二人でデート
女性MC「さて、前回は新居祝いをしたTaeNyカップル
大盛り上がりでしたね!」
男性MC「ポッキーゲームや王様ゲームをする少女時代
みなさんもなかなか見れない彼女達の姿が見れたのではないでしょうか」
女性MC「前回の放送の後、ユナさんは女性ファンがかなり増えたようですね
カッコよかったもの~!!」
男性MC「女性をドキドキさせる術を心得てる感じですよね
ジェシカさんも顔が真っ赤になっていましたねw」
女性MC「氷姫と言われる彼女もユナさんにはメロメロって感じでしたね~笑
さて、今回のTaeNyカップルはどんなことをするのでしょうか
それではどうぞ」
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TaeYeon side
昨日の新居祝いでは
嫉妬心が爆発したティファニーが暴走しちゃったけど、
幸いカメラにその場面は映ってなかったみたいで本当に良かった…
あの後もずっとティファニーに
膝に抱えられてキスしまくられちゃったし…
呆れたソニがカメラも切ってくれたし、
みんなも慣れてるから別に気にしないでドンチャン騒ぎ続けてたし、
きっと大丈夫だよね…?
みんなが騒いで帰った後も
ベッドでティファニーに攻められまくって
何度も愛してるって二人で言い合った
もうティファニーってば
すっごい激しくて
すっごいセクシーで…
……おっと!
昨日のこと思い出したら
鼻血が出ちゃいそうになっちゃったわ
う~…なんか腰が重い…
でも、これもティファニーの愛の重みだと思うと愛しい
今は私の腕の中でスヤスヤと眠っている可愛い天使
昨日はセクシーすぎる堕天使だったのが想像できないようなあどけない寝顔
あぁ…どんなティファニーも愛し過ぎちゃってしょうがない
嫉妬深いティファニーも可愛いなんて
私ってば本当にティファニーのこと大好きだな~
そんなこと考えながらティファニーの寝顔見てたら
また愛しさが溢れてきちゃって
思わずティファニーのまぶたにキスをした
パニ「……ん…
…ん?……朝?」
テヨン「そうだよ…
ティファニー おはよう」
パニ「ん…///
テテ おはよう」
寝起きのティファニーに
チュッとおはようのキスをする
パニ「テヨン…
あの…昨日は……ごめんね///」
そう言って私の胸元に真っ赤な顔を埋めるティファニー
テヨン「ううん…私もお酒回ってちょっとおかしかったしねw
私こそティファニーの気持ち考えてやれなくてごめんね
…でも、嬉しかったよ
ティファニーに愛されてるんだっていっぱい感じれたから」
私の言葉を聞いて、
ティファニーが私の胸元から
おずおずといった様子で顔を上げる
パニ「ん…///
テヨン…?」
テヨン「ん?」
パニ「I love you...///」
テヨン「フフフ……
I love you, too...」
私達はそのまま笑顔でキスを交わした
.
二人でお風呂に入ってシャワーを浴びた後、
着替えてリビング中央のカメラを起動する
テヨン「あ~あ~…
おはようございます
昨日は…飲み過ぎました…(苦笑」
カメラに向かって話してると
着替えたティファニーがやってきて私の隣に並んだ
テヨン「おはよう ティファニー チュッ」
パニ「おはよう テテ チュッ///」
*****
女性MC「なんだか今日は二人の雰囲気が甘ったるいわねww
本当にこの二人付き合ってるんじゃないの?笑」
男性MC「(笑)
お似合いですよねw」
*****
パニ「テテ さっきメールでミッションがきたの」
テヨン「何だった?」
パニ「えっと…
“TaeNy夫婦へ
昨日の新居祝いはいかがでしたか?
今日は二人で外へ出かけてデートを楽しみましょう
芸能人であることは忘れて二人で素敵な時間を楽しんでください
しかし、くれぐれも周りにばれないようにして下さいね”」
テヨン「デートかぁ~…
韓国では外で二人でデートなんてできなかったからなんか新鮮だね」
パニ「そうだね
でも、ばれないようにってどうすればいいのかな?
変装ってこと?」
テヨン「じゃあ…私、ボーイッシュな格好するから
普通の男女カップルみたいに見えるようにしよっか
ティファニーはあんまり変装しなくていいよ
まだ私達がこの番組に出てるのって知られてないし、
さすがに真昼間に少女時代のティファニーが
男性と堂々とデートしてるなんて思う人いないでしょ」
パニ「わかった
じゃあ着替えよう」
ティファニーは「ふふふ…テヨンとデートだぁ~」って言いながら
嬉しそうにクローゼットに向かった
あぁ…もう可愛いなぁ~
*****
男性MC「この二人がばれずにデートできますかね?」
女性MC「変装できてたとしても
一般の人と違ったオーラが出ちゃってそうよね」
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ティファニーがメイクをしている間、
私は自分の服の中からボーイッシュなものをピックアップして着替える
少しパンクなデザインのざっくりとした黒Tシャツに
腰周りに紺色のチェック柄の布が巻いてあるダメージジーンズを履き、
黒い大き目のチェーンネックレスをして
最後に黒のハットをかぶった
うん
まぁ…これでなんとかばれずにいけるでしょ
メイクはナチュラルメイクでささっと済ませて待っていると、
用意を終えたティファニーがリビングにやってきた
パニ「お待たせ~」
テレビから目を離してティファニーを振り返る
すると、ティファニーから目が離せなくなった
テヨン「ううん…
ティファニー… とっても可愛いよ…」
パニ「えへへ… ありがとう
テヨンもカッコいい…!」
目をキラキラと輝かせて近づいてくるティファニーは
この世のものとは思えないほど可愛かった
こんな可愛いティファニーが彼女だなんて
…いや、今は奥さんか
私ってなんて幸せ者なんだろう…
パニ「テヨン… 本当にカッコいい
そういう格好も素敵…
なんかドキドキしちゃう…!」
頬を染めてぽーーっとした表情で私の近くに来たティファニーは
そんな可愛いことを言って少しうつむきながら私のシャツの裾を握った
か…可愛い…!!
テヨン「今日はいっぱい楽しもうね チュッ」
パニ「えへへ…/// うん チュッ」
それから私達は
電車に乗りたいというティファニーの意見により
電車に乗って街に出ることにした