☆なかよしのしるし
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「ねー悟天くん。私と何かおそろいの物持たない?」
「え?なんで?」
のどかと悟天は、今日もいつもの遊び場である雑木林に流れる川に来て話している。
きょとんとしながら理由を聞いてくる悟天に、のどかは、学校で友達同士でペアの物を持つのが流行っている事を話した。
しかし、悟天はまだ「なんで同じの持つ必要があるの?」と質問を重ねてくる。
そう問われれば、のどかも悩んでしまう。
のどかにもよく分かっていないのだが、悟天と同じ物を持ちたいという気持ちは大きい。
友達に言われた『仲良しの印』という言葉を思い出し、そう言ってみる。
「……な、なかよしのしるし?かな?」
「ふーん、でもそんなのなくても僕たちなかよしだもん。だからいらないよ」
(そうだよねー。いらないよねー。それにお金もないし……)
川に入れていた足をばたつかせると、飛沫が木の間から差し込む太陽に反射してキラキラと光る。
なかなか返事をしないのどかに、悟天も同じように足をばたつかせて、悲しそうな声音で問いかけた。
「……もしかして、のどかちゃんはぼくとなかよしだって思ってなかったの?」
それを聞いたのどかはばたつかせていた足を止めて、慌てて否定を返す。
「違うよ!そういうつもりじゃなかった!えとね、悟天くんと同じの持ちたかっただけなんだよ、ごめんね悟天くん」
それを聞いて安心したのか、明るいいつもの声で「なーんだそっかぁ、良かったぁ」と言うと、いきなり立ち上がって、そーだ!と叫んだ。
「物はお金がないからあげられないけど、のどかちゃんを助けてあげる事なら出来るよ」
「え?どういう……」
理解しきれていないのどかに悟天は、人差し指を立てて「だーかーら」と前置きした後言葉を続ける。
「ぼくがのどかちゃんのヒーローになるよ。ぼく強いんだよ」
「ありがとう。じゃあ私は……何すればいいかな?」
「えー!それぐらい自分で考えてよ」
「はいはい、分かりましたよ。じゃあ私毎日遊びに来るね」
「……暇なんだね。ま、いっか。それで」
(なんか腹立つ!)
「え?なんで?」
のどかと悟天は、今日もいつもの遊び場である雑木林に流れる川に来て話している。
きょとんとしながら理由を聞いてくる悟天に、のどかは、学校で友達同士でペアの物を持つのが流行っている事を話した。
しかし、悟天はまだ「なんで同じの持つ必要があるの?」と質問を重ねてくる。
そう問われれば、のどかも悩んでしまう。
のどかにもよく分かっていないのだが、悟天と同じ物を持ちたいという気持ちは大きい。
友達に言われた『仲良しの印』という言葉を思い出し、そう言ってみる。
「……な、なかよしのしるし?かな?」
「ふーん、でもそんなのなくても僕たちなかよしだもん。だからいらないよ」
(そうだよねー。いらないよねー。それにお金もないし……)
川に入れていた足をばたつかせると、飛沫が木の間から差し込む太陽に反射してキラキラと光る。
なかなか返事をしないのどかに、悟天も同じように足をばたつかせて、悲しそうな声音で問いかけた。
「……もしかして、のどかちゃんはぼくとなかよしだって思ってなかったの?」
それを聞いたのどかはばたつかせていた足を止めて、慌てて否定を返す。
「違うよ!そういうつもりじゃなかった!えとね、悟天くんと同じの持ちたかっただけなんだよ、ごめんね悟天くん」
それを聞いて安心したのか、明るいいつもの声で「なーんだそっかぁ、良かったぁ」と言うと、いきなり立ち上がって、そーだ!と叫んだ。
「物はお金がないからあげられないけど、のどかちゃんを助けてあげる事なら出来るよ」
「え?どういう……」
理解しきれていないのどかに悟天は、人差し指を立てて「だーかーら」と前置きした後言葉を続ける。
「ぼくがのどかちゃんのヒーローになるよ。ぼく強いんだよ」
「ありがとう。じゃあ私は……何すればいいかな?」
「えー!それぐらい自分で考えてよ」
「はいはい、分かりましたよ。じゃあ私毎日遊びに来るね」
「……暇なんだね。ま、いっか。それで」
(なんか腹立つ!)