Red or Pink 2
TaeYeon side
「で?
最近どうなの?」
テスト前の休日
ソニの家に、各薔薇のつぼみである2年生3人で集まって試験勉強をしていたら、
突然ユリがそんな曖昧すぎる質問を投げかけてきた
因みにユリは白薔薇様の妹、“白薔薇のつぼみ”だ
テヨン「え?どうなのって?」
ユリ「え?
なんかテヨンにお目当ての子ができたってソニに聞いたから
テヨンの妹候補なんじゃないの?」
テヨン「え?」
私の妹候補…?
はて…
誰のことだ?
そんな人物いたっけ?と考えを巡らせていると、
ソニがお茶の入ったコップを3つお盆に乗せて部屋に戻ってきた
私はお礼を言い、さっそく冷たいお茶を口にする
ユリもソニに「ありがとう~」と笑顔でお礼を言った後、コップを受け取った
ユリ「ねえソニ
この前テヨンに妹候補がいるって言ってなかったっけ?」
ソニ「え?テヨンに?
私そんなこと言った?」
ユリ「言ったじゃ~ん!
テヨンが一目惚れしてたって」
ソニ「あ~!あれね」
ソニは自分の分のコップを手に取り、笑いながら私の隣に座る
ソニ「あの子はね、妹候補とは違うの
学外の子だもん」
ユリ「何それ
じゃあ全然妹とは関係ないじゃん
何やってんのテヨン」
ユリはぽかんとした顔をして私を見た
テヨン「何やってんのって…
別にいいじゃん
そっ、それに一目惚れとかそんなんじゃないし…」
ソニ「へぇ~~…そうなんだ
あれから毎日のようにあの喫茶店行ってるくせにそんなこと言うんだ」
なんだと!?
ソニの発した言葉に驚き、
思わず彼女から身を引きながら意味もなくファイティングポーズをとる
テヨン「なっ、なんでそんなことソニが知ってんの!?
私の後つけてるの!?」
ソニ「…ってことはやっぱり毎日通ってるわけね」
し、しまった…!!
ユリ「え!?毎日?」
ソニにかまをかけられていたことにやっと気づいたけれど、もう遅い
ユリが興味津々に私を見つめながら質問を重ねてきた
ユリ「毎日通ってんの?
その子のところに?」
テヨン「いや、そういうことじゃなくて、あそこの喫茶店美味しいから…」
ソニ「じゃあなんで今更通ってんのよ
前からあそこには私と行ってたじゃん」
テヨン「最近美味しいなって気づいたっていうか…
ってもういいじゃん!
勉強しようよ!」
これ以上この会話が続けば続くほど二人につっこまれそうな気がして、
会話を強引に切った
「で?
最近どうなの?」
テスト前の休日
ソニの家に、各薔薇のつぼみである2年生3人で集まって試験勉強をしていたら、
突然ユリがそんな曖昧すぎる質問を投げかけてきた
因みにユリは白薔薇様の妹、“白薔薇のつぼみ”だ
テヨン「え?どうなのって?」
ユリ「え?
なんかテヨンにお目当ての子ができたってソニに聞いたから
テヨンの妹候補なんじゃないの?」
テヨン「え?」
私の妹候補…?
はて…
誰のことだ?
そんな人物いたっけ?と考えを巡らせていると、
ソニがお茶の入ったコップを3つお盆に乗せて部屋に戻ってきた
私はお礼を言い、さっそく冷たいお茶を口にする
ユリもソニに「ありがとう~」と笑顔でお礼を言った後、コップを受け取った
ユリ「ねえソニ
この前テヨンに妹候補がいるって言ってなかったっけ?」
ソニ「え?テヨンに?
私そんなこと言った?」
ユリ「言ったじゃ~ん!
テヨンが一目惚れしてたって」
ソニ「あ~!あれね」
ソニは自分の分のコップを手に取り、笑いながら私の隣に座る
ソニ「あの子はね、妹候補とは違うの
学外の子だもん」
ユリ「何それ
じゃあ全然妹とは関係ないじゃん
何やってんのテヨン」
ユリはぽかんとした顔をして私を見た
テヨン「何やってんのって…
別にいいじゃん
そっ、それに一目惚れとかそんなんじゃないし…」
ソニ「へぇ~~…そうなんだ
あれから毎日のようにあの喫茶店行ってるくせにそんなこと言うんだ」
なんだと!?
ソニの発した言葉に驚き、
思わず彼女から身を引きながら意味もなくファイティングポーズをとる
テヨン「なっ、なんでそんなことソニが知ってんの!?
私の後つけてるの!?」
ソニ「…ってことはやっぱり毎日通ってるわけね」
し、しまった…!!
ユリ「え!?毎日?」
ソニにかまをかけられていたことにやっと気づいたけれど、もう遅い
ユリが興味津々に私を見つめながら質問を重ねてきた
ユリ「毎日通ってんの?
その子のところに?」
テヨン「いや、そういうことじゃなくて、あそこの喫茶店美味しいから…」
ソニ「じゃあなんで今更通ってんのよ
前からあそこには私と行ってたじゃん」
テヨン「最近美味しいなって気づいたっていうか…
ってもういいじゃん!
勉強しようよ!」
これ以上この会話が続けば続くほど二人につっこまれそうな気がして、
会話を強引に切った