和雨
TaeYeon side
ティファニーと別れて韓国に帰国した
飛行機が着陸してから携帯の電源を入れると、ティファニーからメールが数件入っているのに気づく
「テヨン、着いたら連絡ちょうだいね?」
「時間のことは気にしなくてもいいから、何時になっても連絡してね?」
「テヨン、会いたいなぁ…」
「テン、起きて待ってるから電話ちょうだい」
私が連絡するまで起きて待っているという彼女の言葉にハッとして時計を見ると、
彼女のいる地域はもう日を越えてしまっている時間だった
私は慌ててティファニーに電話をかける
テヨ「もしもしティファニー?
遅くなってごめんね
今着いたよ
まだ起きてた?」
パニ「ん…
ふふっ テヨ~ン
無事着いたのね、よかった…」
ティファニーはとても眠そうで、疲れてちょっとハスキーな声になっている
きっと眠いのを堪えて一生懸命待っていてくれたんだろう
テヨ「うん、へへっ
待っててくれてありがとう
もう安心して寝ていいよ
私は今から宿舎に戻るから」
パニ「ん…
テヨナ…?」
テヨ「ん?」
パニ「また明日、電話するね…
電話できそうな時間ができたらメールちょうだい」
テヨ「ふふっ うん
ティファニー、ありがとう」
パニ「えへへっ テヨン、大好きよ
I love you~」
彼女が掠れた甘い声で私に愛を伝えてくれた後、
電話越しにリップ音がたくさん響いてキスの雨が降ってきた
電話越しにキスなんてやったことないし、恥ずかしいし、
人目がある場所でお返しのキスなんてできなくて、
私は黙って彼女のリップ音に耳を澄ませ、口元と頬を緩ませる
彼女からの電話越しのキスのお返しが、
私の嬉しそうに笑う鼻息の音になってしまったのがとても申し訳ない
しばらくしてリップ音が止むと、
ティファニーは「えへへっ…」と電話の向こうで恥ずかしそうに笑っていた
テヨ「早く会いたいな
早く、今のお返しがしたかったり…」
パニ「えへへっ」
テヨ「へへっ 韓国に帰ってきてから…ねっ」
パニ「うんっ」
テヨ「じゃあ、おやすみ
ゆっくり寝てね
また明日ね」
パニ「うん
Good night」
電話を切って、にやけそうになる顔を必死に抑える
小さく咳ばらいをして表情をなんとかシャッキリさせると、
私は皆への大量のお土産を持って宿舎へと向かった
ティファニーと別れて韓国に帰国した
飛行機が着陸してから携帯の電源を入れると、ティファニーからメールが数件入っているのに気づく
「テヨン、着いたら連絡ちょうだいね?」
「時間のことは気にしなくてもいいから、何時になっても連絡してね?」
「テヨン、会いたいなぁ…」
「テン、起きて待ってるから電話ちょうだい」
私が連絡するまで起きて待っているという彼女の言葉にハッとして時計を見ると、
彼女のいる地域はもう日を越えてしまっている時間だった
私は慌ててティファニーに電話をかける
テヨ「もしもしティファニー?
遅くなってごめんね
今着いたよ
まだ起きてた?」
パニ「ん…
ふふっ テヨ~ン
無事着いたのね、よかった…」
ティファニーはとても眠そうで、疲れてちょっとハスキーな声になっている
きっと眠いのを堪えて一生懸命待っていてくれたんだろう
テヨ「うん、へへっ
待っててくれてありがとう
もう安心して寝ていいよ
私は今から宿舎に戻るから」
パニ「ん…
テヨナ…?」
テヨ「ん?」
パニ「また明日、電話するね…
電話できそうな時間ができたらメールちょうだい」
テヨ「ふふっ うん
ティファニー、ありがとう」
パニ「えへへっ テヨン、大好きよ
I love you~」
彼女が掠れた甘い声で私に愛を伝えてくれた後、
電話越しにリップ音がたくさん響いてキスの雨が降ってきた
電話越しにキスなんてやったことないし、恥ずかしいし、
人目がある場所でお返しのキスなんてできなくて、
私は黙って彼女のリップ音に耳を澄ませ、口元と頬を緩ませる
彼女からの電話越しのキスのお返しが、
私の嬉しそうに笑う鼻息の音になってしまったのがとても申し訳ない
しばらくしてリップ音が止むと、
ティファニーは「えへへっ…」と電話の向こうで恥ずかしそうに笑っていた
テヨ「早く会いたいな
早く、今のお返しがしたかったり…」
パニ「えへへっ」
テヨ「へへっ 韓国に帰ってきてから…ねっ」
パニ「うんっ」
テヨ「じゃあ、おやすみ
ゆっくり寝てね
また明日ね」
パニ「うん
Good night」
電話を切って、にやけそうになる顔を必死に抑える
小さく咳ばらいをして表情をなんとかシャッキリさせると、
私は皆への大量のお土産を持って宿舎へと向かった