2章
夢小説設定
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あ、やっちゃった。いや、口にはしてない。ほっぺだからセーフだよね。びっくりして頬をおさえる彼と目が合った。......ものすごく恥ずかしい。「じゃあ、ちゃんと治してね。ばいばい。」と言い、足早に部屋から去った。そしたら、部屋の前で環くんと大和さんにぶつかりそうになった。二人はどうやら私たちの様子を盗み見していたらしい。ニヤニヤと私を見ている。...恥ずかしすぎる。あんな所を他の人に見られていたなんて。私は「悪趣味ですよ!」と言い残して玄関に向かった。
他のメンバーが見送りしてくれるらしい。環くんと二階堂さんものこのこと玄関に来た。「冷蔵庫に残りのプリンがあるから、陸くん食べてね。」と言って、駅まで送ってくれる紡ちゃんと寮を出た。せめてもの仕返しだ。やったー、とかなんでだよ!とか聞こえて来たけど、そんなのはどうでも良かった。
帰路は足がふわふわしていた。風邪、移ったかな、なんて思ったが、原因ははっきり分かっていた。紡ちゃんと他愛もない会話をしたが、何を話したのか全く覚えていない。駅で別れた後も、電車に乗っている時も、家に着いてからも、ずっとふわふわとしている感覚。やばい、これは完全に移ったな!よし、早く寝よ!と布団に入って無理矢理目を閉じても、もちろん寝付く事は無かった。
次の日は昼からバイトだったため、昼前にのんびりと起きた。...まあ、そんなに寝ていないが。とりあえずスマホを見ようとホームボタンを触ったら、彼からのメッセージが入っていた。
「おはようございます。昨日は色々すみませんでした。体調よくなりましたのでご安心下さい。」あ、良くなったんだ。よかったよかった...じゃなくて!すみませんでした、はこっちのセリフだよ...。なんて、昨日の、あの、勢いに任せてしてしまったほっぺへのちゅーを思い出してしまった。
「おはよう。元気になったなら良かった!!看病の事は気にしないで。こっちも色々すみませんでした...。」......これでいいかな。何回も何回も打ち直してやっと覚悟の決まったメッセージを送信した。時計に目をやるともう家を出なければいけない時間だったので、立ち上がって家を出た。
他のメンバーが見送りしてくれるらしい。環くんと二階堂さんものこのこと玄関に来た。「冷蔵庫に残りのプリンがあるから、陸くん食べてね。」と言って、駅まで送ってくれる紡ちゃんと寮を出た。せめてもの仕返しだ。やったー、とかなんでだよ!とか聞こえて来たけど、そんなのはどうでも良かった。
帰路は足がふわふわしていた。風邪、移ったかな、なんて思ったが、原因ははっきり分かっていた。紡ちゃんと他愛もない会話をしたが、何を話したのか全く覚えていない。駅で別れた後も、電車に乗っている時も、家に着いてからも、ずっとふわふわとしている感覚。やばい、これは完全に移ったな!よし、早く寝よ!と布団に入って無理矢理目を閉じても、もちろん寝付く事は無かった。
次の日は昼からバイトだったため、昼前にのんびりと起きた。...まあ、そんなに寝ていないが。とりあえずスマホを見ようとホームボタンを触ったら、彼からのメッセージが入っていた。
「おはようございます。昨日は色々すみませんでした。体調よくなりましたのでご安心下さい。」あ、良くなったんだ。よかったよかった...じゃなくて!すみませんでした、はこっちのセリフだよ...。なんて、昨日の、あの、勢いに任せてしてしまったほっぺへのちゅーを思い出してしまった。
「おはよう。元気になったなら良かった!!看病の事は気にしないで。こっちも色々すみませんでした...。」......これでいいかな。何回も何回も打ち直してやっと覚悟の決まったメッセージを送信した。時計に目をやるともう家を出なければいけない時間だったので、立ち上がって家を出た。