霖雨
Jessica side
ソニ「テヨン!!」
シカ「テヨン待って!」
皆の制止を聞かずに宿舎から飛び出していったテヨン
私は慌ててテヨンの携帯に電話をかけたけれど、
テヨンは携帯の電源を切ってしまっていた
あぁ…なんでこんな…
部屋の中ではティファニーが泣き続けているし、もうパーティーどころではなかった
それにしてもテヨンの好きな人がティファニーだったなんて…
私はそこではっとする
もしかして…
私は泣いてるティファニーに近づいて尋ねた
シカ「ねぇ…、ティファニー
あなたもしかして、一度テヨンのこと振ったことある?」
パニ「グスッ…振ったっていうか…
グスッ…友達でいてねって言ったことは…」
シカ「そう…」
やっぱり…
あのときテヨンが泣いていたのはティファニーのことだったんだろう
きっとテヨンはメンバーに話せずにずっと苦しんでいたに違いない
ユリ「ねぇテヨンの携帯に繋がんないよ
どうしよう…テヨンが…テヨンが…」
そう言ってユリまで泣き出す
ティファニーを慰めていたソニにユリが抱きついて泣きじゃくり、
ソニは気丈に
「テヨンは大丈夫よ、大丈夫に決まってるわ」
そう言って慰めていた
しばらくして外から戻ってきたヒョヨンが息を切らせながら話し始める
ヒョヨン「テヨンの車はあったわ
あ~テヨンはどこ行ったの?」
パニ「公園は?そこの公園
前よく二人で行ってたの
私見てく…」
ヒョヨン「公園にもいなかった
もしかしたらタクシー乗ってどっか行ったのかも
ティファニー、他は?
他の場所は?」
パニ「えっと…他…
他は…グスッ…
どうしよう…わかんないっ…
私ずっとテヨンと一緒にいたはずなのに…グスッ
テヨンの行き先がわかんないっ…」
再び泣き始めるティファニー
ティファニーがわからないんだったら、正直誰にもわかるはずがなかった
ソニ「ヒョヨン、とりあえず手分けして今いないメンバーに連絡しよう
マネージャーオッパにはまだ知らせない方がいい
テヨンは明日オフだったはずだし」
ヒョヨン「わかった」
ソニ「シカはテヨンに電話し続けて
繋がったらすぐに教えて」
シカ「わかったわ」
ソニ「テヨン!!」
シカ「テヨン待って!」
皆の制止を聞かずに宿舎から飛び出していったテヨン
私は慌ててテヨンの携帯に電話をかけたけれど、
テヨンは携帯の電源を切ってしまっていた
あぁ…なんでこんな…
部屋の中ではティファニーが泣き続けているし、もうパーティーどころではなかった
それにしてもテヨンの好きな人がティファニーだったなんて…
私はそこではっとする
もしかして…
私は泣いてるティファニーに近づいて尋ねた
シカ「ねぇ…、ティファニー
あなたもしかして、一度テヨンのこと振ったことある?」
パニ「グスッ…振ったっていうか…
グスッ…友達でいてねって言ったことは…」
シカ「そう…」
やっぱり…
あのときテヨンが泣いていたのはティファニーのことだったんだろう
きっとテヨンはメンバーに話せずにずっと苦しんでいたに違いない
ユリ「ねぇテヨンの携帯に繋がんないよ
どうしよう…テヨンが…テヨンが…」
そう言ってユリまで泣き出す
ティファニーを慰めていたソニにユリが抱きついて泣きじゃくり、
ソニは気丈に
「テヨンは大丈夫よ、大丈夫に決まってるわ」
そう言って慰めていた
しばらくして外から戻ってきたヒョヨンが息を切らせながら話し始める
ヒョヨン「テヨンの車はあったわ
あ~テヨンはどこ行ったの?」
パニ「公園は?そこの公園
前よく二人で行ってたの
私見てく…」
ヒョヨン「公園にもいなかった
もしかしたらタクシー乗ってどっか行ったのかも
ティファニー、他は?
他の場所は?」
パニ「えっと…他…
他は…グスッ…
どうしよう…わかんないっ…
私ずっとテヨンと一緒にいたはずなのに…グスッ
テヨンの行き先がわかんないっ…」
再び泣き始めるティファニー
ティファニーがわからないんだったら、正直誰にもわかるはずがなかった
ソニ「ヒョヨン、とりあえず手分けして今いないメンバーに連絡しよう
マネージャーオッパにはまだ知らせない方がいい
テヨンは明日オフだったはずだし」
ヒョヨン「わかった」
ソニ「シカはテヨンに電話し続けて
繋がったらすぐに教えて」
シカ「わかったわ」