオン?」
「・・・私まだ20だよ?!」
「知っている。俺も同じだ」
「子供は欲しいけど・・・今じゃない!」
「何故だ?」
「まだやりたいことがいっぱいあるの!子供を育てる時間もお金もないのに!」
「お前が稼ぐ必要はない。それにやりたいことなら子供と一緒でもできる」
「どうしてそこまで・・・!」
「最初から言っている。俺はお前を愛している。一生大事にする。だから傍にいろ。何があってもお前だけは離さない。分かったか?」
「っ・・・わからない」
「分からないなら分かるまで言い続けるまでだ」
「いらないよ! もういいよ!」
「シオン」
「嫌だよ・・・確かに私、白竜くんの事好きだけどきみの好きと私の好きは違う・・・私達、ただのいいチームメイトだったじゃない・・・!」
「そう思っていたのはお前だけだ。あ、そうだ。1つ教えてやろう。俺はお前に嘘を吐いていた。」
「え・・・?」
「お前の居場所はもう知っている。」
「それって・・・」
「お前の居場所など特定済みだ。スマホにGPSのアプリを入れておいて正解だったな。」
自分の後ろにある玄関のドアの向こうから私に話しかける低い声。聞き間違えるはずがない。彼だ。たった一夜の過ちは私にとんでもない代償を背負わせた。全身の震えが止まらない。もう逃げられない、逃げ場がないと悟ってしまった。ガチャリ、と扉が開いて狼が腹を空かせてやってきた。赤い双眸が私を捉えて離さない。ゆっくりとこっちに近づいてきた。
「ようやく会えたな・・・。」
「ぁ・・・」
腰が抜けて床にへたり込む私に、彼が覆いかぶさり私の唇を塞いだ。深い深い口づけ。目の前が真っ暗になった。
これは夢だ。何かの悪い夢なんだ。夢ならどうか、覚めて・・・
おしまい