ハニカミ少年少女
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あれから数日、少し気まずい気持ちはありながらも特に話すこともなくて、いつも通りの日常に戻った。
午後の授業を受けていると、隣の席の越野くんが寝ていることに気が付いた。
珍しいな、いつも真面目に授業受けてるのに。
バスケ部の練習大変なのかな。
そんなことをぼんやり考えていると、越野くんの肘が机の上に置いていた消しゴムに当たって床に落ちてしまった。
周りの人は黒板を見ていて誰も気づいていない。
拾わなきゃ、だよね。
越野くん寝てるし、そっと拾って机に置けば大丈夫だよね。
たかだか消しゴム1つに意を決する私はどうかと思うけど、やっぱりあのことがあってから意識してしまうのは事実で。
よし。
椅子からそっと立ち上がって、床に落ちている消しゴムを拾う。
そして越野くんの机に消しゴムを置いて……よしOK!
自分の席に戻ろうとしたとき
「やべっ!」
っと小さく発した越野くんの上半身が勢いよく起き上がった。
それと同時に、まだ立ったまま越野くんの席の真横にいる私と目が合った。
私は慌てて「越野くんの消しゴム落ちたから拾っといたよ」と伝えた。
越野くんはビックリした表情のまま
「そっか、ありがとう」
と言って黒板を向く。
ビックリしたあ!
まさかこのタイミングで起きるなんて…
席についた私はバクバクと鳴っている心臓を静めるために小さく深呼吸した。
程なくして授業が終わり、教科書をしまっていると
「みょうじさん」
隣から声がした。
越野くんだ。
「ん?何?」
なるべく平然を装って返事をした。
「あの、さっきは消しゴム拾ってくれてありがとな」
さっきのお礼だった。
律儀な人だなあ。
「ううん、全然いいよ」
「県大会近くてさ、最近昼メシの後も自主練してたらすげえ眠くなってさ、って何言ってんだ俺…」
越野くんは頭をガシガシかきながら恥ずかしそうに目線をそらす。
その様子が、ちょっと可愛いな、って思ってしまって自然と笑みがこぼれた。
「そっか、頑張ってるんだね。県大会も頑張ってね」
「うん、ありがとう!」
初めて越野くんとちゃんと話した気がする。
良い人だな。
午後の授業を受けていると、隣の席の越野くんが寝ていることに気が付いた。
珍しいな、いつも真面目に授業受けてるのに。
バスケ部の練習大変なのかな。
そんなことをぼんやり考えていると、越野くんの肘が机の上に置いていた消しゴムに当たって床に落ちてしまった。
周りの人は黒板を見ていて誰も気づいていない。
拾わなきゃ、だよね。
越野くん寝てるし、そっと拾って机に置けば大丈夫だよね。
たかだか消しゴム1つに意を決する私はどうかと思うけど、やっぱりあのことがあってから意識してしまうのは事実で。
よし。
椅子からそっと立ち上がって、床に落ちている消しゴムを拾う。
そして越野くんの机に消しゴムを置いて……よしOK!
自分の席に戻ろうとしたとき
「やべっ!」
っと小さく発した越野くんの上半身が勢いよく起き上がった。
それと同時に、まだ立ったまま越野くんの席の真横にいる私と目が合った。
私は慌てて「越野くんの消しゴム落ちたから拾っといたよ」と伝えた。
越野くんはビックリした表情のまま
「そっか、ありがとう」
と言って黒板を向く。
ビックリしたあ!
まさかこのタイミングで起きるなんて…
席についた私はバクバクと鳴っている心臓を静めるために小さく深呼吸した。
程なくして授業が終わり、教科書をしまっていると
「みょうじさん」
隣から声がした。
越野くんだ。
「ん?何?」
なるべく平然を装って返事をした。
「あの、さっきは消しゴム拾ってくれてありがとな」
さっきのお礼だった。
律儀な人だなあ。
「ううん、全然いいよ」
「県大会近くてさ、最近昼メシの後も自主練してたらすげえ眠くなってさ、って何言ってんだ俺…」
越野くんは頭をガシガシかきながら恥ずかしそうに目線をそらす。
その様子が、ちょっと可愛いな、って思ってしまって自然と笑みがこぼれた。
「そっか、頑張ってるんだね。県大会も頑張ってね」
「うん、ありがとう!」
初めて越野くんとちゃんと話した気がする。
良い人だな。
