short story
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「私、神くんのこと好きになってもいいかなぁ?」
これは………告白?
同じクラスのみょうじさんと、放課後日直の仕事をしていたときだった。
あとは日誌を書いたら終わりで、机を挟んで向き合っていたらみょうじさんからの発言。
好きになってもいいか、の問いに何と答えるのが適切なのかがわからず戸惑った。
“好きです”とか“付き合ってください”とかじゃない、初めて経験する表現だったから。
「あっ、ごっ、ごめんね?突然……」
「いや、」
「急に言われても困るよね」
困る、というか……どうすればいいかわからなくて。
好きになっても……いいけれど、それは付き合うと同義として伝わる?
俺、みょうじさんのことそこまで知らないから急にお付き合いとかってなると…部活もあるし……
「あの!神くん!」
「あっ、うん」
頭の中でぐるぐると考えていると、みょうじさんが勢いよく俺の名前を呼んだ。
「プレゼンさせて!」
「プレゼン?」
「うん!私のこと!知ってもらわなきゃ始まらないもんね!?」
「そう、だね…!?」
「神くん部活行かなきゃだよね!?できるだけ手短に簡潔に話すから、お願い!聞いてくれる?」
「うん。いいよ」
手をパチンと合わせてお願いするみょうじさんの姿が必死で、よくわからないままプレゼンを承諾した。
だって、プレゼンって……何するの?
「そ、それでは…!コホン!名前はみょうじなまえです!」
うん、知ってるよ。
「誕生日は7月6日で、この日はピアノの日なんだけど私はねこふんじゃったしか弾けません!」
はは、そーなんだ?
「好きな食べ物はお寿司で、特にエビが好きなんだけど生エビは食べられなくて蒸しエビ専門です」
お寿司、美味しいよね。俺はネギトロかな。
「玉子のお寿司も好きで、海苔が細く巻いてあると嬉しいです」
あ、まだお寿司の話続いてた。
うん。海苔が巻いてある方がいいね。
「休みの日は友達と遊んだり、家で本を読んだりしてます。好きな本はミステリー系で、ラストを想像しながら読むのが好きです」
あ、ミステリー俺も好き。
そうそう、読みながらオチがどうなるか考えちゃうよね。
「家ではオカメインコを飼っていて、オナカスイターって喋ります。私の口癖がうつってしまいました」
てことはみょうじさんもいつも言ってるんだ?
結構食いしん坊なのかな?
「神くんのことは1年生のときから知ってて、最初は背の高い人だなーくらいだったんだけど、」
あ、俺の話始まった……
「2年で同じクラスになったら、部活を頑張ってるところとか、優しい話し方が素敵だなと思って」
そっか。話し方……初めて言われたな。
「今日日直が同じになるのを指折り数えて、絶対何か爪痕を残すぞ!って思ってて、」
爪痕って……はは。
プレゼン提案といい、面白い人だなみょうじさん。
「私のことはただのクラスメイトだと思うけど、私が神くんのこと気になってるってこと知ってほしくて伝えました」
そっか、知ってほしい……
確かに。この人俺のこと好きなんだ、って思ったらこっちも意識しちゃうかも。なるほど……
「と、いうわけなんだけど………みょうじなまえ、いかがでしょう?」
プレゼンを終えたみょうじさんの息は上がっていて。
緊張しただろうに沢山話してくれてありがたいな……
「みょうじさん、ありがとう」
「うん。時間とらせてゴメンね?」
「みょうじさんのこと、面白い人だって思ったよ」
「そ、そっか!ん?面白い人って褒め言葉?」
「褒めてる。俺の中ではかなり」
うん。面白いってかなりポイント高い。
ワクワクするよね、次に何を言い出すんだろうって思うのが。
ちなみにそういった意味では牧さんも面白いし信長も面白い。
「それで質問の答えなんだけど」
「は、ハイ!」
「好きになっても、いいよ」
「いいの!?」
「うん。お友達から、どうかな?」
「やっ、たぁ!」
みょうじさんのプレゼンを聞いて、
一緒にお寿司を食べたくなったし、おしゃべりなオカメインコにも会いたくなった。好きな本について話もしてみたい。
自分のことを楽しそうに話すところ、可愛いなって思った。
「プレゼン作戦大成功〜!」
「やっぱり面白いね、みょうじさん」
これは………告白?
同じクラスのみょうじさんと、放課後日直の仕事をしていたときだった。
あとは日誌を書いたら終わりで、机を挟んで向き合っていたらみょうじさんからの発言。
好きになってもいいか、の問いに何と答えるのが適切なのかがわからず戸惑った。
“好きです”とか“付き合ってください”とかじゃない、初めて経験する表現だったから。
「あっ、ごっ、ごめんね?突然……」
「いや、」
「急に言われても困るよね」
困る、というか……どうすればいいかわからなくて。
好きになっても……いいけれど、それは付き合うと同義として伝わる?
俺、みょうじさんのことそこまで知らないから急にお付き合いとかってなると…部活もあるし……
「あの!神くん!」
「あっ、うん」
頭の中でぐるぐると考えていると、みょうじさんが勢いよく俺の名前を呼んだ。
「プレゼンさせて!」
「プレゼン?」
「うん!私のこと!知ってもらわなきゃ始まらないもんね!?」
「そう、だね…!?」
「神くん部活行かなきゃだよね!?できるだけ手短に簡潔に話すから、お願い!聞いてくれる?」
「うん。いいよ」
手をパチンと合わせてお願いするみょうじさんの姿が必死で、よくわからないままプレゼンを承諾した。
だって、プレゼンって……何するの?
「そ、それでは…!コホン!名前はみょうじなまえです!」
うん、知ってるよ。
「誕生日は7月6日で、この日はピアノの日なんだけど私はねこふんじゃったしか弾けません!」
はは、そーなんだ?
「好きな食べ物はお寿司で、特にエビが好きなんだけど生エビは食べられなくて蒸しエビ専門です」
お寿司、美味しいよね。俺はネギトロかな。
「玉子のお寿司も好きで、海苔が細く巻いてあると嬉しいです」
あ、まだお寿司の話続いてた。
うん。海苔が巻いてある方がいいね。
「休みの日は友達と遊んだり、家で本を読んだりしてます。好きな本はミステリー系で、ラストを想像しながら読むのが好きです」
あ、ミステリー俺も好き。
そうそう、読みながらオチがどうなるか考えちゃうよね。
「家ではオカメインコを飼っていて、オナカスイターって喋ります。私の口癖がうつってしまいました」
てことはみょうじさんもいつも言ってるんだ?
結構食いしん坊なのかな?
「神くんのことは1年生のときから知ってて、最初は背の高い人だなーくらいだったんだけど、」
あ、俺の話始まった……
「2年で同じクラスになったら、部活を頑張ってるところとか、優しい話し方が素敵だなと思って」
そっか。話し方……初めて言われたな。
「今日日直が同じになるのを指折り数えて、絶対何か爪痕を残すぞ!って思ってて、」
爪痕って……はは。
プレゼン提案といい、面白い人だなみょうじさん。
「私のことはただのクラスメイトだと思うけど、私が神くんのこと気になってるってこと知ってほしくて伝えました」
そっか、知ってほしい……
確かに。この人俺のこと好きなんだ、って思ったらこっちも意識しちゃうかも。なるほど……
「と、いうわけなんだけど………みょうじなまえ、いかがでしょう?」
プレゼンを終えたみょうじさんの息は上がっていて。
緊張しただろうに沢山話してくれてありがたいな……
「みょうじさん、ありがとう」
「うん。時間とらせてゴメンね?」
「みょうじさんのこと、面白い人だって思ったよ」
「そ、そっか!ん?面白い人って褒め言葉?」
「褒めてる。俺の中ではかなり」
うん。面白いってかなりポイント高い。
ワクワクするよね、次に何を言い出すんだろうって思うのが。
ちなみにそういった意味では牧さんも面白いし信長も面白い。
「それで質問の答えなんだけど」
「は、ハイ!」
「好きになっても、いいよ」
「いいの!?」
「うん。お友達から、どうかな?」
「やっ、たぁ!」
みょうじさんのプレゼンを聞いて、
一緒にお寿司を食べたくなったし、おしゃべりなオカメインコにも会いたくなった。好きな本について話もしてみたい。
自分のことを楽しそうに話すところ、可愛いなって思った。
「プレゼン作戦大成功〜!」
「やっぱり面白いね、みょうじさん」
