☆なーにやってんだ君は
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晴れやかな笑みで準備体操をする悟天と、黒と灰を混ぜ合わせたような雲を頭上に置き、更に影を背負って膝を抱え草を抜いているのどか。
高所恐怖症の特訓を始めて早2日。
「のどかちゃん、今日も頑張ろうね」
「…………うん……」
「じゃあまずは、あの鳥に掴まって」
優雅に翼を広げて空を飛ぶ数羽の鳥を指さして言うが、のどかは相も変わらず空も見ないで草を抜いている。
「カボチャパンツ」
ボソッと悟天が耳元で囁けば、ガバッと立ち上がって、やります、と腹を括った。
「ぼくが手本を見せるからね」
「お願いします、師匠」
舞空術を使って、軽々と数羽の中の1匹に乗ってみせた。
のどかは手をかざして、空にいる悟天を見上げる。
「悟天くんはいつ見ても凄いな」
感心していると、悟天と鳥の様子がおかしい事に気が付いた。
油断していた悟天は、一緒にいた鳥から襲撃されているのだ。
ふらふらになって帰ってきた悟天は、つつかれてボロボロ。のどかを見るなり泣き出した。
「うわぁーん!のどかちゃーん痛かったよー!」
「悟天くん、おまじないかけてあげるよ」
目に涙を浮かべて、のどかを不思議そうに見る。
「痛いの痛いのーっ、飛んでけー!」
悟天の頭に手を置いて、最後は痛さを追い払うように空に向かって手をあげた。
どう?と聞くけれど、悟天は首をかしげて体を見ている。
「まだ痛いよ。何がやりたいの?」
「…………」
親切でやった事なのに、と落ち込むのどかとそれを不思議に思う悟天だった。
高所恐怖症の特訓を始めて早2日。
「のどかちゃん、今日も頑張ろうね」
「…………うん……」
「じゃあまずは、あの鳥に掴まって」
優雅に翼を広げて空を飛ぶ数羽の鳥を指さして言うが、のどかは相も変わらず空も見ないで草を抜いている。
「カボチャパンツ」
ボソッと悟天が耳元で囁けば、ガバッと立ち上がって、やります、と腹を括った。
「ぼくが手本を見せるからね」
「お願いします、師匠」
舞空術を使って、軽々と数羽の中の1匹に乗ってみせた。
のどかは手をかざして、空にいる悟天を見上げる。
「悟天くんはいつ見ても凄いな」
感心していると、悟天と鳥の様子がおかしい事に気が付いた。
油断していた悟天は、一緒にいた鳥から襲撃されているのだ。
ふらふらになって帰ってきた悟天は、つつかれてボロボロ。のどかを見るなり泣き出した。
「うわぁーん!のどかちゃーん痛かったよー!」
「悟天くん、おまじないかけてあげるよ」
目に涙を浮かべて、のどかを不思議そうに見る。
「痛いの痛いのーっ、飛んでけー!」
悟天の頭に手を置いて、最後は痛さを追い払うように空に向かって手をあげた。
どう?と聞くけれど、悟天は首をかしげて体を見ている。
「まだ痛いよ。何がやりたいの?」
「…………」
親切でやった事なのに、と落ち込むのどかとそれを不思議に思う悟天だった。