登場人物

銀林ぎんばやし 滝博たきひろ
 菊花郡で名の知れた画家。
 主に油絵を描いているが、水彩画や水墨画も描く。
 無愛想で必要以上に人付き合いをしないので、暗い・怖い人と思われているが、不器用なだけで、本当は思いやりが深く優しい。そして、礼儀正しい。
 実家は味噌の蔵元。その影響でか、大の味噌好き。
 克俊の言動に振り回され、その度に呆れているが、見放す事無くついて行っている。
 克俊が「銀林さん」と呼ぶ影響で、克俊以外の人達からも銀林さんと呼ばれている。
 右目が金色、左目が紅色のオッドアイ。金色の右目は怖がられるので、前髪を長くして隠している。



虫明むしあけ青依あおい
一般中小企業のサラリーマン。
所謂いわゆる“社畜”であり、酷い時で、1ヶ月に休みが全く無い事もある。
退職後も社畜体質は抜けておらず、毎日のようにビジネススーツを着用している。
叫んだ言葉が巨大な文字として具現化する能力持ちのため、安易に大声を出せない。



越智おち ひめ
克俊の養女。高校生。
背が高く、短髪である為、後ろ姿だけだと男子と間違われてしまう。
本当の両親は克俊の友人夫婦だが、ひめが4歳の頃に、交通事故の巻き添えをくって一緒に亡くなってしまった。実の両親の記憶は無い。
学校での愛称は『王子』。(名前は“ひめ”なのに)
克俊の事は「パパ」と呼んでいる。若干ファザコンっぽい。
頭が良く、運動神経も抜群だが、ギャルで不良少女。
また、超がつくほどのマイペース。周囲の人がパニックになっていても、一人だけ通常運転なのはいつもの事。(ただし、養父・克俊はそれを超えるマイペース)
ひめの名前の由来は愛“媛”県から。
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