short story
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「あ〜き〜ら〜!」
あ、怒ってる。
この子?俺の彼女。なまえ。
陵南男子バスケ部の中で唯一の女子マネージャー。
付き合い始めたときはそりゃもう部員から「抜けがけ」だの「気まずい」だの非難轟々で参ったんだけどさ、好きになっちまったし?仕方ない。
「もう!部活遅刻しないでって言ってるじゃん!」
「ワリィ」
「思ってない謝罪とかいらないから!」
「はは」
「ほらそうやって笑って誤魔化す!」
俺、何考えてるのかわかんないってよく言われるけど、自分では割と素直に生きてるつもり。
で、なまえも素直に生きてるタイプ。
スパッと切れ味がよくて、こーやって怒られるのもなかなか悪くない。むしろ心地良い的な?
あれ?俺ってMだったっけ?
部活が終わって、遅刻したバツとして用具室の片付けを監督から命じられた。
先に帰っててもいいのになまえも一緒に手伝ってくれるって。愛だね〜
「なまえ〜」
「ん〜?」
「お腹すいた」
「私も」
「なまえのおにぎり食べたい」
「明日作ってくね」
「お昼屋上行こうか」
「うん。寝ないでよ?」
「なんで?」
「膝に乗られたら動けないから」
「あれで英気を養ってるのに?」
「彰、おじさんみたい」
ボールを拭きながらケタケタと笑うなまえは部活の後だというのに疲れた様子を少しも見せなくて。
こういう明るいところに惹かれたんだよなぁ。
「なまえ、ぎゅーしよ」
「ダーメ!」
「だめ?」
「部活中はなにもしないって約束でしょ?」
「終わったよ、部活」
「片付け!終わってないでしょ?」
「最後まで頑張れるように」
「………もう」
仕方ないなぁって言いながらボールを置いたなまえは、あぐらをかいて両手を広げる俺の腕の中にすっぽりと収まった。
汗がつくからごめんって思うけど、俺の胸に寄り添うなまえをふわりと抱きしめる。
「彰がこんなに甘えんぼだなんて誰も知らないんだもんなぁ」
「知っててもいーの?」
「だめだけど」
そう、俺って実は甘えたがり。なまえ限定だけど。落ち着くじゃん、くっついてると。
最後にむぎゅっと一度強く抱きしめてから身体を離す。
右手でなまえの髪の毛を耳にかけると、途端に目を泳がせるなまえ。
なんでかって?
これ、キスするときに俺がいつもする仕草だから。気づいちゃって動揺してんの、カワイーでしょ?
「いっかいだよ?」
「うん」
顔を上げて目を閉じたなまえにそっと口づけると柔らかい感触に胸が高鳴った。
こんなのさぁ、
「1回って無理じゃねぇ?」
「やーくーそーくー!」
「次はなまえがしてよ」
「私が?」
「そう。それなら俺から1回、なまえから1回でどっちも1回」
「それ屁理屈っていうんだよ」
「駆け引き上手って言ってほしい」
「ああ言えばこう言う〜」
「ハイ、んー」
小気味良いお喋りは楽しいけど、今はコッチの気分。てことで目を閉じて催促。
「まつげ長いの、むかつく」
「生まれつきだから許してよ」
「許す。好きだから」
ほっぺたを両手で挟まれたと思ったら次の瞬間、ふにゅ、って。あー、いい気分。
目を開けてなまえを見ればなんとも照れくさそうな表情で。
さっき自分から好きって言ったことが恥ずかしいんだなこれは。かーわい。
「彰、片付け早く終わらそ」
「うん」
「もう遅刻したらダメだよ?」
「ハーイ」
「また心がこもってない〜」
「考え事に忙しくて」
「考え事?」
「どうしたらもう1回キスできるか考えてる」
あーあ、これは怒らせるやつってわかってるんだけどなぁ。つい言っちまうんだよ、正直だから。
「もう!明日のおにぎりナシッ!」
「あ、それはナシだろ」
ほら、怒らせちゃった。はは。
あ、怒ってる。
この子?俺の彼女。なまえ。
陵南男子バスケ部の中で唯一の女子マネージャー。
付き合い始めたときはそりゃもう部員から「抜けがけ」だの「気まずい」だの非難轟々で参ったんだけどさ、好きになっちまったし?仕方ない。
「もう!部活遅刻しないでって言ってるじゃん!」
「ワリィ」
「思ってない謝罪とかいらないから!」
「はは」
「ほらそうやって笑って誤魔化す!」
俺、何考えてるのかわかんないってよく言われるけど、自分では割と素直に生きてるつもり。
で、なまえも素直に生きてるタイプ。
スパッと切れ味がよくて、こーやって怒られるのもなかなか悪くない。むしろ心地良い的な?
あれ?俺ってMだったっけ?
部活が終わって、遅刻したバツとして用具室の片付けを監督から命じられた。
先に帰っててもいいのになまえも一緒に手伝ってくれるって。愛だね〜
「なまえ〜」
「ん〜?」
「お腹すいた」
「私も」
「なまえのおにぎり食べたい」
「明日作ってくね」
「お昼屋上行こうか」
「うん。寝ないでよ?」
「なんで?」
「膝に乗られたら動けないから」
「あれで英気を養ってるのに?」
「彰、おじさんみたい」
ボールを拭きながらケタケタと笑うなまえは部活の後だというのに疲れた様子を少しも見せなくて。
こういう明るいところに惹かれたんだよなぁ。
「なまえ、ぎゅーしよ」
「ダーメ!」
「だめ?」
「部活中はなにもしないって約束でしょ?」
「終わったよ、部活」
「片付け!終わってないでしょ?」
「最後まで頑張れるように」
「………もう」
仕方ないなぁって言いながらボールを置いたなまえは、あぐらをかいて両手を広げる俺の腕の中にすっぽりと収まった。
汗がつくからごめんって思うけど、俺の胸に寄り添うなまえをふわりと抱きしめる。
「彰がこんなに甘えんぼだなんて誰も知らないんだもんなぁ」
「知っててもいーの?」
「だめだけど」
そう、俺って実は甘えたがり。なまえ限定だけど。落ち着くじゃん、くっついてると。
最後にむぎゅっと一度強く抱きしめてから身体を離す。
右手でなまえの髪の毛を耳にかけると、途端に目を泳がせるなまえ。
なんでかって?
これ、キスするときに俺がいつもする仕草だから。気づいちゃって動揺してんの、カワイーでしょ?
「いっかいだよ?」
「うん」
顔を上げて目を閉じたなまえにそっと口づけると柔らかい感触に胸が高鳴った。
こんなのさぁ、
「1回って無理じゃねぇ?」
「やーくーそーくー!」
「次はなまえがしてよ」
「私が?」
「そう。それなら俺から1回、なまえから1回でどっちも1回」
「それ屁理屈っていうんだよ」
「駆け引き上手って言ってほしい」
「ああ言えばこう言う〜」
「ハイ、んー」
小気味良いお喋りは楽しいけど、今はコッチの気分。てことで目を閉じて催促。
「まつげ長いの、むかつく」
「生まれつきだから許してよ」
「許す。好きだから」
ほっぺたを両手で挟まれたと思ったら次の瞬間、ふにゅ、って。あー、いい気分。
目を開けてなまえを見ればなんとも照れくさそうな表情で。
さっき自分から好きって言ったことが恥ずかしいんだなこれは。かーわい。
「彰、片付け早く終わらそ」
「うん」
「もう遅刻したらダメだよ?」
「ハーイ」
「また心がこもってない〜」
「考え事に忙しくて」
「考え事?」
「どうしたらもう1回キスできるか考えてる」
あーあ、これは怒らせるやつってわかってるんだけどなぁ。つい言っちまうんだよ、正直だから。
「もう!明日のおにぎりナシッ!」
「あ、それはナシだろ」
ほら、怒らせちゃった。はは。
