1章
夢小説設定
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アイドルになった、なんて急に言われ最初は驚いたが、あのルックスでなら頷ける。一緒にいた友人の環くんも背が高くてカッコよかったし、お兄さんの三月さんも可愛い。他にも4人の男性がフライヤーに載っている。みんな系統の違う見た目をしているが、7人全体を見るとバランスが良く感じるから不思議なものだ。
なんか、一織くんが急に遠くの存在に感じてしまう。とは言っても、会ったのは前回が初めてで、今回が二度目なのだから、そんな近い存在でも無かったが。傘を貸して、お礼とメモをもらって、今日ライブに誘われ、そんな些細なやり取りをしただけなのにそう感じてしまうのは、やはりこれは、彼に恋をしてしまったからなのか。...相手がアイドルなんて、絶対に叶わない。久々にした恋が、まさかこんなことになるなんて、私は一生彼氏できないかもしれない。...でも、逆に良かったかもしれない。相手がアイドルだと割り切れれば、ファンとして、彼を1番応援してあげればいいだろう。よし、興味ありそうな人誘ってみようかな。
結局、違う大学に行っている友人を1人誘い、当日を迎えることになった。以前、違うアイドルのライブに行った経験はあったので、その時に使ったペンライトを持って行くことにした。色々な色に切り替えられるペンライトだ。色はメンバー分あったので、申し分ないだろう。...誘った子は三月さんが気になるらしいので、オレンジのライトを振るつもりだそうだ。私はもちろん、彼の色にする。
ライブは夕方からだったので、日中は普段通り大学に行った。今日ライブに行くんだー、なんて言っても、グループ名を聞いて、なにそれ?といった表情をする友人が多かったので、やはり彼らはあまり浸透していないらしい。それでも、楽しみだ。これから大きく羽ばたいていくであろう、彼らの出発の日。それが、今日なのだから。
なんか、一織くんが急に遠くの存在に感じてしまう。とは言っても、会ったのは前回が初めてで、今回が二度目なのだから、そんな近い存在でも無かったが。傘を貸して、お礼とメモをもらって、今日ライブに誘われ、そんな些細なやり取りをしただけなのにそう感じてしまうのは、やはりこれは、彼に恋をしてしまったからなのか。...相手がアイドルなんて、絶対に叶わない。久々にした恋が、まさかこんなことになるなんて、私は一生彼氏できないかもしれない。...でも、逆に良かったかもしれない。相手がアイドルだと割り切れれば、ファンとして、彼を1番応援してあげればいいだろう。よし、興味ありそうな人誘ってみようかな。
結局、違う大学に行っている友人を1人誘い、当日を迎えることになった。以前、違うアイドルのライブに行った経験はあったので、その時に使ったペンライトを持って行くことにした。色々な色に切り替えられるペンライトだ。色はメンバー分あったので、申し分ないだろう。...誘った子は三月さんが気になるらしいので、オレンジのライトを振るつもりだそうだ。私はもちろん、彼の色にする。
ライブは夕方からだったので、日中は普段通り大学に行った。今日ライブに行くんだー、なんて言っても、グループ名を聞いて、なにそれ?といった表情をする友人が多かったので、やはり彼らはあまり浸透していないらしい。それでも、楽しみだ。これから大きく羽ばたいていくであろう、彼らの出発の日。それが、今日なのだから。