1章
夢小説設定
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ステージの上でキラキラと輝く姿。アイドルという存在は、なぜここまで私を魅了するのだろうか。歌って、踊って、ファンサして、それに呼応する様に沸く歓声。全てが作られた作品のようで物心ついた時からずっとずっと憧れていた。それが、その夢が、やっと叶う。手の届くところまでやっと来れた。今日がその第一歩だ。ここ、早乙女学園で。
ピピピ、となり響く目覚まし時計を勢いよく止め、窓まで駆けてカーテンを全開にする。起きて一瞬、ここどこだ?と思ったが、ここは今日から私の、そしてルームメイトの部屋だ。早乙女学園は全寮制で、2人ずつ部屋が割り振られる。同室の彼女、美穂は作曲家志望らしい。
気が遠くなるような倍率を潜り抜けてきた者たちが集う早乙女学園は芸能専門学校である。私が行くアイドルコースと、作曲家コースに分かれている。クラスは混合で、SクラスとAクラスに成績順に分けられる。作曲家志望の彼女はSクラス、私はAクラスで別々だ。少し心細い。
「愛梨ちゃん、おはよう。よく寝れた?私は少し寝不足みたい...。」
「おはよ、私のことちゃんと見えてる?」
目を細めて挨拶をしてきた彼女におーい、と手を振ると、ふにゃっと笑った。彼女は目が悪いらしく、その後すぐに度の強い眼鏡をかけた。朝ごはんを一緒に食べ、それぞれ身支度を済ます。時間に余裕を持って起床したのでいつもより念入りに可愛くした。第一印象は大切だ。...しかし、実家で頑張って練習したヘアセットも、慣れたとは言え自力でやるのは難しい。くるくると髪を巻くが、想像通りにやるのには少々時間がかかる。
慣れた手つきで三つ編みにし、自分の身支度を終えたのか、美穂は私に髪の毛いじっても良いかなぁ?と聞いてきた。昨日の晩、お互いの事を知りたいと思い色々なことについて話した。なんで早乙女学園に入ろうと思ったのか、好きなものや嫌いなもの。どんな中学時代だったのかなど、お互い質問をしあった。その中で、彼女は可愛いものや可愛いアイドルが好きで、比較的手先が器用らしく、ヘアアレンジをしたりするのも得意らしい。あとピアノ。美穂側の壁に寄せてある彼女のピアノを弾いてもらったら、それはもうとんでもなく上手で驚いてしまった。
「私ね、女の子が可愛い髪型してるの大好きなの。たまにで良いから、髪の毛いじらせてくれない?」
「全然いいよ!私はやりたい髪型はいっぱいあるくせに、練習しても上手く行かないからむしろ嬉しい!」
自分は三つ編みでいいの?可愛いけど、って言ったら私はこれくらいしか似合わないの、と眉を下げて笑った。なんでも似合うと思うけどな。
「できたよ、ハーフアップにしてみました。」
じゃんっ、と合わせ鏡で後ろを見せてくれ、結び目には私のお気に入りのリボンを仕上げに付けてくれた。
「ありがとう!今日一日頑張れる気がする!」「どういたしまして。」
にっこりと笑い合って、そろそろ登校の時間だね、と部屋を出た。
寮は敷地内にあるため(とはいえめちゃくちゃ広い)10分もせず校舎についた。Sクラスの彼女をじゃあまた!とドアで見送り、私は自分のクラスへと足を運んだ。
よし、と気合いを入れて戸を引いた。ここで、1年間頑張るぞ、絶対に夢を叶えるんだと強い意志をこめて。
ピピピ、となり響く目覚まし時計を勢いよく止め、窓まで駆けてカーテンを全開にする。起きて一瞬、ここどこだ?と思ったが、ここは今日から私の、そしてルームメイトの部屋だ。早乙女学園は全寮制で、2人ずつ部屋が割り振られる。同室の彼女、美穂は作曲家志望らしい。
気が遠くなるような倍率を潜り抜けてきた者たちが集う早乙女学園は芸能専門学校である。私が行くアイドルコースと、作曲家コースに分かれている。クラスは混合で、SクラスとAクラスに成績順に分けられる。作曲家志望の彼女はSクラス、私はAクラスで別々だ。少し心細い。
「愛梨ちゃん、おはよう。よく寝れた?私は少し寝不足みたい...。」
「おはよ、私のことちゃんと見えてる?」
目を細めて挨拶をしてきた彼女におーい、と手を振ると、ふにゃっと笑った。彼女は目が悪いらしく、その後すぐに度の強い眼鏡をかけた。朝ごはんを一緒に食べ、それぞれ身支度を済ます。時間に余裕を持って起床したのでいつもより念入りに可愛くした。第一印象は大切だ。...しかし、実家で頑張って練習したヘアセットも、慣れたとは言え自力でやるのは難しい。くるくると髪を巻くが、想像通りにやるのには少々時間がかかる。
慣れた手つきで三つ編みにし、自分の身支度を終えたのか、美穂は私に髪の毛いじっても良いかなぁ?と聞いてきた。昨日の晩、お互いの事を知りたいと思い色々なことについて話した。なんで早乙女学園に入ろうと思ったのか、好きなものや嫌いなもの。どんな中学時代だったのかなど、お互い質問をしあった。その中で、彼女は可愛いものや可愛いアイドルが好きで、比較的手先が器用らしく、ヘアアレンジをしたりするのも得意らしい。あとピアノ。美穂側の壁に寄せてある彼女のピアノを弾いてもらったら、それはもうとんでもなく上手で驚いてしまった。
「私ね、女の子が可愛い髪型してるの大好きなの。たまにで良いから、髪の毛いじらせてくれない?」
「全然いいよ!私はやりたい髪型はいっぱいあるくせに、練習しても上手く行かないからむしろ嬉しい!」
自分は三つ編みでいいの?可愛いけど、って言ったら私はこれくらいしか似合わないの、と眉を下げて笑った。なんでも似合うと思うけどな。
「できたよ、ハーフアップにしてみました。」
じゃんっ、と合わせ鏡で後ろを見せてくれ、結び目には私のお気に入りのリボンを仕上げに付けてくれた。
「ありがとう!今日一日頑張れる気がする!」「どういたしまして。」
にっこりと笑い合って、そろそろ登校の時間だね、と部屋を出た。
寮は敷地内にあるため(とはいえめちゃくちゃ広い)10分もせず校舎についた。Sクラスの彼女をじゃあまた!とドアで見送り、私は自分のクラスへと足を運んだ。
よし、と気合いを入れて戸を引いた。ここで、1年間頑張るぞ、絶対に夢を叶えるんだと強い意志をこめて。
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