基礎知識
ソシみてを読んで頂く前に、マリみての基礎知識。
Wikipedia先生から引用抜粋しました。
全部を理解しなくてもいいようにお話を書いていく予定ですが、
作中であまり説明をしないつもりですので
ふんわりと雰囲気を事前に分かっていただけていたら嬉しいです^^
以下、ソシみての舞台となるリリアン女学園の説明です。
本シリーズは、「私立リリアン女学園高等部」を主な舞台とする。
同高等部には「スール」制度と、生徒会である「山百合会」(やまゆりかい)という独自の文化が存在する。
■私立リリアン女学園■
幼稚舎(幼稚園)から大学までの一貫教育を行うカトリック系のミッションスクール。
華族の令嬢を対象として創立された。
現在も名家の令嬢を多数受け入れており、俗に言う「お嬢様学校」である。
幼稚舎から大学まではほとんどエスカレーター式に進学できるが、その分外部入学に対するハードルは高い。
リリアン女学園内での標準的な挨拶の言葉は「ごきげんよう」。
時間帯問わず、出会いの時も別れの時も用いられる。
□相手の呼び方
リリアン女学園では、相手を呼ぶ時、名前に「さま、さん、ちゃん」といった敬称を付けて呼ぶのが慣例である。
上級生には「さま」を付け、
同級生には「さん」を付け、
下級生には「さん」か「ちゃん」を付けて呼ぶ。
ただし、親しい間柄の同級生・下級生(特にプティ・スール)には呼び捨てにすることがある。
ちなみに苗字で呼ぶことは少なく、
また、上級生に「先輩」と付けて呼ぶこと・ニックネームで呼ぶことはほとんどない。
■リリアン女学園高等部■
本シリーズの主要な舞台である。
スール制度に代表される、長い伝統に培われた独自の学園文化が築かれている。
以下、高等部独自の文化について説明する。
◆スール
リリアン女学園高等部特有の慣習。
学園生活を規律正しく円滑に過ごすため、
指導者役になる上級生が下級生と「姉妹」になる約束をすること、またその約束をした人物。
上級生、下級生いずれも1対1で行うものであり、複数の「姉」、「妹」を持つことは出来ない。
そのため、「スール関係にある」=「特別に親しい」とみなされる。
通常、上級生が下級生にロザリオを授ける事でスール関係が成立する。
授けるロザリオは、自身がかつて「姉」から授かった物でも、新たに用意した物でもよい。
なお「スール(sœur) 」とはフランス語で「姉妹」のこと。
この用語については作中「キリスト教の学校ゆえに「シスター」だと「修道女」と混同してしまうためフランス語が用いられているのであろう」と説明されている。
リリアン女学園においてこのような慣習が生まれたのは、幼稚舎から中等部にかけて厳しい規則があるのに対し、
高等部からは規則が比較的緩やかになることから、自分たちの行動は自主的に規律正しくするべきであるとの考えによる。
この慣習が「スール」=「姉妹」と呼ばれるのは、
姉が妹を想う様に厳しくも優しく導くのが理想とされているためである。
あくまで生徒の自主的な活動なので、姉も妹も持たない生徒も少なくないが、
生徒会役員など要職にある者の場合は「妹を持つ」=「後継者を確保する」という意味合いも持つので、
妹を持つことが半ば不文律になっている。
◇姉(お姉さま、グラン・スール)
スール関係にある上級生と下級生のうち、上級生のことを指す。
スール関係にある上級生を呼ぶ時は「お姉さま」と呼ぶのが慣習である。
逆に、姉にあたる上級生が妹にあたる下級生を呼ぶ時は、名前を呼び捨てにすることがほとんど。
スール関係にない特定の上級生を「お姉さま」と呼ぶのは大変な非礼になる。
ただし、複数の上級生を「お姉さま方」と呼ぶことは問題ない(「先輩方」と同義である)。
フランス語で姉は「グランド・スール」。
◇妹(プティ・スール)
スール関係にある上級生と下級生のうち、下級生のことを指す。
フランス語で妹は「プティット・スール」。
◇おばあちゃん
妹から見て姉の姉に当たる人物のこと。
ただしこの用語を使うのはこの定義に該当する本人のみで、周りからそのように呼びかけたりはしない。
◇孫
姉から見て妹の妹に当たる人物のこと。
◆山百合会
リリアン女学園高等部生徒会の名称。
当然ながら高等部の全生徒が山百合会会員であり、役員のみを指す呼称ではない。
選挙で選ばれる役員は紅、白、黄の3人の薔薇さまだけだが、
3人だけでは手が足りないため、手伝いとして妹である薔薇のつぼみ、さらには薔薇のつぼみの妹が常時働いている。
◇薔薇の館
山百合会本部として使われている建物の通称。
高等部校舎の中庭にあり、木造2階建て(アニメでは洋風の下見板張りの建物で、
階段室の窓に薔薇を模したステンドグラスが飾られている)。
校舎から離れて建つ独特のたたずまいと、常駐している薔薇さまたちの高貴なイメージから、
縁のない生徒たちにはいささか近寄りがたいところらしい。
◇薔薇さま
山百合会役員(生徒会長)であり、リリアン女学園高等部を代表する、3人の生徒のこと。
生徒会長・副会長・書記・会計といった役職・役割を、同等に分担して受け持つ。
薔薇さまは、3学期に行われる生徒会役員選挙で選出される。
3人の薔薇さまは、各々、紅白黄の3色で呼び分けられ、
「ロサ」に始まる別名(称号)を持つ。
紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)
白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)
黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)
これは、それぞれ赤・白・黄色の花を咲かせる代表的な原種のバラの学名で、
この名で呼びかける際には「さま」を付けない。
なお、色の違いによる上下関係などはない。
◇薔薇のつぼみ
薔薇さまの「妹」にあたる下級生を指す称号。
次期薔薇さま候補として、
「姉」にあたる薔薇さまの名に、つぼみの意味のフランス語「アン・ブゥトン (en bouton) 」をつけて呼ばれる。
紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)
白薔薇のつぼみ(ロサ・ギガンティア・アン・ブゥトン)
黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)
◇薔薇のつぼみの妹
薔薇のつぼみの「妹」にあたる下級生。
「姉」にあたる薔薇のつぼみの名に、妹の意味の「プティ・スール」をつけて呼ばれる。
紅薔薇のつぼみの妹(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン プティ・スール)
白薔薇のつぼみの妹(ロサ・ギガンティア・アン・ブゥトン プティ・スール)
黄薔薇のつぼみの妹(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン プティ・スール)
Wikipedia先生から引用抜粋しました。
全部を理解しなくてもいいようにお話を書いていく予定ですが、
作中であまり説明をしないつもりですので
ふんわりと雰囲気を事前に分かっていただけていたら嬉しいです^^
以下、ソシみての舞台となるリリアン女学園の説明です。
本シリーズは、「私立リリアン女学園高等部」を主な舞台とする。
同高等部には「スール」制度と、生徒会である「山百合会」(やまゆりかい)という独自の文化が存在する。
■私立リリアン女学園■
幼稚舎(幼稚園)から大学までの一貫教育を行うカトリック系のミッションスクール。
華族の令嬢を対象として創立された。
現在も名家の令嬢を多数受け入れており、俗に言う「お嬢様学校」である。
幼稚舎から大学まではほとんどエスカレーター式に進学できるが、その分外部入学に対するハードルは高い。
リリアン女学園内での標準的な挨拶の言葉は「ごきげんよう」。
時間帯問わず、出会いの時も別れの時も用いられる。
□相手の呼び方
リリアン女学園では、相手を呼ぶ時、名前に「さま、さん、ちゃん」といった敬称を付けて呼ぶのが慣例である。
上級生には「さま」を付け、
同級生には「さん」を付け、
下級生には「さん」か「ちゃん」を付けて呼ぶ。
ただし、親しい間柄の同級生・下級生(特にプティ・スール)には呼び捨てにすることがある。
ちなみに苗字で呼ぶことは少なく、
また、上級生に「先輩」と付けて呼ぶこと・ニックネームで呼ぶことはほとんどない。
■リリアン女学園高等部■
本シリーズの主要な舞台である。
スール制度に代表される、長い伝統に培われた独自の学園文化が築かれている。
以下、高等部独自の文化について説明する。
◆スール
リリアン女学園高等部特有の慣習。
学園生活を規律正しく円滑に過ごすため、
指導者役になる上級生が下級生と「姉妹」になる約束をすること、またその約束をした人物。
上級生、下級生いずれも1対1で行うものであり、複数の「姉」、「妹」を持つことは出来ない。
そのため、「スール関係にある」=「特別に親しい」とみなされる。
通常、上級生が下級生にロザリオを授ける事でスール関係が成立する。
授けるロザリオは、自身がかつて「姉」から授かった物でも、新たに用意した物でもよい。
なお「スール(sœur) 」とはフランス語で「姉妹」のこと。
この用語については作中「キリスト教の学校ゆえに「シスター」だと「修道女」と混同してしまうためフランス語が用いられているのであろう」と説明されている。
リリアン女学園においてこのような慣習が生まれたのは、幼稚舎から中等部にかけて厳しい規則があるのに対し、
高等部からは規則が比較的緩やかになることから、自分たちの行動は自主的に規律正しくするべきであるとの考えによる。
この慣習が「スール」=「姉妹」と呼ばれるのは、
姉が妹を想う様に厳しくも優しく導くのが理想とされているためである。
あくまで生徒の自主的な活動なので、姉も妹も持たない生徒も少なくないが、
生徒会役員など要職にある者の場合は「妹を持つ」=「後継者を確保する」という意味合いも持つので、
妹を持つことが半ば不文律になっている。
◇姉(お姉さま、グラン・スール)
スール関係にある上級生と下級生のうち、上級生のことを指す。
スール関係にある上級生を呼ぶ時は「お姉さま」と呼ぶのが慣習である。
逆に、姉にあたる上級生が妹にあたる下級生を呼ぶ時は、名前を呼び捨てにすることがほとんど。
スール関係にない特定の上級生を「お姉さま」と呼ぶのは大変な非礼になる。
ただし、複数の上級生を「お姉さま方」と呼ぶことは問題ない(「先輩方」と同義である)。
フランス語で姉は「グランド・スール」。
◇妹(プティ・スール)
スール関係にある上級生と下級生のうち、下級生のことを指す。
フランス語で妹は「プティット・スール」。
◇おばあちゃん
妹から見て姉の姉に当たる人物のこと。
ただしこの用語を使うのはこの定義に該当する本人のみで、周りからそのように呼びかけたりはしない。
◇孫
姉から見て妹の妹に当たる人物のこと。
◆山百合会
リリアン女学園高等部生徒会の名称。
当然ながら高等部の全生徒が山百合会会員であり、役員のみを指す呼称ではない。
選挙で選ばれる役員は紅、白、黄の3人の薔薇さまだけだが、
3人だけでは手が足りないため、手伝いとして妹である薔薇のつぼみ、さらには薔薇のつぼみの妹が常時働いている。
◇薔薇の館
山百合会本部として使われている建物の通称。
高等部校舎の中庭にあり、木造2階建て(アニメでは洋風の下見板張りの建物で、
階段室の窓に薔薇を模したステンドグラスが飾られている)。
校舎から離れて建つ独特のたたずまいと、常駐している薔薇さまたちの高貴なイメージから、
縁のない生徒たちにはいささか近寄りがたいところらしい。
◇薔薇さま
山百合会役員(生徒会長)であり、リリアン女学園高等部を代表する、3人の生徒のこと。
生徒会長・副会長・書記・会計といった役職・役割を、同等に分担して受け持つ。
薔薇さまは、3学期に行われる生徒会役員選挙で選出される。
3人の薔薇さまは、各々、紅白黄の3色で呼び分けられ、
「ロサ」に始まる別名(称号)を持つ。
紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)
白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)
黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)
これは、それぞれ赤・白・黄色の花を咲かせる代表的な原種のバラの学名で、
この名で呼びかける際には「さま」を付けない。
なお、色の違いによる上下関係などはない。
◇薔薇のつぼみ
薔薇さまの「妹」にあたる下級生を指す称号。
次期薔薇さま候補として、
「姉」にあたる薔薇さまの名に、つぼみの意味のフランス語「アン・ブゥトン (en bouton) 」をつけて呼ばれる。
紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)
白薔薇のつぼみ(ロサ・ギガンティア・アン・ブゥトン)
黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)
◇薔薇のつぼみの妹
薔薇のつぼみの「妹」にあたる下級生。
「姉」にあたる薔薇のつぼみの名に、妹の意味の「プティ・スール」をつけて呼ばれる。
紅薔薇のつぼみの妹(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン プティ・スール)
白薔薇のつぼみの妹(ロサ・ギガンティア・アン・ブゥトン プティ・スール)
黄薔薇のつぼみの妹(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン プティ・スール)
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