1章
夢小説設定
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「おはようございます!」
「おはよう愛梨ちゃん。大学お疲れ様。お仕事前にいつものやつ飲む?」
「やったー!いただきます!」
いつものやつ、とはハニーミルクラテだ。お店にはシンプルなメニューしかなかったので、私が若い子にもウケそうなメニューを作ったらどうかと提案したところ、すんなりと採用された。その他コーヒー系のドリンクメニューはもちろん、最近料理教室でのお菓子作りにハマっている奥さんが腕を奮うパンケーキも美味しい。賄いでご馳走になったのがきっかけで、メニューにしたらどうかと提案した。最近では孫を連れた老夫婦や若い会社員の方も立ち寄ってくれることも多くなった。マスターと奥さんには感謝されているが、まぁ、私はただ自分が美味しいと思った物を提案しているだけなので、そんな大したことはしていないのだ。
マスターと奥さんがハニーミルクラテを作ってくれている間に私は準備を済ませた。私がバイトとして入ったのが初だったらしく、制服なども決まっていなかった。でも、奥さんは白いカフェエプロンと黒いスカートは絶対に着てもらいたい、とご所望だったらしく、完全に奥さんの趣味で私のバイトの制服が決定した。マスターは普段は口数が少ないが、その時だけはすまないな、と私に言ってきたので、私もこういうの好きですよ!と微笑んでおいた。
エプロンのポケットに注文用のメモとボールペンを突っ込み、二人の所に向かった。
「あー、美味しい!いつ飲んでも美味しいんですよね!」なんて言っていたら常連のおじいさんが来店した。「今日は愛梨ちゃんが居る日かい。ついてるね。」毎回言ってくれて嬉しい。こういったコミュニケーションが楽しく、お客さんと話し込んでしまうこともある。
「いらっしゃいませ!雨大丈夫でしたか?ちょうど降り始めたっぽいですけど...」「大丈夫だよ。いつものくれるかい?」「はーい!マスター、いつものお願いします。」今日は空いているので声がよく通るため、メモに書きながらマスターに伝える。...今日の雨、あの日に似てる。私が初めてここに来た日。なんて思っていたら、常連さんではない、はじめてのお客さんが来店のベルを鳴らした。
男の人二人組みかぁ、珍しいな。
「おはよう愛梨ちゃん。大学お疲れ様。お仕事前にいつものやつ飲む?」
「やったー!いただきます!」
いつものやつ、とはハニーミルクラテだ。お店にはシンプルなメニューしかなかったので、私が若い子にもウケそうなメニューを作ったらどうかと提案したところ、すんなりと採用された。その他コーヒー系のドリンクメニューはもちろん、最近料理教室でのお菓子作りにハマっている奥さんが腕を奮うパンケーキも美味しい。賄いでご馳走になったのがきっかけで、メニューにしたらどうかと提案した。最近では孫を連れた老夫婦や若い会社員の方も立ち寄ってくれることも多くなった。マスターと奥さんには感謝されているが、まぁ、私はただ自分が美味しいと思った物を提案しているだけなので、そんな大したことはしていないのだ。
マスターと奥さんがハニーミルクラテを作ってくれている間に私は準備を済ませた。私がバイトとして入ったのが初だったらしく、制服なども決まっていなかった。でも、奥さんは白いカフェエプロンと黒いスカートは絶対に着てもらいたい、とご所望だったらしく、完全に奥さんの趣味で私のバイトの制服が決定した。マスターは普段は口数が少ないが、その時だけはすまないな、と私に言ってきたので、私もこういうの好きですよ!と微笑んでおいた。
エプロンのポケットに注文用のメモとボールペンを突っ込み、二人の所に向かった。
「あー、美味しい!いつ飲んでも美味しいんですよね!」なんて言っていたら常連のおじいさんが来店した。「今日は愛梨ちゃんが居る日かい。ついてるね。」毎回言ってくれて嬉しい。こういったコミュニケーションが楽しく、お客さんと話し込んでしまうこともある。
「いらっしゃいませ!雨大丈夫でしたか?ちょうど降り始めたっぽいですけど...」「大丈夫だよ。いつものくれるかい?」「はーい!マスター、いつものお願いします。」今日は空いているので声がよく通るため、メモに書きながらマスターに伝える。...今日の雨、あの日に似てる。私が初めてここに来た日。なんて思っていたら、常連さんではない、はじめてのお客さんが来店のベルを鳴らした。
男の人二人組みかぁ、珍しいな。