2章
夢小説設定
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IDOLiSH7は...まぁ、色々問題や障害もあったが、正式にデビューし、やっと活動が軌道に乗ってきたようだ。テレビ番組にもちょいちょい出演するようになり、画面越しに彼を見る方が多くなってきた。...忙しくても、ラビチャはマメにしてくれる。ロケ先であった面白い話や珍しいものなど、写真も送ってくれるので、毎回そのマメさに感動してしまう。...自分の写真は絶対に送ってこないが。見かねた環くんやナギくんが隠し撮りしたものや、一緒に撮った自撮り写真を送ってきてくれるので、私のカメラロールは彼らの写真で埋め尽くされるようになった。メンバーと紡ちゃんのラビチャは、初めて挨拶に伺った際に交換した。いいのかな、と思っていたが逆に交換した方が安心するらしい。何かあった時用に、緊急時用にとの事だったが、意外と皆さんがいおの事について色々ラビチャで教えてくれるのだ。
この日は家でのんびり過ごそう、溜まった洗濯でもしようかなーなんて呑気に考えていたら珍しい人からラビチャが入った。...紡ちゃんだ。なんだろ、珍しいなーと思いつつ開いた画面には、
「愛梨さん、ご無沙汰してます!本日予定などございますか...?」と表示されていた。...なんだろう、何かのお誘いかな。「一日中暇ですけど、どうかしました?」と送ったらすぐ既読がついた。
「実は、一織さんが体調を崩して寝込んでしまいまして...。本日他のメンバーは仕事の予定があり、私も同行し、社長と事務員の大神もライブ会場の下見があるので寮に誰も居ないんです...。」...え、いおが、あのいおが体調不良?私は風邪などひきませんよ、なんて豪語していたのに。...それほど体が弱っていたのかな。最近忙しそうだったし。
「愛梨さんさえご迷惑でなければ、看病を頼みたいのですが、大丈夫でしょうか...?他に頼れる人がいなくて...。」今日の予定は変更だ。すぐ準備を始めた。「大丈夫です、すぐに向かいますね!」と返信し、いつもより短めの準備時間で家を出た。
このインターフォンを鳴らすのも緊張しなくなった。すぐにロックが解除され、共同スペースに向かったら、ちょうどメンバーと紡ちゃんが出るところだった。
「おはようございます。...あの、体調が悪いって、」どのくらい悪いんですか、と続けようとしたら紡ちゃんが食い気味にきた。
「愛梨さん、すみません!本当に助かります。とりあえず熱が出ていて、風邪みたいです...。他に頼れる人がいなかったので、本当にありがとうございます。」
「いおりんむしろ良かったんじゃね?久々に愛梨ちんに会えてさ。」なんて環くんが言い出したのを、壮五さんが、こら、環くん!と叱っていた。
「いやー、お兄さんも女の子に看病されながら眠りたいなー。」と言った大和さんにど突いたのは三月さんだ。それじゃよろしく、とメンバーと紡ちゃんはバタバタと出て行った。いってらっしゃい、と言い送り出した後に、重大な事に気がついた。......あれ、2人っきりって初めてじゃない?
この日は家でのんびり過ごそう、溜まった洗濯でもしようかなーなんて呑気に考えていたら珍しい人からラビチャが入った。...紡ちゃんだ。なんだろ、珍しいなーと思いつつ開いた画面には、
「愛梨さん、ご無沙汰してます!本日予定などございますか...?」と表示されていた。...なんだろう、何かのお誘いかな。「一日中暇ですけど、どうかしました?」と送ったらすぐ既読がついた。
「実は、一織さんが体調を崩して寝込んでしまいまして...。本日他のメンバーは仕事の予定があり、私も同行し、社長と事務員の大神もライブ会場の下見があるので寮に誰も居ないんです...。」...え、いおが、あのいおが体調不良?私は風邪などひきませんよ、なんて豪語していたのに。...それほど体が弱っていたのかな。最近忙しそうだったし。
「愛梨さんさえご迷惑でなければ、看病を頼みたいのですが、大丈夫でしょうか...?他に頼れる人がいなくて...。」今日の予定は変更だ。すぐ準備を始めた。「大丈夫です、すぐに向かいますね!」と返信し、いつもより短めの準備時間で家を出た。
このインターフォンを鳴らすのも緊張しなくなった。すぐにロックが解除され、共同スペースに向かったら、ちょうどメンバーと紡ちゃんが出るところだった。
「おはようございます。...あの、体調が悪いって、」どのくらい悪いんですか、と続けようとしたら紡ちゃんが食い気味にきた。
「愛梨さん、すみません!本当に助かります。とりあえず熱が出ていて、風邪みたいです...。他に頼れる人がいなかったので、本当にありがとうございます。」
「いおりんむしろ良かったんじゃね?久々に愛梨ちんに会えてさ。」なんて環くんが言い出したのを、壮五さんが、こら、環くん!と叱っていた。
「いやー、お兄さんも女の子に看病されながら眠りたいなー。」と言った大和さんにど突いたのは三月さんだ。それじゃよろしく、とメンバーと紡ちゃんはバタバタと出て行った。いってらっしゃい、と言い送り出した後に、重大な事に気がついた。......あれ、2人っきりって初めてじゃない?