勝負する2人(学パロ)
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山崎視点
早く終わってくれ。
これから始まる戦いにそんな事を思いながら、苛立ちを募らせていた。
目の前には、睨み合っている沖田さんと矢浪さんの姿。
この2人も、顔を見合わせるたびに喧嘩をする。
しかし、沖田さんは大変だな。
チャイナさんや土方さん、矢浪さんと喧嘩する相手がたくさん。
授業終了のチャイムと同時に、ガタガタと音を立てると、椅子から立ち上がった。
「ハイ勝ちィー!」
「俺の勝ちィー!」
そして睨み合い、火花を散らしている。
今日の2人は、どっちが先に教科書を早くしまい終えたかの競走に、ケリがつかないようだ。
くだらない。本っっっ当にくだらない。バカだろ。お前ら絶対バカだろ。
「そろそろ負けを認めたら?」
「なんで俺が認めにゃならねェんだ」
っていうか、なんで俺の前でやってんだよ。場所変えろよ。
「山崎!」
ここから逃げたくて席を立とうとしたら、2人が同時に俺の名前を呼んだ。
うっとうしいなぁもう。なんで俺が睨まれないといけねーんだ。
「山崎。お前、俺らの後ろだろ。どっちが早かった?」
見てねーよ!俺を巻き込むな!
「沖田の仕返しが怖いとかいう理由で、沖田選ばないでよね。私だって何するか分かんないよ」
俺の机に手をついて凄んでくる矢浪さん。
なんだよお前ら2人して!めんどくせーよ!
「引き分けにすりゃいいじゃないですか」
「引き分けェェェ?」
俺のジャッジに不満なのか、2人の納得いかないといった声が揃った。そして、別の勝負を始める事にしたらしい。
「ジミーって10回言え」
命令かよ、と忌々しく呟いた後、矢浪さんは、指示通り指折り数えていく。
「ジミージミージミージミージミージミージミージミージミージミー」
「コイツは!?」
「地味!あ、山崎だ!ああああ!クッソー!」
「紗羽の負けー」
ムカつくなコイツら。
あ、ヤベッ。殴りてェ。
早く終わってくれ。
これから始まる戦いにそんな事を思いながら、苛立ちを募らせていた。
目の前には、睨み合っている沖田さんと矢浪さんの姿。
この2人も、顔を見合わせるたびに喧嘩をする。
しかし、沖田さんは大変だな。
チャイナさんや土方さん、矢浪さんと喧嘩する相手がたくさん。
授業終了のチャイムと同時に、ガタガタと音を立てると、椅子から立ち上がった。
「ハイ勝ちィー!」
「俺の勝ちィー!」
そして睨み合い、火花を散らしている。
今日の2人は、どっちが先に教科書を早くしまい終えたかの競走に、ケリがつかないようだ。
くだらない。本っっっ当にくだらない。バカだろ。お前ら絶対バカだろ。
「そろそろ負けを認めたら?」
「なんで俺が認めにゃならねェんだ」
っていうか、なんで俺の前でやってんだよ。場所変えろよ。
「山崎!」
ここから逃げたくて席を立とうとしたら、2人が同時に俺の名前を呼んだ。
うっとうしいなぁもう。なんで俺が睨まれないといけねーんだ。
「山崎。お前、俺らの後ろだろ。どっちが早かった?」
見てねーよ!俺を巻き込むな!
「沖田の仕返しが怖いとかいう理由で、沖田選ばないでよね。私だって何するか分かんないよ」
俺の机に手をついて凄んでくる矢浪さん。
なんだよお前ら2人して!めんどくせーよ!
「引き分けにすりゃいいじゃないですか」
「引き分けェェェ?」
俺のジャッジに不満なのか、2人の納得いかないといった声が揃った。そして、別の勝負を始める事にしたらしい。
「ジミーって10回言え」
命令かよ、と忌々しく呟いた後、矢浪さんは、指示通り指折り数えていく。
「ジミージミージミージミージミージミージミージミージミージミー」
「コイツは!?」
「地味!あ、山崎だ!ああああ!クッソー!」
「紗羽の負けー」
ムカつくなコイツら。
あ、ヤベッ。殴りてェ。
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