告解

YoonA side





ウンジュと初めてのキスをした後、
私達はたまにだけれど口付けを交わすようになった


でも、正直私の中でそれらのキスは恋愛よりも家族愛みたいなものからくるものだと思う




ウンジュにはとても悪いことをしているけれど、
彼女の気持ちに追いつくまでもう少し時間が欲しかった






























夜、リビングのソファに座ってテレビを見ながらウンジュとメールする





ウンジュ『ユナオンニ もうご飯食べましたか?』


ユナ『まだだよ ウンジュは食べた?』


ウンジュ『はい 今日はみんなでジャージャー麺を食べました』


ユナ『あ~ジャージャー麺か~
なんか食べたくなってきた

今度のデートのとき食べに行こうか?』


ウンジュ『ジャージャー麺はダメです…』


ユナ『なんで?』


ウンジュ『だって口元が… :(』




そうだ 口が真っ黒になっちゃう


ククク…ウンジュは可愛いな





メールを見ながら微笑んでいると、
リビングにスヨンオンニが入ってきた





スヨン「あ~お腹すいた

みんなも食べるでしょ?
宅配頼もうよ」


ソニ「私もお腹すいた~
何食べる?」


スヨン「今お腹すき過ぎてるから何でもいい!
早く頼もう!

ユナ~ ユナも食べるでしょ?
何食べたい?」



私は笑顔で二人に「ジャージャー麺!」と即答した










私の案が採用され、
すぐさまジャージャー麺の宅配を頼む





ユリ「人数何人だっけ?」


ソニ「えっと、今日居るのは
スヨン、私、ユリ、ユナ、パニと…あれ?
ジェシカは?
今日オフじゃなかったっけ?」


スヨン「あ~シカは今日オッパと出かけるって言ってた
あれ?まだ帰ってきてないんだっけ?」


ユリ「お~っと!これはついに…」




私はユリオンニの言葉に携帯を操作する手が止まる





スヨン「え?マジで!?
あ~でも、シカ明日も午後からだしその可能性は大いにあるな…」


ユリ「でしょ?でしょ?」


ソニ「はいはい
そのくらいにしときなさいよ
あの二人ももう長いんだから別にいいでしょ

もう5人分で頼んじゃうわよ」




耳から入ってくる情報に集中しすぎて
目の焦点が定まらない



ドクドクと心臓もうるさい
嫌なくらいに








頭が混乱して
今自分が何をしてるのか
何をしようとしてたのかわからなくなった






あぁ そうだった…携帯




携帯をもう一度手に持ち直して画面を操作する



何て返信しようとしたんだっけ?
何の話してたっけ?




思い出そうとするけど、
なんだか上手く考えられない

携帯の画面を見ながらぼーっとしてしまう







あぁ もう今日はダメだ




私は携帯をソファに投げ置いて
背もたれに体を預けた




きっとウンジュが気にするだろうけど明日謝ろう










その夜私は自分が食べたいと提案したジャージャー麺を食べ残し、
早々にベッドに入った


しかし、ベッドに入ってもなかなか睡魔が訪れず、
結局寝不足で翌日の朝を迎えた








そして、シカオンニはというと、
ユリオンニ達の予想通り
次の日の朝に宿舎に帰ってきた




私はシカオンニの顔を見れなかった

オッパと一夜を過ごして
きっと幸せそうな顔をしているであろうオンニの顔を…





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